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スキ!のなかから もっと お気に入りのものを見つけた時、 備忘録 メモ。
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#COMEMO

自己肯定感の低さから生まれるやさしさ。「メサイアコンプレックス」を知っていますか?

ポリアモリーというライフスタイルを知ったのは5年前。 実践しはじめたのは3年前。 この3年間で変わったことは山ほどあるが、その1つに世の中の「生きづらさ」に敏感になったこと、がある。 ポリアモリーとは、合意を得た上で複数の人と同時に恋人的な関係を持つ恋愛スタイル。これまでのシリーズはこちら。 恋人は1人とか、男らしさとか、結婚の適齢期とか、それまで当たり前だと思っていたことが、誰か(自分)にとっては生きづらさだったことを知った。 そんな中で、新しい言葉ともたくさん出会

危機を救うのはヒーローではなく、いつもと変わらない僕らの行動そのもの

東日本大震災から丸9年。発生時刻の午後2時46分を過ぎたころ、宮城県名取市の震災メモリアル公園上空に、大きな虹がかかった。見上げた女性は犠牲者を思い、「こうやって渡ってきてくれたんだね」とつぶやいた。(2020/3/11神戸新聞NEXT) 今日は3月11日。9年前に、あの東日本大震災が起きた日です。あの瞬間の事は今でも鮮明に覚えていますし、毎年今日という日が来れば自動的に思い出します。が、それは今日が3.11だからであって、通常はもう震災のことを思い出すことはありません

食べられるパッケージ「ウィキセル」とは?未来の食品は、ゴミの削減に繋がるのか

by パケトラライター 東リカ(アメリカ・ポートランド在住) 「パケトラ」読者のみなさま、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。今回は、自然由来の食べられるパッケージ「ウィキセル(WikiCell)」に包まれたフルーツピュレやヨーグルト、アイスなどをご紹介します。 食べられるセル型パッケージ Photo:植物性ヨーグルトとフルーツピューレをセルに閉じ込めた「ヨーベリーズ」 「ウィキセル(WikiCell)」は、ハーバード大学のデイビッド・エドワーズ教授が、ゴミの削

ゼロ・ウェイストやオーガニックは「意識高い系」の話ではない。フランスの「オ・ボカル」から読み取るヒント

by パケトラライター トリコロル・パリ(フランス・パリ在住) フランスの日常生活で「BIO(ビオ)=オーガニック」の文字を目にするようになって、かれこれ15年以上経ちますが、今やオーガニック製品は食品に限らず、日用品や洋服などあらゆる分野で当然のごとくあるチョイスのひとつとして存在しています。 パリやリヨンのような大都市だけでなく、小さな地方都市にも必ずオーガニック専門店があり、マルシェ(朝市)のオーガニック野菜、肉、魚、パンを売る屋台、ごく普通のスーパーでも立派なビオ

ふるさと納税が揺れている

ふるさと納税が揺れています。国と地方のバトルは法廷へ。 何が問題なのか・総務省と大阪府泉佐野市がふるさと納税の規制をめぐって対立している ・今年6月から規制が始まることに伴い、総務省が4月にふるさと納税制度に参加できるかを示す基準を表明したが、泉佐野市などいくつかの市町村が制度から除外された ・法律ができる前の寄付集めが除外の条件になっているのは法の遡及適用だとして、泉佐野市が第三者機関に不服を申し立てた ・第三者機関は再検討を勧告したが総務省は応じず、国と自治体の対立が司

国会待機よりも授乳待機を

昨年、一か月の育休を行ったのですが、起業したのと同じくらい人生観変わりました。 最近は名もなき家事の本が有名ですが、子育てをフックとして家事量が「日常生活」から溢れる感じはそもそも負担するものにしか分からないです。そこで、家事の大部分を占める「マイナスをゼロにする」ことを「功徳」のように重ねて、夫としての何かを蓄積していくわけです。 下記記事にあるように、育休は名前が間違ってるんだと思います。 産休・育休という言葉は正しくないよね。あれは全然休暇じゃなくて、超長時間労働

藝術とは、魂を共鳴させられるか

私は理論、(脳科学とか置いておいて) 藝術とは 「魂を共鳴させられるか」 に尽きるのだと思っています。 音楽のライブハウスで、みんな我を忘れてその世界観に没入するじゃないですか? 様々な業界、考え方の人がいる。だけども我々は、心で繋がっているのではないかとライブハウスでは感じる。みんなが一体になる。我を忘れる感覚、人間という生命体同士の繋がりを感じる。 私は音楽家ではなく、現代美術家として生きていく。だが、音楽が作り出す、ライブハウス空間をまるごとものにした〝藝術〟こそ

不機嫌は良くないよって話

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ Johann Wolfgang von Goethe ゲーテはこう言っています。 この世界で一番いけないのは、 不機嫌であることだ! なぜいけないのかというと、不機嫌は伝染してしまうからと言われています。 こんな話があります。 営業職のA氏が、顧客を訪問するとその担当者はなぜか不機嫌で昔のミスを持ち出してきて、それをネチネチと言ってきます。 なんとかやり過ごして、帰宅したものの、ムカムカとしたままでした。 こんな時はちょっと飲

ABD読書法による読書会のすすめ

私が週に一度のペースで開催しているのがビジネス書の読書会。10名から40名ほどが集まり、1冊の本に触れます。 一般的な読書会との違いはその段取り。どのように進めるかというと ・1冊の本を章別に分け、1人あたり1章分を読むようにする。 ・参加者は読んだらA4ないしB5の白紙数枚に読んだ内容をまとめ、壁に貼り出す。 ・第1章から最終章までリレー形式で読んだ内容をプレゼンしていき、本の内容全体を聞いて理解する。 ・参加者間で気になったところに印を付ける。多くの印がついたと

社会課題とビジネスの接点領域にある可能性について(SDGsやCSVの事例分析)

ビジネスの世界でも「社会課題」と向き合うことの大切さが強調されはじめています。 キーワードとして出てきているのは、SDGs,CSV,ソーシャルビジネスなど。 簡単な言葉の意味を整理しておきます。 SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) CSV:Creating Shared Value (共通価値の創造) このようなキーワードが出てきている背景としては、企業に「社会課題」と向き合う視点が今まで以上に求められていると

子供がおもちゃを片づけるようになるたった1つの条件。

またか。仕事から帰ってきてリビングに入ると、泥棒にでも入られたのかと見紛うほどの、レゴ、レール、ミニカー、にゃんこ、ダンボールの切れはし、粘着力のなくなったテープ、謎の剣、謎のかけら・・・ どういうわけかどっと疲れを感じるおもちゃの町に帰ってまいりました。 こんにちは。子供がいても部屋をきれいにしておきたい ミニマリストの いなつち☆稲田智 です。 子供の仕事は遊びです。当然、部屋はおもちゃで散らかりますよね。子供部屋を用意していても、みんなが集まるリビングの居心地がよ

日本人に必要なこと

この柳井さんと同じ主旨のことを、私は、「標準化と横展開」から「実験と学習」へと呼んでいます。あらゆるレベルで実験と学習を行うことで、未来に投資する習慣を取り戻す必要があるのです。この20年、すっかり未来への投資を忘れてしまいました。それは国や大企業のレベルの話もありますが、もっと重要なのは、一人一人の個人が、今日という一日に実験と学習を行うかです。 日本を実験と学習の国にしたいものです。 それは実は幸せへの近道でもあります。幸せは、お金や地位では得られません。ほとんどの