何ごとも変わるのですかね?
何ごとも変わるのですかね?
あまりにも自分勝手な考え方のもとに、相手を傷つけることを自分の正義だと思ってしまう。
幼稚園の年少組の子たちと同じような自分本位な、自分の欲求しか見えない人があまりに多い。
「これはボクのもの! それもボクのもの!」
いつになったら、他の人にもあなたと同じ欲求があることに気づいてくれるのですか?
今のあなたは自分のことしか見ていないのではなく、自分のことすら見えていないのです。
だから、まだ他者のことが目に入らない。
相手を傷つけるとき、あなたは自己満足を一瞬感じるかもしれない。
しかし、それはあなたのこれからの生き方にとって永遠に続く後悔と懺悔が、あなたが人生を経るにつれ、ますます大きく、重くのしかかってくる。
このことを今のあなたは知らないから、平気なんです。
これから少しずつでもあなたは、他の人を観てください。
他の人の考え方があなたと違うことを受け取ってください。
何も、相手の言っていることを受け入れろと言っているのではないのです。
是も非もなく、「こういう考え方もあるんだなあ」と
受け取ってくれればいいんです。
これを何度も繰り返すことで、我々は「人間」という生き物になるんです。
「いや、ボクは自分しか信じない」と言うあなた。
我々は一人では生きていけないのではないですか?
あなたはお父さんの「与える」エネルギーをいただき、お母さんの「守り育てる」愛を十月十日も受け続けてこの世に生まれ出たのですね。
これを否定できるのならば、あなたは一人で生きていけるのでしょう。
もう、他者を否定するのはやめなさい。
他者を否定することはあなた自身を否定することなんじゃないでしょうか?
何事も変わるのでしょうか?
あなたが一歩変えようと思うだけで、大きく時代は動いていくのです。
クマこと高柳昌人(向龍昇人) 拝
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