国を守ることについて
2012年のブログに記載した記事です。私も何も進んでないことに反省しています。
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皆様、もし、明日から国がなくなることを想像したことがありますか。
想像できないのではと思います。
しかし、日本は、非常にぐらついた不安定な場所にいることを知らなければいけません。
日本は、本当に危うい場所に立たされているのです。
亡国の瀬戸際にいることを自覚しなくては、なりません。
まず、そのような立場にいることを知らなくては、対応の仕様がありません。
どのような危機かは、侵略される危機です。
自分の国を自分で守れない国は、世界では、侵略されて当然でアメリカが日本のためにアメリカ国民の血を流してまで守ってくれるはずはないのです。
そして、日本は、金持ちであり(今は金持ちではありません。)、それも、無防備です。
いつ、狙われても不思議でありません。
ガードマンがいない宝石店と同じです。
無防備の国で狙われなかった国はないのです。
チベットしかり、カルタゴしかりです。
カルタゴについて、外務省のホームページから引用します。
私は、外務省の意図とは、違う解釈をしました。
「カルタゴは、今から2000年以上昔、北アフリカ沿岸都市国家の一つで、地中海世界で有数な国家として栄えていたカルタゴは、紀元前200年頃、軍事大国ローマと第2次ポエニ戦争を戦い敗れて無条件降伏した。その時の講和条約の内容は次のとおりであった。
(1)独立は認めるが、本国以外の海外領土は全て放棄すること、
(2)専守防衛に限り自衛軍の存続を認めるが海外派兵は認めない、
(3)カルタゴ駐留のローマ軍の経費は全てカルタゴが負担すること、
(4)賠償金を支払うこと、等である。
戦後、カルタゴは経済活動のみに専念し、奇跡の経済復興を成し遂げた。
勝ったローマの方は表面的には華やいでいたものの、勝者としての国際的責任と義務をかかえこみ、逆に財政赤字に苦しむ国家となっていった。
発展をつづけるカルタゴを苦々しい思いでみていたのはローマの元老院(議会)ばかりでなく、他の地中海諸国も同様であった。
このままの状態がつづけば、世界の富は全てカルタゴに支配されてしまうと恐れをいだいた軍事大国ローマは、いろいろな無理難題をカルタゴにおしつけ、それを拒否したカルタゴに一方的に宣戦を布告し大軍を送った。
カルタゴは、仲介をたのむ国もなく、孤立無援の戦いをつづけ、紀元前145年、ついに全国民玉砕し、カルタゴは地球上から完全に抹殺されてしまったのである。
カルタゴは、ローマとの関係を重視し、約束を守り、友好関係をつづけてきたつもりでいたにもかかわらず、ローマ国内にカルタゴに対する嫉妬、憎しみ、いらだちが充ちあふれていたことに気づかなかった。
既にローマの属国となっていたギリシアは、そのヘレニズム文明がローマ人に敬意をもって受け入れられていたために、国家としても安泰であった。
カルタゴには、ローマが敬意を払うような文化もなく、十分な軍事力もなく、また、外交の稚拙さゆえに友好国家を作ることもなく、ただただその自国の経済力のみを頼りにしてきたのであるが、その経済力があだとなり、ローマの憎しみの前には何の力も持つことなく、地球上から消えていった。
強力な軍事力をもたないカルタゴは、その巨大な経済力で近隣諸国との友好関係を築いておくべきだった。 我々も“歴史を学ぶ”のではなく、“歴史に学ぶ”べきであろう。」
外務省は、だから、ODAを推進しようといっているのです。
違うのです。
解釈が根本から間違っています。
近隣諸国から侵略されないために、軍事力を持つことに決まってるでしょう。
なぜ、分からないのでしょうか?
今からでも遅くありません。
国論を変えるべきです。
その時のカルタゴの決定的な滅亡の原因は、武装解除されたからです。
条約違反を口実にローマは、軍を召集し、カルタゴに対して、戦争を示唆し、ローマ軍は大陸に上陸しました。
カルタゴは驚き、貴族子弟300人を人質として送りました。
それでも許されず、ローマは、武装解除を迫りました。
武装解除すれば、戦争をしないと。
カルタゴは、20万人分の防具や武器、2000の弩をローマに譲り渡しました。
それでも許されず、ローマは、カルタゴに「カルタゴの街を破壊することにした。10マイル内陸に都市を築くことで許してやる。」という破滅的な条件を提示したのです。
海洋国家カルタゴにとって滅亡を意味する条件でありました。
丸腰のカルタゴは、相手が最強ローマ軍といえども、最後を悟り、戦う覚悟を決めました。
その後、3年間の攻城戦の後、滅亡しました。
30万人の市民のうち20万人の半分は、餓死、残りは、戦死、最後の6日間に、残りの10万人は、5万人が虐殺され、残り5万人が奴隷となったといわれています。
そこで注目するところは、丸腰でローマ軍相手に3年間も戦ったことです。
おそらく、武装解除しなかったら、滅亡はなかったと思われます。
それに、チャンスは、まだありました。
亡国の危機を叫ぶハンニバルという優国の志士がいました。
にもかかわらず、享楽に溺れたカルタゴ市民は、「お前は、戦争を始めるのか。」と貶め、国外追放する愚かな行為をしています。
なんと、愚かなことであるか!
愛国者を貶め、目先の享楽に溺れた者の意見がとおり、それもローマの企みにのった国外追放だったのです。
国全体がその策略にまんまとはめられています。
そういったチャンスも潰し、カルタゴは、亡国への道をひた走りました。
今の日本となんと似ていることか!
私は、この美しい国土が共産主義の輩に蹂躙されるのは、見ていられません!
カルタゴの武装解除で笑ってはいられないです。
なぜか?
現代の武装解除が既に始まっています。
それは、原発が停止することです。
原発が停止すれば、核は、作れません。
そう、原発問題は、安全保証の問題なのです。
一人でも多くの方が防衛を強めることに目覚め、国防の問題を真剣に考えてくれることを祈念します。
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この記事をブログに書いて10年が経ちました。
状況は更なる悪化の一途を辿っています。
ウクライナ情勢も、マスコミは相変わらずミスリードをしています。
悔しい思いで歯ぎしりしています。
ですが、やっと独立して、会社員としての社畜の考えではなく、自由に行動できるようになれました。
国防や国富への道はこれからです。
まず、自ら豊かになり、言論戦や活動をを繰り広げて行きたいです。
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