物流女子、長引く理不尽な電話に悩む
こんにちは。高校5年生です。
私は1200回目の記事『祝!1200回目投稿 ありがとうございます。』で、物流センターに勤めていることを明かしました。あれから仕事の話題に触れておりませんでしたので、今回は1つ、心に引っかかっていることをお話ししていきます。
物流センターには、毎日様々な電話がかかってきます。お取引先の営業の方から社内の営業担当者や発注担当者、運送会社の方、そしてなぜかインターネットで電話番号を調べたであろう一般の方からもかかってきます。
多方面からかかってくる電話は、対応が容易なものばかりではありません。心がすり減るような感覚を覚える電話も多いです。決して全員が全員ではないことは強調しておかねばならないものの、物流センターにかかってくる電話は言葉遣いや応答が美しくないお電話が珍しくありません。業界としてそれが当たり前でもしかしたら私が馴染めていないだけなのかもしれないと、2年目になった今は少し余裕を持てるようになりました。1年目の頃はただただ真面目に向き合い、疲弊しては陰で泣いてばかりでした。
そんな中、とある先輩からある言葉をかけられたことが、私の胸にずっと引っかかっております。それは、理不尽な要請やクレームの電話を私が受けると長引くことについて、「若くてかわいい声だから、相手がワーワー言っちゃうのよ」と言われたことです。先輩に悪気はなく、むしろ「かわいそうに」と同情してくださっているのは分かります。けれども言われるたび、どこかで私が悪い、私に原因があるから仕方ないと責められているような気持ちになるのです。
確かに、私が対応したから電話が長引くというのは理解できます。理由の1つは対応する技術が未熟だからです。これは配属されてから間もなく11ヶ月、少しずつ改善されてきております。
そして、それ以上に私が女だから、若いからということが電話が長引く理由となっていることも理解しております。男性が対応したとき、私の上司が対応したときと比べると、長引いていることはいつも感じております。私も普段の話し声ではなく、はきはきとした応答、冷静な応答を心がけておりますが、声質は変えられません。
こう考えると、先輩の言う通り私に原因があるのは間違いありません。私は「そういうもんだ」と現実を受け入れるほかないのです。ただ、受け入れざるを得ないものの受け入れたくない自分がおります。
若くてかわいい声だったら、理不尽なクレームや文句を受けても仕方ないのでしょうか。「ミニスカートを履いているから痴漢に遭った」と同じくらい、おかしなことです。
同じ経験で膝を抱える後輩が出てこないよう、凛とした姿勢で抗っていきたいと思います。
以上、「物流女子、長引く理不尽な電話に悩む」でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!
※文中で先輩の言葉をご紹介しておりますが、先輩は私を心配して声をかけてくださっていますので、あしからず。