The DtoC Brand Explorers:LOGBOOK #002 「KAPOK KNOT」
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The DtoC Brand Explorers:LOGBOOK #002 「KAPOK KNOT」

みなさんこんにちわ。こんばんわ。河野です。
第一回のLOGBOOKが多くの人に読んでもらえたようで感無量です!
(感想くださった皆様!ありがとうございます!)
紹介したいブランドが山のようにあるので、どれから紹介しよう・・・と迷うのですが、直近で出会いがあったものがやっぱり一番熱くメッセージを伝えられるし、いいなーと思っている今日この頃です。もしかすると気まぐれでめっちゃ昔に出会った海外のブランドさんも紹介するかもなので、そのあたりはご期待ください笑

第二回。
季節も冬。今年はステイホーム時間が長く、なかなか外に出る機会も減ってしまったので、コートなども新しいものは今年はどうしようかな・・・と迷っていたときに、友人経由で出会ったブランド「KAPOK KNOT(カポックノット)」。

カポックってみんなご存知ですか?
恥ずかしながら僕は存じ上げておらず・・・
(この時点であらたな素材との出会いでワクワクしました笑)

この素材、一言で言うと「木の実から取れるコットン」です。
アオイ科の落葉高木であるカポック(Ceiba pentandra) の果実に含まれる繊維で枕やクッション、ぬいぐるみなどの寝具や救命胴衣の充填剤として以前から使われているものです。樹木を伐採することなく実から採取され、しかも栽培に農薬や化学肥料を使うことがないため環境負荷の小さい素材として知られてきました。

繊維の種類ってのは大きく分けると

* 植物(綿・麻等)
* 動物(絹・羊毛・アルパカ・アンゴラ・カシミヤ・モヘア等)
* 指定外(テンセル等)
* 再生(レーヨン・キュプラ・ポリノジック等)
* 半合成 (アセテート・トリアセテート・プロミックス等)
* 合成 (ナイロン・ポリエステル・アクリル・ポリ塩化ビニル等)

転載元:https://diacleaning.com/blog/179-2/

に分かれるそうです。
(これ、革も結構いろんな種類があるので、今度まとめます!)
で、それぞれの素材のメリット、デメリットがあるんですが、素材ってのは人類が歴史の中で膨大な研究と努力を積み重ねて洗練されてきたので、なかなか理想的な素材を新しく生み出すってのは非常に難しい。
この「カポック」も古くから使われてきた素材である一方、その軽さと短さ故に繊維にすることが難しく、アパレルでの商品化が困難な素材であると言われてきました。

でもこのブランド「KAPOK KNOT」では研究開発の末、アパレルとしての商品化に成功。アパレルの素材として使えるようになったカポックを活用したコート、ダウンジャケットなどが販売されています。

D2C ブランドは「ブランド・パーパス」や「ブランディング戦略におけるゴールデンサークル、Why」、などの文脈を作っていくことが重要だと言われていますが、一方でやはり商品の本質的な価値というものも必要不可欠になります。(当たり前っちゃ当たり前ですが。)
ブランドと商品を両輪でドリブンさせるというのが重要になるわけですが、実際それを実現するというのはなかなか難しいものがあります。
実はこれって右を見つつ、左を見る、みたいな感じなんですよね。。
実際のブランドビジネスでも

・商品はめちゃくちゃいいけど、ブランドイメージが・・・
・ブランドイメージはめちゃくちゃいいけど、商品にがっかり・・・

このどちらかのパターンに陥ってしまうことが多々あります。
どちらも思いこだわりが反映されるものなので、客観性を失ってしまったり、偏ってしまうのは致し方ないことではあるのですが・・・これらがちゃんと連続性を持って体験に反映される、ということが「世界観」とも言えるので、常にここは俯瞰で見直す必要があります。

「KAPOK KNOT」というブランドは、商品とブランドの連続性がすごく綺麗に繋がっていて、商品をみてみたい!着てみたい!とシンプルに思えた・・・ので行ってみました。試着会。

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素材の良さはもちろん伝わったのですが、実際に試着してよかったことは、「デザインも素敵」だということ。素材がめちゃくちゃ機能的なのに、デザインが。。。って感じだと残念ですよね。
素材の特徴、品質、デザイン・・・それらすべてがバランス良く地続きで繋がっているからこそ、素材のストーリーがより深く感じられる!
故に「KAPOK KNOT」というブランドは、ただ服を売っている、というだけなく、素材に対する学びや、環境に対しての考え方を見直すきっかけを与えてくれることが本当の価値なんじゃないかなぁ・・・と感じた次第です。
商品を買う、ということはどうしてもシンプルな「モノと貨幣の交換」に帰結してしまうことが多いのですが、僕は、商品を買うということは同時にそのブランドのこだわりや思い、研究、歴史を「学ぶ」価値も含まれていると思っています。なんやかんで「学び」は人生を豊かにしてくれるとても大きな要素だとおもうので、それをブランドが商品と合わせて価値提供してくれると、購入者側もたのしいですよね!

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というわけで買ってしまった笑
色が素敵!

今回のブランドとの出会いは「素材」というものの奥深さはもちろん、しばらく外に出かけるのは難しい中でも、やっぱり「服」を選び、買うのは楽しいなぁ!と気付かせてくれました!
また一つ人生が豊かになった笑

そいえばWWDにも出てましたねー!これからも楽しみ!

というわけで、次回もお楽しみにー!



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株式会社フラクタ 代表取締役 Shopify 日本エバンジェリスト 「日本のブランド価値の総量を増やす」をミッションに、ブランドビジネス全体への支援活動及びコマース業界全体の発展とShopifyの普及をメインに全国でセミナー及び執筆活動中。