まずは身近で些細なことを「私らしく」選んでいく
私は、自分で料理やお菓子を作るのが好きです。SNSに投稿することも多いです。
以前から不思議に思っていたのですが、仕事がうまくいかないときや、体調が悪い、なんとなくツイてない、そんなときは私のSNSから料理の投稿が極端に減っています。料理は必要な家事なので、しっかりと続けてはいるのですが、それをSNSに載せる回数が極端に減っているのです。
「料理を写真に撮って投稿する」のは些細なことですが、私にとって楽しくて仕方ないことであり、私らしさの一部です。それができない時は、仕事や友人関係も含めて「私らしさ」を押し殺しているのかもしれません。
私は、人から大きな声でものを言われると、自分の考えを曲げてでも、その場を納めてしまう性格です。取引先から頼みごとが重なった時も「困っているときはお互い様だから」と、むちゃくちゃな量の執筆を引き受けてしまうようなこともあります。
そして、いつの間にか自分を見失ってしまうことが多かったです。
たとえ、人の意見を優先する場合でも「私自身がちゃんと納得して人の意見を優先した」ときはそれでいいのですが、納得がいかないまま「この場を納めよう」「相手も困っているのだから」と自分を主張できなかったときは、後に疲労を引きずるものです。
「自分がこの仕事を引き受けることの意味」
「他の人ではなく自分に頼まれたということの意味」
をしっかり考え、大事にしているときほど、他の場面でも私らしさを発揮できているように思います。
とはいえ「私らしさ」とはそんな大げさなことではありません。もしも「私らしさ」を見失っていると感じた時は、
自分の作りたい料理を作り、写真を撮ってSNSに投稿する。
自分で選んだ勉強をする。
資格マニアらしい外観のパソコンを使う。
適度な筋トレとエアロバイク漕ぎ漕ぎを続ける。
……というように「自分が心地いいと思うこと」「好きだと思うこと」を選んで、取り組んでいけば「私はこうしたいんだ」と思える何かが見えてきます。何がしたいのか分からなくなったときほど、まずは身近で些細なことを「私らしく」選んでいくのが大事ですね。
このようなことを考えていたら「スターバックスは、いかにして2008年ごろの低迷期を抜け出したのか」について書かれた記事を見つけました。興味をもち、いくつかの記事を読んだところ、共通して
「いったん失われたスターバックスらしさを取り戻したことが、赤字からの回復につながった」
ということが書かれてありました。
仕事はお客様のためにするもの。
でもフリーランス側も「私らしさ」を失っていないかを考える必要がある。
「なぜ、クライアントは私に頼んだのか?」
「他の誰でもなく、私がクライアントに提供できることは何なのか?」
を、深呼吸して考える時間も大切ですね。
おかげ様で、ライターになって15年以上が経ち、最近は講師やコンサルティングの仕事も増えてきました(そっちのほうが増えてきたかも汗)。
河野陽炎のコンサルティング
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