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2021/10/26(NVC)嘆くことの大切さ

NVCの基礎講座に続き、実践講座をまた再開して、1ターン目が終わった。
全6回のうち、5回目に「嘆き」のワークをやってもらった。

こんな言葉がある。

「鬱(ウツ)とは、完了していない嘆きである」

■depression is incomplete mourning
鬱とは、完了していない嘆きである

鬱とは、何かを嘆きたいけれどもその やり方がわからないでいる状態のこと。
嘆くやり方を知ってそれをすることで 鬱になる可能性は低くなる。

何だかモヤモヤする、辛い、苦しい・・・・
でもそれをどうしていいかわからない。

だから蓋をして感じないようにする。
見なかったことにする。

それを続けていくと、感覚が麻痺して何も感じない状態になっていく。

心がダラダラと血を流しているのに、それに気づけない状態になってしまう。

そしてそんな自分になっていることでさらに自分にダメ出しをして
心を深く傷つけてしまう。

そんな負のループに入ってしまった先にあるのが

鬱(ウツ)という状態だ。

そこからどうやって抜けてくるのか?

それには「嘆く」ことをするしかない。

NVCでの「嘆く」というのは
辛い、苦しい気持ちの奥にある大切なこと、

命のエネルギーである”ニーズ”につながるということ。

なぜそんなに苦しいのか?

本当はどんなエネルギーが欲しかったのか?

そこに降りていってつながるしかない。

命のエネルギーと本当に出会えた時、
腹の底から、
生きるエネルギーが噴き出してくる。

命が輝く。
そんな瞬間に出会うことが出来る。

底まで落ちたからこそまた、
立ち上がってくることができる。

それには、自分に対するセルフケアと慈愛のエネルギーも必要だ。

自分にその慈愛のエネルギーが枯渇してしまっているなら
誰かから、サポートをもらうしかない。

カラカラの、干からびた大地に、
まず水を与えてもらう必要がある。

だから、共感パートナー、バディが必要だ。

心の底から、なんでも正直に話せる、
どんなにダメだと思える姿でも

正直に見せられる、、、

そんなパートナーが必要だ。

そんな仲間がまだいないという人は、ぜひ、
見つけて欲しい。

人生、生きているといろんなことが起きる。

とてつもなく辛く思えるような出来事に、この先、出会うかもしれない。

もう出会っているのかもしれない。

そんな時、「助けて欲しい」と言える仲間を、見つけておいてください。

命を守るために。

私のNVC実践クラスでは、
どうやって「嘆く」ことをすればいいのか、そのやり方を伝えています。

まだ、「嘆く」やり方を知らないという方はぜひ、
学びに来てください。

そしてそこで、ぜひ、仲間を見つけてください。

あなたの心が平和で平穏でありますように。
願ってます。

くみくみ
2021/10/26
@晩秋の、紅葉が始まった、つくばから


<11月スタートのNVCオンライン基礎コース>

くみくみと学ぶ、NVCの基礎。
体系立てて、ワークをしながら
日常に落とし込んでいきます。

感情を体感覚で感じていく、ということを
大切にしているクラスです。

最初は身体感覚がよくわからなかった、という人が
講座が終わる頃には、日常で自己共感が
しっかり出来るようになることを目指します。

実践編の前にまず、こちらの基礎クラスを受けてくださいね。

・11/11スタートNVC基礎・朝クラス
https://resast.jp/events/608417

・11/12スタートNVC基礎・夜クラス
https://resast.jp/events/608424


■1月スタートのNVC実践クラスはこちら

プレゼンス・自己統合・嘆き・ジャッカルワークなど
自分と深くつながるワークを学べます。

・1/17スタートNVC実践・朝クラス
https://resast.jp/events/627196

・1/21スタートNVC実践・夜クラス
https://resast.jp/events/627330

お待ちしています。


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