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(ほぼ)毎日の積み重ねは、自分を未知の世界へ連れて行く

 noteの更新頻度を増やすようになって早くも1週間。
 最初こそ「毎日更新するぞ!」と息巻いていたけれど、3回目の投稿で終わりましたね…トホホ…。

 毎日更新という名目を果たすだけだったら短文書いてOKなんですが、僕のプライドがそれを許さず。ちゃんと文章として体をなさないと掲載したくないなって思うところがありまして。あるテーマが思いついたら考察を加えずにはいられない。それが日記だったとしても。

 みみっちいプライドだなあと思うけれど、そこんとこは大事にしていきたいのです。
 最低でも週1投稿を守り通そうかしらん。

 さて、今回はそもそもなんで(ほぼ)毎日更新しようと思ったのか、その理由を記していきます。大きく分けて、個人的な理由と外的な理由の2つ。

◆個人的な理由

 まず個人的な理由から。
 まあこれが一番大きな理由なるのですが、自由に使える時間が増えたからというのがあります。
 3月末に退職後、新型コロナウイルスの影響下、自由に県外および国外を行き来できなくなり「退職したら1、2ヶ月は旅をするんだ〜」という企ては脆くも崩れました。また4月は体調を崩したこともあり期せずして自粛状態。何もできない(&したくない)というなかで、今やっておきたいこと・できることを整理しつつ、何もしないままモヤモヤが溜まっていくのは嫌だな〜吐き出すところを持たないとな〜と思い、今までやってきたことの延長線上である「考える」こと・「書く」ことを時間が許される今やっておこうと思いました。新規に何かはじめるというよりは、今までやってきたことの頻度を増やすといった程度ですが。

 ただ、日々頭にふっと思い浮かぶことは異なるので、頭にあるうちに言語化しておきたいし、以前からモヤモヤっと頭にあったものをいっぺん「よっしゃ! 気合い入れっぞ」って踏ん切りつけて整理する時間っていうのも今なら持てる。
 そして、コロナ禍の入り口に立つ今だからこそ思うことってのが必ずある。一見コロナと関係ないような内容を書いたとしても、後から読み返せば実はコロナの影響下にあるからこそこんな内容になった、というものが必ず出てくると思うんです。

 この新しい日常のなかで起きていることや考えていることを自分なりにアーカイブしておきたい。未来の自分から見て、あのときの自分は何を感じていたのか思い出せるように。そして、今の感情や記憶を忘れて未来の自分が嘘をつかないように。

 また、これは妄想っていうか大きな話だけれど、こうやって市井のなんでもない人間が書き記すことって未来から見れば歴史的資料としての価値がある。この時代、このコロナのなか生きていた人たちにはこんな人がいて、こんなことを考えて暮らしていたってね。『アンネの日記』然り、誰の何が参照元になるかなんてわからない。いろんな人が今の出来事や考えていることを何らかの形で残していくって、たとえ後世に伝えていくって目的がなくても、なんかいいなって思うんです。

◆外的な理由

 もちろん、僕自身の内から湧き出た「こんなことやろう」っていうやる気のほか、外部からの影響も多分に受けています。

 ということで以下は外的な理由を。
 先に名前を出すと、

 ・ほぼ日刊イトイ新聞
 ・taromagazine
 ・中田敦彦のYoutube大学

 の3つの影響を受けています。

 たとえば、ほぼ日刊イトイ新聞
 もうなんというか、数多のWebメディアがあるなかでもダントツのモンスターコンテンツ。「今日のダーリン」というコーナーでは糸井重里さんが毎日エッセイを載せている。しかもローンチから一度も休まずに。僕は糸井重里さんの発言や思想には共感しづらいところもあるのですが、このそれなりの量のあるエッセイを、独自の視点で毎日綴ることができるのはすげーなって思ってます。

 また、福岡のデザイナー……という呼称が「正しい」のかわからない……ってくらいのマルチプレーヤーである三迫太郎さん。
 グラフィックデザインをはじめ、写真や文章もできちゃうし最近はYoutube配信もするという「伝える」ことの幅の広いお方(かつて宮崎にセミナーの講師でいらっしゃったときの飄々とした雰囲気。なんか、すごい方って飄々としているイメージ)。

 そのコンテンツづくりには、たぶん「ほぼ日」以上に魅了されてるんですけれども、そんな三迫さんの運営する個人メディア「taromagazine」にもだいぶ影響されました。かつてブログの100日連続更新をされてて、文章量も結構あるし多忙ななかでよく毎日更新できるなって、今の時期読んでいて思います。んでまたそのときのブログがおもしろいんです(無印とコム・デ・ギャルソン好きだってことがよくわかります)。

 そして、中田敦彦のYoutube大学
 オリエンタルラジオの「あっちゃん」こと中田敦彦さんが東進ハイスクールの講師のように、社会や歴史、文化について一般書籍をもとに講義をしていくコンテンツ。外出自粛をするようになってから視聴しはじめたんですが、こういう授業を義務教育のとき受けていれば勉強してたなってくらいおもしろい。
 この動画制作に関わっているのは一人ではないけれども、それでも毎日コンテンツを更新し続けている。

◆ほぼ日、taromagazine、中田敦彦のYoutube大学 三者の共通点

 この三者を引き合いに出して何が言いたいかっていうと、毎日更新を続けていると、それはちゃんと蓄積されて身になっていくんだなってこと。三迫さんがかつてセミナーで「僕は営業とかしたことないんです。ほとんど発信したことからお仕事もらってます」という趣旨の話をしていたことや、中田のあっちゃんだって「1年前にYoutubeで仕事しているなんて思ってもいなかったよ。だけど毎日更新してたら仕事になってた」と。

 話の本筋に戻ると、個人的な思いのアーカイブだけではなく、毎日トライ&エラー、試行錯誤しながら続けていくうちに形になっていくものなんだなって思わされてnoteの連続更新をしはじめた側面もあります。これが何か仕事と結びつけば、それはそれで嬉しいし、続けていくうちにライフワークにもなるんだろうなって。

 僕の書くことがおもしろいかどうか、それは他人が判断してくれることだろうと思いますので、そこは気にせず自分の書きたいと思ったことをこれから量産していきます。お付き合いよろしく。

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