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教えてもらえることの喜びと幸せ

私は資格マニアとよく言われますが、資格マニアになれるのは、何らかの形で教えてくれる人がいるからです。

このところシカーラというヨットの乗り方を教えてもらえる機会が続いて、私はコーチの言うことを聞き漏らさず、できるだけ多くのことを教えてもらえるよう、また忘れないようにするために必死でした。

教えてもらったことは、ロッカールームに帰ったらすぐノートに書いていました。ノートが濡れないように上半身は脱いだ状態で、鬼気迫る表情で書いていたので、ほかの人が入ってきたら通報されていたかもしれません。

そのノートを、帰りの電車の中で読み返し、文章としてfacebook等にもまとめました。
実は、まとめた文章にさらに補足をしたものを先輩に見せる機会があったのですが「よくこんだけの指導内容を覚えてたなぁ」と驚かれました。まぁ私は職業がライターでもあるので(にやにや)。

さて、ノートを読み返していると「何ができてないか」だけじゃなくて「できていない理由」が分かるときがきました。たとえば「テルテールに目が行くタイミング遅い」と言われたなら、「じゃあ私は何を見ているんだろう?」と考えながらレースの内容を思い出していきます。すると「マークを視認するほうが、なんとなく安心だから、ついそっちに目が行っているんだ」と気づいたこともあります。気づいたことを、喜びのあまりコーチにメールしていたので、だいぶ迷惑だったことでしょう。

また、記憶を定着させるため、そして、同じことを何度もコーチに言わせることがないように、過去に教えてもらったことを口に出してコーチに確認しながら、行動していました。たとえば1レース目に教えてもらったことは、口に出して確認しながら2レース目に臨みます。すると、私が勘違いをしている点だったり、「こうして、こうして…」と口では言っていながらできていない点だったりを中心に指摘してもらえました。
また、ほかのコーチから指摘されていたことも、その日のコーチにできるだけ伝えて「直したいのですが、直っていなければ指摘してほしい」とお願いしました。すると「なぜ、それができないのか?」を丁寧に観察してもらえました。

先日、ある先輩がレース中に撮っていた動画を見せてくれました。その動画を見て、コーチがレース中のほぼずっと、話し続けていることに気づきました。そのレースの日は、陸に上がってからコーチが「声が枯れたわ(笑)」とほかの人に笑っていたのですが、あの動画を見たら「そりゃあ枯れるでしょう」と気づいて、改めて感謝しました。

昔ちらっとだけ聞いただけの話なんですが、ある人が担当のコーチに向かって「私は本で読んだ通りやっているんだから、コーチに口を出される筋合いはない」のようなことを言ったとか。その話を聞いたときは「果てしなく失礼な人だなぁ」とは思いました。でも、今になって「その人は自分のためにカスタマイズされた膨大な教えを得られるチャンスを、たった一言で自分から切り捨てたのだ」とわかるし、コーチがその言葉を聞いた瞬間に破滅的な気持ちになっただろうことも、今はより強く理解できます。

私ももちろん、言われたことを全部、すぐにはできません。でも本やノートを読むだけでは、身体が動くようにはなりません。
そして、教えてもらったことを、できるだけ多く覚えて意識していなければ、決してできるようにならない。だから、限られた時間のなかで、いかに多くのことを教えてもらうかと必死だし、「あ、こういうことか!」と気づいた瞬間は、心が震えるように嬉しくなりました。

どんなことでも、教えてくれる人の言葉を一回は自分の中に入れてみて損はないですよね。どうしても納得いかなければ、後から捨てればいいだけなので、まずは先生の言うことをそのまま聞いてみる。その教えをきっかけとして、何かの気づきがあったなら、それこそが教えてもらえることの喜びと幸せにつながると思います。つながらなかったとしても「つながらなかった」という経験は残るんだから、損することなどないですよね。

河野陽炎へのご相談

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