メトロノームの単調な音でさえも誰かを救ってくれる
少し体調を崩してしまい、だれとも会話せず横になっている時間が増えていました。若いころの私なら、動けない自分の体を嘆き、活発に動いている同世代の友人たちをうらやましく思い、将来の不安でいっぱいになっていたことでしょう。
でも今は、たとえほとんど動けないときでも、そんな気持ちにはなりません。
「音」とのかかわりの大切さを教えてくれた2冊の本私がまだ子供のころ、両親がアンネ・フランクの生涯と、アンネの日記について解説した本を買ってくれました。隠れ家で暮らすアンネとその家族、同居