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2018年歌詞にしびれた曲まとめ

年々そうなのですが、アルバム単位というより曲単位で聞くことが多くなってきました。Spotifyの影響だと思います。
もちろんアルバム単位で聞いた方が良い曲が多いのはわかるのですが、Spotifyが便利すぎて曲単位で聴くことが多くなってしまっている。

今までは、

アルバム聴く → 良い曲発見する → その曲をひたすら聴く

だったのですが、最近は

良い曲発見する → その曲をひたすら聴く → その曲が入っているアルバムを聴く

という風に変化しました。


で、私は結構歌詞を見るのが好きなので、歌詞が良い曲を何度も歌詞カード見ながら聴くことが多いです。そこで今回のnoteでは、

いやーこの歌詞しびれたな〜!

という曲をまとめました。その曲のどの歌詞にしびれたのかも合わせて書きます。全10曲です。

目次
Arctic Monkeys 『Star Treatment』
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』
シン(阿部サダヲ)&ふうか(吉岡里帆) 『体の芯からまだ燃えているんだ』
Bird Bear Hare and Fish 『Work』
フジファブリック 『Water Lily Flower』
Chance the Rapper 『Same Drugs』
THIS IS JAPAN 『TALK BACK』
星野源 『Pop Virus』
七尾旅人 『きみはうつくしい』
Homecomings 『Blue Hour』

Arctic Monkeys 『Star Treatment』

I just wanted to be one of The Strokes
Now look at the mess you made me make Hitchhiking
(ストロークスの一員になりたかっただけなのに・・・)

この『The Storokes』の部分を自分が憧れている人に変換すると、誰でも感情移入できるのではないでしょうか。
ただ単にあなたのヒーローになりたかっただけなのに、今なんでこんなことしてるんだろう。。。みたいな。
2006年に、それこそポストストロークスの様な形で出てきて一気にスターになったアークティックモンキーズが、10年以上の時を経てこの様な音楽スタイルに変わりながらもストロークスに思いを馳せる歌詞にしびれました。


ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』

背伸びでは足りないボーイズが世界を揺らす

背伸びして大人ぶっている少年を、『背伸びでは足りない』って表現するのカッコよすぎないですか!?しびれました。


シン(阿部サダヲ)&ふうか(吉岡里帆) 『体の芯からまだ燃えているんだ』

言葉は死なない 歌い続けるさ ロックンロールに終わりはない
泣き言叫んでヒロイン気取りで 世界を変えていくつもりもない
ただ人生が燃え尽きるまで 叫ぶのさ

『言葉は死なない 歌い続けるさ ロックンロールに終わりはない』の箇所でもうしびれているのですが、最後に
『ただ人生が燃え尽きるまで 叫ぶのさ』と『歌う』のではなく『叫ぶ』と歌っているのがやばいですね。歌っているんじゃなくて叫んでいるんですよね。しびれました。

あとはAメロで

『聴こえないのならば ボリュームを上げてやるわ...』

と歌ったあと、どんな歌詞が続くのかと思ったら

イェーイェイェイェイェーイェイェイェイェーーー!!

と叫んでいるのがカッコよすぎだと思いました。

私たちにボリューム上げてどんな歌詞を聞かせてくれるのか期待させておきながら、歌詞ではなく『yeah !』と叫びまくるというのが、先にあげた歌詞につながっていて素敵だなと。しびれました。

ちなみにこの曲ははあいみょん。が書いているみたいですね。すごいソングライターだと思いました。


Bird Bear Hare and Fish 『Work』

稼ぎを分け合おう 迎えの船のために
(Let's share our money)

なんかちょうど仕事で稼ぎを独り占めしようとされているんじゃないか ..?みたいに思っていた時にこの曲聞いたんですよね。タイミングが良いなと思いめちゃめちゃしびれました。

ガリレオガリレイの時もそうでしたが、尾崎さんが書く曲は不思議とノスタルジー感があって、胸がキュンとしますよね。


フジファブリック 『Water Lily Flower』

多分今年一番聞いたんじゃないかな?と思う曲。もうフジファブリックで一番好きと言っても良いでしょう。一番好きでしょうこんな名曲!

暖かいコーヒーを飲もう 
さあもう進んでくんだろ
昨日を追っているよりも 
明日を待っているよりも

映画、『ここは退屈、迎えに来て』の主題歌なので、映画の内容に沿ったような歌詞なのだと思いますが、フジファブリックの物語を考えるとそれだけではないようにも聞こえる。

ただ最後にこういう希望の歌詞で終わるのがしびれました。どんなことがあっても進んでいくしかないだろうという決意の歌にも聞こえます。ここはしびれるを通り越して泣きます。


Chance the Rapper 『Same Drugs』

We don't do the, we don't do the same drugs, do the same drugs no more

チャンスザラッパーに関しては、もう歌詞というよりサマソニのライブで痺れたんですよね。(見に行っていないので、見た人の話やYoutube動画で見ただけですが)
東京の会場でこの曲の大合唱があって子供のように笑顔になるシーンがあるとか。そんなの良すぎるじゃないですか。

たまに思うのですが、人として魅力的なのは可愛げがある方だと思います。チャンスザラッパーには魅力的で応援したくなる可愛げがあります。



THIS IS JAPAN 『TALK BACK』

君を待っていた この声が枯れるまで ここで叫んでいた
退屈をこの音に アイソレーションをこの音に

THIS IS JAPANはほんとただのファンです。全曲良いんですけど、今回のアルバム(または前回のコンピあたり?)から、オルタナ好きとかナンバーガール大好き加減とかが前面に押し出されててものすごく良いなと感じています。毎回しびれさせてくれるバンドです。最高。


星野源 『Pop Virus』

始まりは炎や棒切れではなく
音楽だった

この前でたアルバムのリード曲。
この歌詞すごすぎでしょ。人類は音楽から始まったという宣言。しびれました。


七尾旅人 『きみはうつくしい』

いつかきみはたちあがる どんなに道は険しくとも
雨にうたれ 風にふかれ 果てない壁に阻まれても
きみはうつくしい

現代の最高詩人は誰なのでしょう。七尾旅人は間違いなくその一人だと思うのですが。

でも ありえない言葉も ありにできる
望めない景色も やがて見える
そう思いたいから
息することをやめないで

こんなに背中支えてくれる曲もないのではないでしょうか。しびれました。


Homecomings 『Blue Hour』

ペンキをこぼしたみたいな
夜が影をひいて
僕らは途端にわからなくなる

Blue hourとは、日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のこととのことです。

ということで冒頭のこの歌詞が好きです。
夜には全てわかった気がして、なんか自分がとても強い人間のように感じるのですが、朝になると『あれってなんだったんだろう...?』という感情になり、一切何もできなくなってしまう。。
そんな感情を素晴らしいメロディに乗せて歌ってくれてます。しびれました。


ということで以上です。

歌詞にしびれたということでまとめたので、日本語曲が多かったですね。ぜひ聴いていただけると嬉しいです。

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