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就職活動をできなかった私が今思う「それでよかったこと」と「やっておけばよかったこと」

私が住む地域で開催予定だった就職情報フェアが中止されるということを、今朝ツイッターで知った。このチャンスに賭けていた人もいるだろうから、なんとか救済の機会を設けてほしいと願っている。

ところで私自身、大学院在学中にメニエール病になって手術を受ける有様だったので、就職活動ができなかった。結果的に起業という道を選んで、今の私があるので「よかった」とも言える。でも、それは結果論であって、当時から「これでよかったのだ」なんて思っていたわけじゃない。

そういう私の思いと経験が、現在、就職活動に取り組んでいる人の役に立てばと思う。

就職することがあなたにとって必要ならば

特に高卒・大卒時に就職ができるようにするための就職活動は、そのチャンスが限られているので、できるだけ経験したほうがいい。さらに、あなたの人生、あなたの夢を叶えるために、就職することが必要ならば、あきらめずにやったほうがいい。

私自身も「結果的に就職できなかったとしても、やってみたらよかった」という思いはある。

就職できなかった場合に、ほかの道もあるので絶望しなくていいが、ほかの道のことを考えるのは、真剣に就職活動をした後でもよい。

病気や障害がある人の就職活動についても、20年前よりはずっと充実しているようだ。だからまず「人生、夢のために必要なら就職活動を頑張る」ことから始めるのが一番だと思う。

他の道について知るのは大事だけれど

私は、フリーランスの人と知り合う機会が多く、就職できなくてもそのような道があることを知っていた。ただ、知っていたからこそ、就職活動を頑張れなかったという面もある。

私が反省しているのは「とりあえず生活費が必要だから、稼ぐための道を選ぶ」で思考停止しなければよかった、ということ。5年後、10年後にどうなっていたいかを思い描き、「今はお金を得られる手段を選ぶ」としても、「自分の夢を叶えるため道も模索していくんだ」という心構えをしておくべきだったと思う。

正社員として就職する以外の色々な可能性について知るのは大事だけれど、安易に選択する前に
・この道を選んだとして、5年後、10年後に自分が納得できる状況になるか
・とりあえず目の前の「お金を稼ぐ方法」を選ぶとしても、自分の夢をあきらめず、軌道修正していく自信があるか
などを考えたほうがいいと思う。

常識を身に着ける努力をするべき

現代は会社員や公務員として働いている人が多く、その人たちが築いてきた常識とかマナーに基づいて世の中が動いている。就職のタイミングが遅れる分だけ、常識やマナーを身に着ける機会が減ってしまうという危機感を持ち、自分から知るようにしよう。

自分でビジネスを生み出せるようにはなっておきたい

どういう道を選ぶとしても、「自分で生活できる状況を生み出すことができる」ようになったほうがいい。

たとえば、会社が倒産して働く場がなくなったとしても、自分でビジネスを生み出し、取引先を開拓して稼いでいくことができるようになっていれば怖くはない。就職活動がうまくいかないときは「会社に食べさせてもらう」という考えをやめて、「自分で何かのビジネスを考えるチャンス」なのかもしれない。

ただし、自分でビジネスを生み出すには社会的な常識や、お金やモノの流れを分析し、将来の予想を立てる力がないといけない。そのような力をつけるためにも「就職して働く」ということは、本当にすばらしいことだ。だからこそ、チャンスがあるなら就職して働いて経験を積んだほうがいい。

今は大変な時期だけれど

コロナウィルスのことで、就職関係のイベントが中止になり、大変な思いをしている人も多いだろう。突然できた空き時間に、もし起業する方法、ライターや講師になる方法について知りたければ、以下の書籍、記事を読んでもらえればいいと思う。

まずはKindle本。ライターがいろいろな仕事に挑戦してみた記録。起業したい人、未知の職業に興味がある人向け。KindleUnlimitedでも読める。

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