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締切ギリギリ男の僕が変わったきっかけ| 集中力のなかった僕が学んだ、人生の効率化の方法

どうしてタイムマネジメントに惹かれるのか

僕は、タイムマネジメントやプロダクティビティという考え方がとても好きです。おそらく、誰よりも集中力のない性格だからかもしれません。大学にいる時から、いかにして効率よく勉強を進めるか、集中して課題を進めるかということを一生懸命考えてきました。

そんな中で助けてくれたのがYouTubeです。僕がフォローするYouTuberさん達は本を読んだり、Podcastを聴いてさまざまな情報をまとめ、実践し、自分なりの正解を教えてくれます。そして、その正解を試してみて、自分に合ったら続けてみる。

今回は、そんなタイムマネジメントのヒントを教えてくれたLiam Porritt氏の動画を要約し、自分のアウトプットも兼ねてみなさんにシェアしたいと思います。

Porritt氏のアドバイス

はじめに

Liam Porritt氏は、弁護士YouTuberで、主にプロダクティビティ系の情報をまとめて配信しておられます。弁護士として働きながら、YouTubeをアップし続け、学び続けるPorritt氏の動画には、本人の試行錯誤が垣間見れて非常に勉強になります

今回の動画で、Porritt氏は、プロダクティビティ(作業効率)をあげるアドバイスとして次の四つを挙げています。

  1. 映画館に行くように仕事に向かう

  2. 同じ内容の仕事を一緒にまとめる

  3. 自分で仕事をできるだけしないようにする

  4. 体と頭を一緒に使う

以下で、この四つを簡単に要約したいと思います。

1. 映画館に行くように仕事に向かう

Porritt氏いわく、仕事を、あたかも映画館にいくかのように捉えることで、集中力が高まり、効率が上げるのだそうです。確かに、映画館で映画をみている時は、あまり他のことに気を取られることもなく、ただ目の前のスクリーン上で起きている世界に身を任せます。同じことが仕事にも応用できるとPorritt氏は言います。

例えば、映画館で映画を観る前に自分は何をするか。僕の場合、映画を観る前には必ずトイレに行き、ポップコーンを買い、ジュースを買い、携帯を機内モードにして、メガネをかけて(普段はしていませんが運転時と劇場ではメガネをします)、最後に靴を脱いで映画を鑑賞します。

みなさんにも必ず映画を観る前のルーティーンがありますよね?このルーティーンこそが、私たちを一つのタスクに没頭させ、他の衝動に心をとらわれないようにする決め手だとPorritt氏は話しています。

ちなみにPorritt氏はこの考え方を"The One Thing" by Gary Keller with Jay Papasonという本で学んだそうです。日本語にも翻訳されているみたいなのでご興味のある方はAmazonで見つけましたのでどうぞ!

2. 同じ内容の仕事を一緒にまとめる

Batch Workingと呼ばれるテクニックで、広くタイムマネジメントの世界で謳われている内容です。要は、よく似た内容の仕事はまとめて行った方が効率が上がるということ。

例えば、Porritt氏の例では植物の水やりや家事が出ていましたが、他にも勉強や掃除、買い物なども挙げられます。

僕の場合、勉強するときはだいたい朝の時間と決めていて、大学でも朝からスタバや学校の施設で一生懸命勉強をしていました。そして、その時間に勉強を詰め込んで、午後はゆっくりするという流れでした。

でも、朝も、夕方も、夜もちょっとずつ勉強をしてしまったこともあり、そうして分けてしまうことで僕は「いつ、何をする頭でいるべきか」がわからなくなり、ずっと頭の切り替えができずに苦しんだ思い出があります。

そして、いろんなタスクを同時に頭の中でしようとすると、やはりどれも完成度が下がり、結局余計に時間がかかったり頭が必要以上に疲れてしまってそれ以上何もできなくなったりします。結果、締め切り間近まで放置したり、部屋が散らかったりします。

同じ内容のタスクはまとめて行い、ちょこちょこ行うことはやめる。それがBatch Working のミソで、作業効率をあげるヒントだとPorritt氏は話しています。

同じような仕事はまとめて行う。これで効率はあがります。

3. 仕事をしないという選択肢を持つ

これは多くの議論を呼び起こしますが、私たちは多くの仕事を自分でしようと考えすぎているとPorritt氏は言います。

例えば、僕が「どうやったらもっと効率よく仕事ができるだろうか」と考えていた時、こうしたYouTubeの動画をみて新しいヒントを得ることができました。

もしも僕がYouTubeで動画を見ていなかったら、何冊も本を読まないといけなかったかもしれないし、Googleの検索結果を死ぬほど探さないといけなかったかもしれません。 Porritt氏のような人がまとめてくれているおかげで、自分で「調べる」という仕事をすることなくヒントを得ることができました。

勉強だってそうです。

僕が大学生のとき、授業や課題で悩むことがたくさんありました。でも、自分がとても内向的で人と仲良くすることに抵抗があったからか、あまり教授のところへ相談に行きませんでした。今から思うと、どうして自分で「悩む」ことばかりに時間を使ってしまって、成績をつける先生に直接アドバイスを求めにいかなかったのか後悔しています。

なんでもかんでも人に聞くのはよくないとも言いますが、自分で「答え」を探す前に、仕事に何時間もかける前に、誰かに一言アドバイスをもらうことは、作業効率を格段にあげてくれる秘訣になります。

4. 体と頭を一緒に使う

Porritt氏の最後のアドバイスは、体と頭を一緒に使ってマルチタスクを行うことだと言います。

例えば僕の場合、週に3回ほどランニングに行きますが、その時は決まってAudibleでオーディオブックを聴いています。というかむしろ、オーディオブックを聴きたいがためにランニングに行っているというイメージです。笑

ですが結果的に、この行為はものすごく効率の良いライフスタイルになっています。本来であれば僕はランニングに行って体のコンディションを整えることもしていませんでしたし、おそらくオーディオブックで聴いている量の学習量をこなすこともできていませんでした

本を読むことに時間をたくさん費やしていたら、体を動かすことはできないし、逆も然りです。

同時にこなせている今、僕の毎日の効率は格段にアップしています。

これからどうしていくか

この四つのアドバイスを学んで、どのように実践していくかは大きな課題になります。そこで、僕なりの実践方法を考えてみました。

映画館に行くように仕事に向かう

映画を観る前と全く同じプロセスを自宅で再現します。視界から集中したいタスク以外を取り除き、トイレに行き、飲み物を手に取り、パソコンに向かいます。

同じ内容の仕事を一緒にまとめる

朝起きたら家事、仕事、昼ごはんを挟んで家事、仕事、夕ご飯の家事、このようにBatchしてみたいと思います。

自分で仕事をできるだけしないようにする

インスピレーションの元となるような情報をまず探すことをしたいと思います。そして、人にアドバイスをもらうことを積極的に取り組みます。

体と頭を一緒に使う

ランニングとラーニングは続け、その他の要素でも(家事をしながら学ぶなど)色々と応用していきたいと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?今回はLiam Porritt氏のタイムマネジメント・プロダクティビティのコツを、自分なりに咀嚼しながら解説してきました。

こうして学ぶことができたPorritt氏への感謝とともに、お読みいただいたみなさんへの感謝もお伝えできればと思います。

最後に、動画へのリンクをもう一度貼っておきますので、日本語自動字幕でも大丈夫な方はぜひご覧ください。

カバー写真:Photo by Tony Lee on Unsplash


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