売り方は大事だが売った後も大事 【プロ資格マニアの仕事】
1人のフリーランス・個人事業主が誰かから選ばれ、自分の持つスキルにお金を払ってもらうには、「自分やスキルをどうPRしていくか」がとても大事なことは、私も同意します。
ただ「売れたら・契約が成立したら成功!」ではないです。実際にスキルを提供し、ご満足いただくこと。できるなら依頼者が期待する以上のものを提供すること。そこまでやって初めて成功でしょう。
また「友達に安価でスキルを提供することから始める」のも、節度を守っていればよいのですが、押し売りをしたり、必要のないものまで「友達だから」と気を使わせて買わせるのは、よくないです。
売り方と同じかそれ以上に「ご満足いただけるかどうか」が大事でしょう。
「いかに売るか」を考えるだけでなく、
・どのようなサービスをどのように提供するのか
・どのような満足感を生み出せるのか
・お客様の悩みをどう解決し、お客様の生活をどう変えていくのか
を作りこんでおきましょう。
先日、私は下記の記事を書きました。
私は、友人知人のコンサルティングをしていた2年ほど前から、未知の方からのご相談を受けた場合のことを考え、そのための準備をしていました。
信頼関係がない私にご依頼をくださる方、特にその道の初心者であって業界事情などもまったくご存じでない段階の方が、どういう疑問や不安を抱きやすいかを事前に考え、いくつかの回答を用意しました。
悩みを言葉にしにくいご相談者様が発言しやすい状況を作る方法や、実際にご相談者様が発した言葉を掘り下げ、本当の悩みを言葉にできるようにする方法も考えてきました。
だからこそ、夜の20時にいきなりご相談を持ち掛けられても、対応できました。
「売れたら・契約が成立したらゴール!」ではなく、売った後のこともしっかり考えておきましょう。
河野陽炎の本とコンサルティング
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