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2020年まとめ

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#エッセイ

東日本大震災とコロナ。9年前のあのときも、夜の街を歩いていた

このコロナ禍にあって思い出すことがある。 僕と同じで多くの人がそうではないかとも思うんだ…

夏 ≒ 風 × 洗濯物

 風は見えない。けれど、風は物に触れることによって姿を現す。   渋滞や信号まちの車の中…

8月3日は記念日になった

 目を覚ましてからというもの、なんだかアニバーサリー感が体から湧き出てくる。  今日はな…

惰眠を貪ってしまったときの思考法

 遅く起きてしまったとき、昼寝や仮眠のつもりが何時間も眠ってしまったとき……。  そんな…

大事なことは「学級文集」が教えてくれた

ーーあ、そうだ、文集つくるの好きだったな。  先週いただいた誌面の編集と構成のお仕事。 …

他者と共有できる物語を持つ

本編  お店や食べ物や商品でも音楽でもなんでもいい、自分の思想を言葉にして他者へ伝える…

「勇気」が欲しい

 結局、自分が欲しているものは子どものころから変わらない。  それは残酷なようでもあり、一貫した自分がいるような希望を持たせるものでもある。  踏み込んで言えば、それだけ望んでいればよく、それさえ手にできればいい。  10年前、実家に帰省したときに「元」自分の部屋の荷物を漁ったことがあった。押し入れの段ボールを開いてみると小学校〜高校までのアルバムや製作物が大量に出てくる。そんなとき、やっぱり見てしまうよね、アルバムや文集。懐かしい名前や顔を目にして、生き生きとしていた「今

雨の日を好きになれない、けれど

 雨の日をどうも好きになれない。  10歳を過ぎてから雨の日に体調を崩すことが多くなった。…

時には天使的に、時には人間的に。日常の愛おしさってやつ

 普通の生活、当たり前の日常が愛おしい……。コロナ禍問わず、非常事態のたびに痛感して、状…

「香り」に支えられている毎日

 コロナ禍の“諸々”自粛生活を過ごしていると慣れない・適応できていないことも多く妙な疲れ…

10日間の思い出を残してバラは散った

 近ごろの僕はバラを生けてからというもの毎朝様子をうかがうのが日課となっていた。  今日…

花を買ったら、少しだけ寂しさがやわらいだんだ

 ふだん僕は花を買うことがない。  もちろん、プレゼントするために買ったことはこれまでに…

内側の外部

 「内側の外部」という言葉が頭をよぎったことがある。  確か、表参道の裏路地にあるカフェ…