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若い世代や平成生まれの昔の洋楽好きは思った以上に少ない?

平成生まれで(特に20世紀のポピュラー)洋楽好きですが、今まで生きてきて思ったことは、同世代やそれより下の世代で昔の洋楽好きというのは結構少ないんじゃないか、という事。以前80年代洋楽にはまった経緯を綴ったこちらの記事終盤に似たような事を書いたのですが、ピンポイント的な感じでビートルズやアバだクイーンは好きだよ、的な若い世代がそこそこ居ても、それら含めた例えば60年代、70年代、80年代全般の洋楽好きの若い世代の方は今まで生きてきて数える程しか居ない印象なんです。

学校や限られた空間ならともかく、SNS含むネットの海で自分は「同胞」探しを時に試みるのですが、探し方が悪いのか、20世紀ポピュラー洋楽となると範囲が広すぎるのか、単純に数が少ないのか捜査は難航、前述のピンポイント的程でなくても、「ブリティッシュロック」や「ハードロックヘビメタ」、「R&B」「ヒップホップ」というようにあるジャンルに特化した若い世代(らしき)人が居る位で近い感覚を持った人は少ない。

邦楽に目を向ければ、昭和歌謡だシティポップだの若い世代の古い邦楽、しかも範囲が広めのリスナーや好事家も多く、それなら例えばシティポップのサウンドのルーツやヒントでもあるAORに興味を持ったり実際に聴いたりするような、同時期の洋楽に目を向ける人がもっと居ても良い気がするんですが、それも(おそらく)少ない。海外のものに対する興味が希薄になっている、言語という壁が大きい、という問題も有るでしょうが、洋楽を取り巻く日本のレコード会社やメディア、評論家が若い世代に昔の洋楽を聴いてもらう、興味を持ってもらう姿勢をあまり持っていなかった、、と推測してしまうのは少し大袈裟でしょうか。

あるいは若い好事家が少ない故、若い世代に昔の洋楽の魅力を伝えられる人が非常に少ないのかもしれません。もしそれが真実に近いのなら、自分がそんなパイオニアとなる人間になろうかなと考える今日この頃です(意外と冗談抜きで)。




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