【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第7週(31回~35回)の最新話あらすじ、内容
この記事は5分で読めます📚 2021/7/2更新しました。
前回の「おかえりモネ」6週目の記事の続きです。
1.(再記)おかえりモネについて
『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。宮城・気仙沼湾沖の島に生まれ育ち登米で青春を過ごしたヒロインが、天気予報を通じて人々の役に立ちたいと気象予報士を目指して上京し、やがて故郷の島へ戻り予報士としての能力を活かして地域に貢献する姿を描く。安達奈緒子作。
先週はモネが気象予報士試験にむけて勉強が佳境を迎えていたのと、ジャズ喫茶の田中さんとのストーリーが中心でした。今週は気象予報士の浅岡さんが再び登米を訪れるようです。
2.第7週「サヤカさんの木」あらすじ
百音(清原果耶)の初めての気象予報士試験は、不合格だった。百音は菅波(坂口健太郎)に勉強をみてもらい再チャレンジを決意するが、日々充実していく森林の仕事との両立に悩む。そんな中、サヤカ(夏木マリ)が作業中に骨折、百音はしばらくサヤカの面倒を見ることに。ある日、朝岡(西島秀俊)が部下の気象予報士・野坂(森田望智)と内田(清水尋也)を連れて久しぶりに訪ねてくる。そして、百音の気象への気持ちに変化が起き…。
3.第31回内容・感想
3月になり登米市全域へ学童机4,200台の納入が終わり、晴れ晴れとした顔のモネ。気象予報士試験は「不合格」だったが、落ち込む様子はない。ただ、本業が忙しいようで、先生からも「いま永浦さんがやるべきことはなんですか。”家に帰って休むこと”」と言われる。
雨の日、足を骨折したサヤカさんを背負った菅波先生が組合に戻ってくる。診療所で処置後、モネは先生と一緒にサヤカを家へ送り届ける。「こういうときは誰だって一人は不安です。あなたがいてよかった」
モネはしばらく普通免許の勉強をしたいと菅波先生に告げる。先生は「わかりました。気象予報士の試験と比べたら簡単すぎてめまいがしますよ。ただ甘く見ないでくださいね」とエールを送る。その後、何かを思い背中を見つめる先生と、サヤカさんの喜ぶ顔を楽しみにして歩いていくモネ。
■春になりました。試験結果は不合格でしたが、モネは気にしてなさそうです。気にしなさすぎるところが菅波先生には引っかかっている気がしますね。サヤカさんのケガを心配するモネの気持ちは分かりますが、モネが”やるべきこと”とは何かを菅波先生は今後も聞いてくるのではないでしょうか
4.第32回の内容・感想
モネは普通自動車免許の取得を嬉しそうに菅波先生に報告するが、8月の気象予報士試験は本業が忙しく出来も悪そう。
先生からも「社会人あるあるですね。また頑張って半年後受けることもできますが、永浦さんにそこまでのモチベーションがありますか。」
悩んでいる日々、登米の組合に気象予報士の朝岡さん(西島秀俊)が来る。モネは気象予報士メンバーとフィールドワークしていると、再び気象へ興味が湧いてくる。彼らの会社であるウェザーエキスパーツのホームページを検索し、「気象であなたの生活とビジネスを守ります」の一文に惹かれる。
■「(普通免許合格)良かったですね」と優しくいう菅波先生が印象的でした。気象予報士試験はまたダメでも、菅波先生の言うとおり資格がなくてもやりたいことを見つけられたならそれでも良いのですが。新メンバーで野坂(森田望智)さんと内田(清水尋也)くんが登場して、今後モネとの物語に特に関わりそうですね。
5.第33回の内容・感想
朝岡さん・中村先生とサヤカさんの出会いは4年前の震災後の復興支援。中村先生は災害派遣ドクターで赴任しており、朝岡さんは観測機の設置で沿岸部を回っていた。「しっかし、、まだまだだなぁ。。」「まだまだですね」とつぶやく二人。
高卒後の進路について、耕治と未知で話し合い。大学には行かず水産試験場の県職員になりたいとのこと。耕治は「みーちゃん、無理してないか?」「‥‥無理なんかしてない。。」
朝岡さんとモネの会話。「気象は未来を予測して大切なものを守る時間(リードタイムについて)を提供します」「あと、、」
雨が強い日、サヤカも台風が強かった9月17日が誕生日で同じだと知る。山主の家では昔から植樹をしてきた。樹齢300年の木は人々の暮らしを守るものであり、樹を土地を守り続けるのが役目だと思ってサヤカは生きてきた。
「あと、、(あの日)何もできなかったと思うはあなただけではありません。その思いがある人は、次は何かできるようになりたい強く思う。その思いが我々のエンジンです。」朝岡さんの言葉がモネの心に響く。
■朝岡さんの言葉「天気は未来がわかる」「大切なものを守る時間を提供する」はモネに響きますね。モネにとって人生におけるキーマンになる存在ですね。あの日をきっかけにボランティアに行ったり、仕事を変えたり人生の大きな選択をした視聴者にもこの言葉は響いてますよね。
6.第34回の内容・感想
田中さんは菅波先生と相談のもと、仙台の病院で過ごすことを決めた。「(喫茶店での)先生の言葉のおかげだ。もう少し生きてみたい」モネから耕治ら家族へ連絡すると、仙台に行ったときには寄るようにするとのこと。
ついでに未知から頼まれ、耕治へ(未知の)進路を自由にするよう説得する。耕治は「どうせ二人は俺の言うこと聞かないしな。必ず受かって水産試験場目指せよ」と未知に優しく言葉を投げかける。
電話を代わり龍巳とサヤカさんの会話「植樹祭残念でしたね」「今年は良いんですよ、それに、、次の世代はもう育ってっから」「そうですね、育ってますね」それぞれモネと未知に目をやる。
また、気象予報士の野坂さんとの会話。「朝岡さんって気象畑に向いている人(大学院生だったのに引き抜かれた内田さん同様)を、連れてきちゃうの。次は永浦さんかも」とは言われるが、夏の気象予報士の試験結果は不合格。悔しがるべきなのか森林組合と天気予報資格の間で揺れ動くモネ。
■田中さんは、娘さんから生まれた孫との写真が送られてきて嬉しそうです。長生きすることを選んでよかったと思う日がきっときますよね。龍巳さんとサヤカさんの会話で、サヤカさんがモネに相当期待しているのが伝わります。その分、モネはこのまま組合を続けるのか新たに気象予報士を目指すのかで悩むことになっていそうです。
気象予報士試験がどんな内容は私も興味があり、テキストを調べてしまっています。
7.第35回の内容・感想
菅波先生にモネは「東京はそんなにすごいところですか?」と話しかける。先生には「自分の中では(東京へ行きたいと)決まっているんですよね。」と真意を見抜かれる。「決まっていても、もう一つのものを捨てたくない。」というモネに「いずれにせよ気象予報士の資格は取らなきゃ」と。
モネは「木や山の仕事が好きで、誇りに感じている。今なら尊敬するサヤカさんを一番近くで支えられる」陰で聞いていたサヤカさんはガッツポーズする。
「でも出会ってしまった、ものすごく心惹かれるものに。出会う人みんなに引きずり込まれ、気持ちが引っ張られる。」というモネに、「だったら覚悟を決めるべきです。東京はそこまで魅了的な場所ではありません。でも、そこでしかやれないものがあるなら行くべきだと思います」それを聞いてサヤカさんはその場を離れる。
12月を迎え、樹齢300年の樹木の伐採が3月に決まる。樹木へ話しかけるサヤカさん「良いじゃないの。また、独りでも。こういう人生よ」と、惜しむ目には涙が浮かぶ。
菅波先生の勧めもあり通信講座と対面授業@仙台での勉強を続けるモネ。夜の勉強ではいつしかモネが菅波先生に教える立場になっていた。「えっ、この状況は納得行かない。。」
■樹に”また独り”と話しかけるサヤカさんは、樹がなくなりモネも去ることによる”独り”のように感じました。ずっと守り続けてきた樹木と、山のことを本当に好きになってくれたモネがいなくなってしまうのは寂しいことですよね。
今週はサヤカさんの木が題名でしたが、サヤカさんが”守りたいもの”の比喩なのかもしれません。樹齢300年の樹ことや、後継ぎとして期待するモネのこと。そのモネは今週、周囲の協力や助けを得て気象予報士への迷いを断ち切り新たな一歩を踏み出せてよかったです。朝ドラはヒロインの成長物語ですがそれをサポートするやり取りが醍醐味ですね。
また来週も感想を書いていきたいと思います。
第8週は「それでも海は」亮ちんの家族にお母さん(坂井真紀)も加わり、焦点を当てていくようです。
見逃した方はこちらから。
ブルーレイも発売が決まっているみたいですね。
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