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相手に好印象の会話術〜『超一流の雑談力』〜

お疲れ様です!

今回のテーマは「意味のない雑談から超一流の雑談へ」です。
安田正さんの『超一流の雑談力』を読んで、僕自身とっても勉強になったので全部で2回に分けて、皆さんに少しでもお伝えできればいいと思って書かせていただきます!

人と話をしているとき「次なに話せばいいんだろう…」や「会話が続かない…」と思っている方に少しでもお役に立てれば幸いです!
じゃあ実際に人はどんな話をすれば、あなたと話していたいと思ってくれるでしょうか。
この投稿を読んで、出会った人から「好き」と思っていただけるような内容を皆さんに共有できたらと思います!
後半もポイントを3つに絞って紹介します!

① さらに距離を縮める二度目の雑談


「初対面の人と会話が盛り上がったら次はどうすればいいのか?」結構悩む方は多くいませんか?多くの人はせっかく相手と縮めたはずの距離を、二度目に会うときには、それがまるでなかったかのように振る舞いがちです。せっかくできかけた関係性がリセットされてしまったらもったいないですよね?
では、そんな時にはどうすれば良いのか?
それは、「前回に教えてもらったこと」に触れることなんだそうです!
二度目に会ったときには、「一度目に会ったとき話したこと必ずふれる」ことなんだそうです。

例えば、「先日教えていただいたイタリアンのお店、早速いってみたのですがとても美味しかったです。普段イタリアンは食べにいっているのですが、あのお店は僕がいつも行くところよりも雰囲気も料理の味も段違いでした。これから通いたいと思います。教えていただいて本当にありがとうございます!」
このようにして、前回どのようなことを聞いたか、それを踏まえてどうアクションを起こしたのか、実際に体験してみて何を感じたか、などを伝えられると良いそうです。

「また教えていただいてもよろしいですか?」といった一言を付け加えることも、相手と今後も継続的に関係を作っていきたい、という意思を見せることも距離が縮めるコツなんだそうです。これは相手と距離を縮める強力な武器になっていきます。相手は自分に興味がある人のことを嫌いには慣れないんだそうです。

僕も「前回に教えてもらったこと」にふれるように心がけています。僕は年上の方とお話しをすることが好きです。それは多くのことを教えてくださるからです。前回教えていただいたことを実践して次に会うときにそのことを話すと、とても会話が盛り上がります。さらに、また色々なことを教えてくださるという、どちらにとっても良いサイクルを作り出すことができます。そうなると僕も、相手もまた会いたくなるという現象が起きてしまうんです。皆さんも実践してみませんか?笑

「前回教えてもらったことにふれる」これだけ覚えていってください!

② タイプによるアプローチの違い


「みんながみんな同じではないだろう」と思う人も多いかもしれません。世の中にはたくさんのタイプの人間がいます。②では「相手のタイプを見極めたうえで話題の振り方や接し方」を紹介したいと思います。

⑴ プライドが高い人は上手に褒める
⑵ 優しくて話しやすい人は意外と危険
⑶ さっさと結論が欲しい人にはメリットを
⑷ 社交的な人には楽しい話を
⑸ 大人しい人にはペースに合わせてゆったりと

最初に紹介するのが⑴の「言いたいことをハッキリ言う」タイプです。経営者や管理職に多いタイプです。特徴として、「会話のテンポが早い」「興味のある話にはドンドン食いつく」「会話の途中でも遮って質問してくる」などがあります。
このタイプは基本的に無駄な話を嫌うそうです。やりとりの中でも「で、話は何なの?」と結論を求めてくるため、「気やすい雑談で距離を縮める」よりも「雑談をフックに相手のメリットのある話をしていく」ことが重要なんだそうです。近付き難いタイプではありますが、このタイプの人は一度仲良くなると義理堅いタイプでもあります。

基本的には結論ファーストで話し、その後に理由を言うようにした方が良いんだそうです。また、プライドが高いタイプでもあるので、上手に褒めたりすることで「見どころがあるな・・・」と感じてくれるそうです。「怖いから近づけない」のではなく、そう見えるだけであって、入っていけば仲良くなれます。その意味ではシンプルで関係の作りやすいタイプなんだそうです。

⑵の話やすい人は、笑顔で深く共感をしてくれます。雑談がしやすいタイプです。印象としては「感じがいい」「よく頷いてくれる」「ややゆったりめのテンポで話す」などがあります。
仮に皆さんが営業マン度としたら、このような人が出てきたらどう思いますか?多くの人は嬉しくなってしまうと思います。しかし、このような人は「営業マン殺し」と呼ばれているんだそうです!

このタイプは優しさや思いやりの深さが特徴です。寛容な人が多いので楽しそうに話を聞いてくれます。しかし、その反面、決断力に乏しい人も多く、話が盛り上がっているのに、本題が進まない、話が進展しないことが多いんだそうです!「頼りない」と思われがちです。そんな人を「動かしたい」場合には、ある程度の押しの強さが必要なんだそうです。頃合いを見て本題を切り出す、決断を促すということです。

ただし、焦って会話のテンポを上げすぎないように気をつけた方が良いそうです。ハイテンポで畳み掛けられることが苦手ですので、和やかな空気で会話をしていくことが大切です。
「こう思うのですが、いかがでしょうか?」と一緒に動いていくような気持ちで話していくことを心がけると良いそうです!

⑶は「分析家」タイプです。特徴としては、「きちっとした雰囲気がある」「淡々として冷静な受け答えをする」「何度も質問する」「細かい」などがあります。このタイプは「理系」や医者に多く、興味があることには熱中するが、必要のないことには関心が薄いんだそうです。⑴と似ている部分が多いですが、最大の違いは「冷静さ」だそうです。

このタイプの人は雑談で盛り上がらないことも珍しくないんだそうです。そのため、話題に乗っているか、いないかを見極めるために目の色や言葉の変化にいつも以上に敏感でいることが大切なんだそうです。具体的な話題としては、笑い話などではなく、相手の好奇心を満たすようなものが良いそうです。話し方のコツとしては、「今日の話のポイントは3点あります」などと整理しながら話すことが大切なんだそうです。

⑷は「根が明るい」タイプです。特徴としては、「笑顔で接してくる」「冗談やユーモアがある」「リアクションが大きい」などがあります。遮光性が高く、人と触れ合うことが好きなタイプの人は、雑談が盛り上がりやすくなります。決して「理詰め」タイプではないので、その場が楽しくなるような雑談を第一に心がけることが良いそうです。

具体的には、上手に聞くことが大切なんだそうです。ただ、注意が必要な点としては、このタイプの人は話題がコロコロ変わったり、脱線することが多いことです。脱線しすぎてしまったら、「あ、〇〇といえばさっきの話に戻りますが」などと方向修正することが必要となるそうです。このタイプの人が物を買うときは、商品の性能や値段ではなく、「これを持っていたらカッコいい」と言って決めたりします。

付き合う際には、言葉の表現や表情など、態度をポジティブにヨイショしながら会話を進めることが大切なんだそうです!

⑸は大人しい「控えめ」タイプです。特徴として、「優しい印象」「相手に共感をしてくれる」「自分の意見をあまり言わないため、気持ち、考えがわかりにくい」があります。このタイプの人は自分の意見を出さない、決断か苦手な人が少なくありません。そんな時、メリットを説明して強くプッシュしがちです。しかし、これはやってはいけないアプローチなんだそうです。

なぜなら、「想定外のこと」が起きるのが苦手なんだそうです。あくまで自分のペース、やり方で判断したいと考えています。このタイプと接する時は、とにかく相手に合わせることなんだそうです。話すテンポが遅い時はこちらもゆっくり、相手が黙るようなら、定期的に沈黙が起きても良いそうです。

このタイプは、大人しく、相手に対する適応性が高いのですが、慣れていくとかなり気安く、内弁慶的な態度が出る人もいます。そんな一面を見ることができたら、結びつきが出来上がったと思って良いそうです。ここまで関係が進めば、お願い事もしやすく、話を聞いてくれる可能性もグッと上がります。慌てて関係性を縮めようとしないことが重要だそうです!

僕は沈黙が苦手で大人しい「控えめ」タイプにガツガツ話してしまい、交渉ができなかった経験があります。この本を読んで逆に「沈黙」をしても良いんだ、と気づくことができました。タイプによってアプローチを変えることが関係を良くする秘訣なので、見極めながらこれから人と話をしていきたいと思います!

「タイプによってアプローチを変える」これだけ覚えていってください!


③ 「ところで本日は〜」は最悪の出だし


「ところで本日は〜」これ結構使う人多くないですか?笑 僕は多く使ってしまう人でした。営業や交渉ごとなど、人を相手に仕事をする中で達成したい目的「本題」があります。これはビジネスシーンだけではなく、プライベートで気になる人を「デートに誘う」「告白する」などといったシチュエーションでも使えるんだそうです!

最大のポイントは「雑談でできた雰囲気そのまま本題へ」と「あくまで雑談からヒントを得た体で」ということです。
雑談で出来上がった良い雰囲気、空気を維持したまま本題に移ることが大切なんだそうです。大抵の場合は「それで今日なんだけど・・・」とつい本題に入る前に魔を作ってしまいがちです。

しかし、これでは「会話の流れを断ち切る」ことになり、少し不穏な雰囲気が生まれてしまいます。自分も相手も緊張してしまい、話を警戒される可能性が高くなるそうです。
「今の話で思い出したのですが・・・」「実は私も同じ考えでして・・・」など、自然と本題に入るためのフレーズを身につけていくと良いそうです!

「あくまで雑談からヒントを得た体」ということは、「準備万端で今この話をしています!」というよりも、「今のあなたの課題を解決できるものが、そういえばありました!」というスタンスの方が受け手は気が楽なんだそうです。具体的には「本題の内容」から連想されるキーワードをピックアップしておきます。そして相手と雑談しながら、事前に用意したキーワードと相手の言葉をリンクさせるんだそうです。

例えば、ウェブサービスを人に紹介したい場合。「人材を育てる」「すぐに見つかる」「手間を省ける」「簡単」などの単語をピックアップしておきます。これを相手から出た言葉とリンクさせていきます。

A「Bさん、相変わらずお忙しそうですね。」
B「いや、実は経理の人が最近やめてしまって、対応が大変なんですよ」
A「そうだったんですね。大変な時に申し訳ありません。ただ今回、そう言った方々に向けて人材紹介の新しいウェブサイトのご案内で伺ったんですよ。是非お力になれると思ったのですが、〇〇分ほどお時間いただけますでしょうか?」

このように雑談がヒントになって「そういえば・・・」という体で本題に入ることがいいんだそうです。そのために、事前に自分の話す領域についてキーワードを溜めておき、どんな球がきても拾えるように準備しておくことが大切なんだそうです!

僕も事前に話す内容を調べていこうと思いました。僕も結構「ところで本日は〜」と入ってしまうタイプです。スムーズに本題に入ることが断られない秘訣でもあるので心がけていきたいと思います。

「雑談をヒントにして本題に移る」これだけ覚えていってください!

一流の雑談力の3ポイント
① 前回教えてもらったことに触れる
② タイプによってアプローチを変える
③ 雑談をヒントにして本題に移る

最後まで読んでいただきありがとうございます。本を読んでたくさんの発見があり、アイディアが思いついちゃったので、今後もガンガン共有させてください!!笑

明日から実践できることばかりなので、一緒にやってみませんか?

今後もたくさんの本を読み、少しでも皆さんのためになりそうなことはお伝えしていきたいと思いますので、これからの投稿に少しでも期待していただけたら幸いです!

よろしくお願いいたします!


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