GPT4小説「AIと照らす未来のワーキングスペース」 〜血と汗の起業家物語〜
全文約21000文字
◆あらすじ
サラリーマンから「個人で稼ぐことの重要性」に気づき起業を決意し退職。ワーキングスペースで起業をするも、うまくいかなかった。しかし、あるきっかけで「目にいいコワーキングスペース」や「CHATGPT」との出会いを軸に、事業を立ち上げて全国展開を果たす。しかし、その挑戦にはあらゆるトラブルが待ち受けていた、それでも、あきらめずに独自性と革新性を武器に再起し、絶望の淵から奇跡の復活を遂げる血と汗の魂の事業家の物語。
◆退職を決意した朝
2024年2月中旬
朝のアラームとしているバイブ音がなった。そのスマホのバイブ音を消しし、起床の時間だ。スマホの時間を見ると早朝の6時30分であった。カーテンの隙間からは、太陽の光が差し込んでいるが、部屋には暖房をつけているにもかかわらず、早朝の冷気が残っている。
今日は退職の移行を課長に出すことを決意した日であった。話せば長くなるが、僕は昨日の夜の時点で、いつもの大きな決断をするときに行う「大きな決断をするための判断表」によって、今日退職をすることを決めていた。そして、朝が来たのである。
いつもは、8時半の出勤ギリギリに行くのだけれど、今日だけは必ず退職願いを出すと決意をしていつもよりも1時間職場についた。
そのせいで、昨夜は4時間ほどしか眠れなかった。今後、サラリーマンとしての安定的な収入がなくなること、両親になんと言われるか、家族になんと言われるか、職場の上司やこれまで出会った人々になんと言われかなどが頭を反芻的に回った。 そして、迎えたのが今日の朝であった。まずはいつもの職場に1時間早くついたため、職場には、課長と上司の2人しかいなかった。
そして、課長に退職願いを出すために声をかけようとしたが、なぜか恐怖心から課長に「あのーすみません。」と声をかけることができない。一旦、誰もいない会議室にいき、「大きな決断をするための判断表」を確認をする。
ちなみにこの判断シートは僕が大きな決断をするときには必ず行っているものだ。やり方はシンプルで「やる理由」と「やらない理由」を書き出していき、点数化をして、総合得点の高い方の選択をするというものである。 話をもどそう。
また、課長に声をかけようと職場に戻るとさっきよりも人が増えている。「まずい、決意がゆらいでしまう・・・」と思い、もう一度、誰もいない控室に戻って「判断シート」を確認した。圧倒的に、退職をするという期待値が退職をしないという期待値を上回っている。
そこで僕は「今日、退職願をださなければ一生退職することはないな」と思った。そして、これまでに起こったサラリーマンや組織のデメリットに対抗するには、個人で稼ぐという選択肢をもたないといけないという「個人で稼ぐことの重要性」についてをもう一度思い起こした。このサラリーマンライフを知った上で、この生活を生涯続けていいのだろうか。そう思うようになっていた。
もうやるしかないと自分に言い聞かせて、もうどうにでもなれというような気持ちでに「すみません、少しお時間よろしいでしょうか」と声をかけることができた。
課長は、少し不安そうな顔で「・・・わかりました。」といって、職場の後ろにある打ち合わせスペースに向かった。そして、その打ち合わせスペースに課長と自分で腰をかけた。なんだかその時点では、自分の中でホットしているような感覚があった。僕はさっそく話を始めた。「(退職願の紙を渡しながら)退職の意向がありまして」と課長に対して伝えた。 課長は「なんかあったんですか?」というような表情を浮かべながら退職を決断した経緯などを聞かれたあと、最終的には合意することとなった。
その後は、今後の退職手続きをどうやっていくか、退職をする上で職場の表だったところ以外での連絡方法(社内情報共有システムのメッセージ機能)、いつ頃に職場に周知をするか、送別会はしなくていいことなどを決めた。そこから、1ヶ月間は通常の業務を行ったあと、晴れて退職となり、僕の「個人で稼ぐ」ための日々が始まったのであった。
◆退職願を出して、初めての土日がきてそして過ぎ去った
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