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ラマー・ジャクソン

2月3日(日本時間)に開催された第54回スーパーボウルは、カンザスシティチーフスがサンフランシスコ49ersを破って、50年ぶり2度目のスーパーボウル制覇を果たした。なかでも怪物QBパトリック・マホームズは、スーパーボウルでも、やはり怪物だった。

ラグビーとアメリカンフットボールのどちらが好きかと聞かれたら、紙一重の差で、アメリカンフットボールだろうか。なにせアメリカンフットボールは、小学生のころから、かなり本格的に観ていた。中学生になると、その熱は病的なほど悪化した。『バッファロー'66』という映画で、我が子の墓参り中でもラジオのフットボール放送を聴き続けるほどの女性が出てくるのだが、俺もまさにそんな感じだった。高校では、アメリカンフットボール部はもちろん無かったので、ラグビー部に入り、そこでラグビーの楽しさと奥深さを知ったのだが、心のどこかで、常にアメリカンフットボールと比較している自分がいた。

そんな訳(?)で、毎年、NFLのMVP選手のレプリカユニフォームを買っている。シャツやジャージではなく、あくまでレプリカユニフォームだ。そこに、ささやかな充足感を感じている。
俺は常々、幸福になることよりも、自分自身が幸福であると人に思わせることに四苦八苦しているのだが、レプリカユニフォームは、おそらく俺を幸せにしてくれている。

2019年シーズンのMVPは、ボルティモアレイブンズのQB、ラマー・ジャクソンに決まったのだが、そのことについては、誰も異論はないであろう。


投票では、プロ2年目、若干23歳のラマー・ジャクソンが、すべての1位票を獲得し、2010年のトム・ブレイディ(ペイトリオッツ)以来、史上2人目の満場一致でのMVP受賞となった。

今年は、これを着て筋トレをする。

『QBはゴールドである』という言葉がアメリカにはあるのだが、2019年シーズンのラマー・ジャクソンが、誰よりもゴールドであったのと同じように、ジムで筋トレ中の俺は、誰よりもラマー・ジャクソンなのだよ。

今回の新型コロナウイルス、正確には「Covid-19」をビル・ゲイツは、100年に1度の疫病と言っている。そして現在この騒ぎで、世界中の株価が足元で弱含んでいるのだが、そこで強気に買い増した者だけが、将来、大きなリターンを得ることができる。下げ局面は、長い目で見れば絶好の仕込み時と言える。古い格言にもあるように、せっかくの危機を無駄にしてはいけない。
要は、それとほとんど同じことなのだ。
新型コロナの影響で、今スポーツジムでは退会者が続出している。
そんな時だからこそ、ジムへ行こうよ。
外国人観光客が消えた京都に、ここぞとばかりに日本人が観光へ行く例を出すまでもなく、いつの時代も、人の逆を行く者が、つねに正しいのさ。
それにタイミングさえ合えば、ラマー・ジャクソンに会える可能性だって、あるんだぜ。

もしもあなたが心配していないなら、心配する必要がある。
もしもあなたが心配しているなら、心配する必要はない。 レイ・ダリオ

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