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仲介屋不要論

今日は小説家シリーズはお休みです。
なぜなら日本シリーズを見てイライラしすぎてとてもじゃないけど書けないからです。
今日は普段私が会社員として営業回りしている中で感じていることをツラツラと残します。

仲介屋の需要が減っている
仕事の一つとして不動産業をしていますが、収益のほとんどが仲介料です。
この「仲介料」というのは言わばマッチング費で、不動産でいうと、空室を埋めたいオーナーや空き物件を持つ管理会社と、部屋探している人をマッチングした時に発生するフィーなんですね。
不動産に限らず人材やM&Aでも「仲介屋」がいます。そして成約すればそれぞれ「仲介料」が発生するのですが、この「仲介屋」の役割って弱くなってますよね。
昔はインターネットがなくて、部屋を探すとなると不動産屋に行って、そこの情報網で仲介してもらっていた。けど今はネットで探せるからそこの情報網で部屋探しができる。
スーモとかホームズに乗っている物件てほとんど「仲介屋」が載せていて、大元のオーナーさんや管理会社が載せているケースってその中の一部なんですね。
けどネットが発達したおかげで、どの不動産屋に行っても情報量はほぼ同じになった。だったら直接大元に辿り着けばよくね?そしたら仲介料もかからないじゃん!
という流れから、各不動産屋は仲介料半額などの低価格勝負に出ています。
もちろん一から部屋を紹介して欲しい人など、一定のニーズは残るでしょうが、確実に減るんだろうなあと思っています。

ここ最近、モノやサービスの「作り手」が強いよね、と思ってきているのも、この辺が理由です。

私が仕事をしている不動産屋も少し考える必要があるかもしれません。

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