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周囲・環境に対する愚痴や不満ばかり言っている人 【プロ資格マニアの思い出】

私がまだ中学生だったとき、ある同級生は常に周囲の人や環境に対する愚痴と不満を聞かせてきた。初めは「そんなひどいことがあるなんて、気の毒だ」と思って真面目に聞いていたのだが、1つが解決してもまた1つ、また1つと問題を見つけて愚痴りまくるその人に付き合うのが、だんだん嫌になり、疎遠になっていった。

その人の印象が強烈すぎて、その後に愚痴や不満ばかり言う人に出会ったときは、なんだか免疫ができていたように思う。

愚痴や不満を言う人にも、大きく分けると2種類の人がいるように思う。

・周囲に対する怒りや不安、不信でいっぱいで、周りの間違いを正したいと思っている人
・そのような環境に置かれた自分がかわいそうという思いでいっぱいの人

そして、前者と後者では、周囲の人も対応を変えたほうがいい。

愚痴や不満を常に頭に詰め込んでいて苦しい人生を送っているご本人もまた、考え方を変えると楽になるのではなかろうか?

周囲に対してあれこれ思ってしまうのなら、「そういう自分はどうなのか?」「自分の感じ方、考え方は絶対に正しいのか?」と、自分に意識を向けてみる。

自分がかわいそうという思いでいっぱいの人は「周囲の人も色々と悩みがあったり、衝突したりしても我慢しているのでは?」と、自分以外の人の人生にも関心を持ってみる。

中学時代のあの同級生が、少しでも楽な生き方、考え方を見つけていればいいなと、今は心から願っている。

河野陽炎の本とコンサルティング



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