想いを形に 形を行動に 大学生が起こした想いの物語

「自分で学生団体を設立します」この言葉から始まった大学3年生の秋。
大学生活を謳歌し過ぎて大学もろくに行かず、成績も学年で最下位も取ったことがある私が起こした物語。

【始まりの出会い】
私の大学は都内でも運動が有名な大学で救急救命士の医療国家資格が取得できる学部に私は入学しました。
高校時代は厳しい部活生活を送っていたため、私は大学生の自由な生活を謳歌しました。
授業にも出ず、サッカー、バイトなどを繰り返している日々でした。
大学3年生になった頃、周りの雰囲気が変わっていくことが目に見えて分かるようになりました。
今まで遊んでいた友達も勉強を始め、サークルに行っていた友達もサークル参加率が悪くなってきました。
私は「このままでいいのか」「自分は何のために大学に入学したのか」を繰り返し自問自答しました。
あとは素直に状況を飲み込めませんでした。
急な変化で周りと自分が解離するような孤独感と焦りで大学に行きづらくなったこともありました。
そんなとき大学の実習講義中に担当の先生から「大学OBが集まる飲み会に参加してみないか?」とお誘いを受けました。
いつもなら行かないところでしたが、今回は何か自分で感じ取り時間もあったので参加することを決めました。
OB会に参加することになった私はたくさんのOBの方とお話ことになりましたが、普段の飲み会とそんな変わらないとも思っていました。
話している内容が普段どんなことしていて、こんなことで、実際はこうなんだよ的な話でした。
OBの方がこうであれば将来の自分の道もこうなるのではと思って少し落胆したことも覚えています。
ただ、最後に話したOBの方だけは全然違いました。
その先輩は当時は病院で働きながら医学博士も持っており、将来の救命士像について熱く話していました。
そんな先輩に現状の話をしたら笑われてしまいました。
「何のために大学行ったんだ、逸脱せよ」と繰り返し言われました。
そのあとは先輩がどのように大学生時代を過ごし、どんな想いであったかを話してくれました。
こんなにもワクワクしたことはありませんでした。今まで味わってきた高揚感とは違うもの感じ
心の中でどんどんと音をして迫ってくるものを感じました。
【何か自分でもできないだろうか】この言葉を繰り返し頭で考えながら少し速足で帰ったことを今でも覚えています。
ここから私の大学生活は一変しました。

【この出会いが自分の人生を変えるとは】とこの時には分かりませんでした。
今思うと偶然なのか必然だったのかは分かりませんが、恐らく私はこんな出会いを心から望んでいたんだと思います。
潜在的な想いは顕在化してる想いに隠れてしまうことが多いと思いますが、潜在的な想いの方が強いと思います。
普段意識していないからこそ潜在的な想いが表に出てきたときのパワーはすごいです。
私はこのパワーに任せて行動し続けました。
このあとどう行動したかはまた次回お話します。

【まとめ】
・潜在的な想いはとても強く、内発的動機付けとなって行動変異を生む。
・たった一つで出会いで人生が一変する。
・ワクワクは最強である。