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言いたいことにストッパーをかけて

こんにちは。高校5年生です。

本日の昼休み、「泣いちゃいそうだよ《高校生編》はじまりは花言葉」を読みました。三島くんに言いたいことを言わずに飲み込む蘭ちゃんが、思うことがあるのに彼氏に伝えない自分に重なりました。

私も心のストッパーがなければ彼に言っていた言葉が、いくつかあります。言わなかった理由は様々です。細かいと思われたくなくて、嫌われたくなくて、どう説明して良いのか分からなくて、言い出すタイミングがなくて、自分が間違っているかもしれないと自信がなくて……。別に言わなくても何とかなるなと飲み込んだ後、また同じ問題に接して「どうしよう」となることも経験しました。彼に嫌な気持ちを抱かせずに、それとなく私がどう伝えようか悩んでいることが伝われば良いのにというのは、自分を守りたいだけのワガママですよね。

嫌だと思っていることを伝えるなら、代替案、改善案も一緒に伝えるべきだと私は思います。それがはっきりしていれば、「これが嫌だからこうして欲しい」と言えるのですが、代替案が思いつかないものはいつまで経っても伝えることができません。「これが嫌、でもどうして欲しいのかは分からない」では相手を困らせてしまいます。そのため、「こうして欲しい」と代替案を日々考えるのですが、浮かばないまま月日が過ぎ、言わずにストッパーをかけている言葉が1つ、また1つと積み重なっていくのです。

ある日、NくんからLINEが届きました。職場で上司に「彼女と最近どうなの?」と訊かれ、「順風満帆です!」と答えたという微笑ましいエピソードの報告でした。順風満帆か、と私は妙にその言葉に引っかかってしまいました。順風満帆なのは間違いないのですが、「彼氏に言いたいことがあるのにすんなり伝えられない今の私の状態は、果たして順風満帆にまとめてしまって良いのか?」と考えてしまったからです。伝えないからこそ順風満帆が保たれているとも言えるものの、伝えないで1人だけモヤモヤ、ぐるぐるしているのはどうなのか?この日、私はちょっぴりネガティブモードに入っておりました。この記事ももう少しストレートに書いてあったのですが、このままインターネット上に載せる勇気がなく、書き直しております。

私は人に嫌われたくないという思いが人一倍強いです。赤の他人にも良い顔をしてしまうくらいなので、大好きな人にはもっと嫌われたくありません。彼の前ではいつも考えるより先に体が動いて、良い人になってしまいます。それはそれで悪くないのですが、それが普通だと思われるのは何だか嫌なので、たまには気が利かない鈍感な人になってみたいです。まだ鈍感な人にはなれておりません。彼の前で鈍感になれる日がきたら、本当に彼に心を許したことになります。どれくらいかかるか分かりませんが、彼に少しずつ気を許していきたいです。

以上、「言いたいことにストッパーをかけて」でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!