「ふつうの軽音部」26話読んだ:バンドが結成されストーリーが再始動してさらに楽しみが増えた

6月16日(日)晴れ

昨夜は姪と彼女の婚約者が訪問してくれて、一人では対応できないので妹たちにもきてもらい、夕食を共にしたのだが、話が弾んでついつい飲み過ぎてしまった。日本酒中心だったけど、それでも朝は割とスッキリ目が覚めて、入浴した後コンビニに行ってコーヒーを買い、作業場に戻ってきてブログを書いている。

寝る前に「ふつうの軽音部」第26話「バンド名を決める」の更新を読んだのだが、酔っ払っていてあまり深く読み取れず、朝起きてから読み返してジワジワとその面白さが込み上げてくる感じなのがよかった。

25話までで一つのストーリーの盛り上がりがあったから、再始動してバンドが動き出す今回はたるい展開になる恐れもあるなとちょっと思っていたのだけど、最初からめっちゃ面白く、今回もまた満を持してスタートしたのがよくわかった。(以下ネタバレあります)

1ページ目から陰口叩いてる他の軽音部員の前に桃ちゃんがのっしと(失礼)現れ、噂話を否定して「強い女って感じ・・・」と言われているのはスゴくよかった。いやあ本当に漫画の展開というものをわかっているなあという感じだなと思う。内容自体が面白いのだけど、こういうストーリー作りは王道ではあるけど本当にそれを実行している人って最近少ない感じがして、いつも読むたびに襟をただされる感じがある。

その後も桃ちゃんの大食に驚き、彩目の議事進行のサクサクぶりに感心させられ、相変わらずの突飛な厘の行動、はとっちの空気読めない発言をたしなめる桃ちゃん、文化祭に出られないのでは?という話になった時に「たとえどんな手を使っても文化祭には必ず出ようよ」と策士の目でいう厘にドン引きしつつもまあやらしたれという感じの三人、相変わらずキモオタの妙な自意識を炸裂させる鳩野に「全部却下」と切り捨てる彩目、ときた後で、バンド名として「はーとぶれいく」が提案され、鷹見に振られたばかりの彩目を心配する桃に「失恋・傷心」という言葉の意味に気づかず「ええんちゃう」という彩目、といちいちその個性が現れていて本当に面白い。

そしてラストでは早速厘が買いた「画」を動き出させるところが流石だなという感じで、本当に展開を心配したこちらが失礼だったなという感じだった。


今日は母も施設から外出させて食事に行くということもあり、こんなところで。

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