「郊外を片づける」編集委員会
新建新聞社が発刊準備を進めている、建築家・野沢正光さん執筆による書籍「郊外を片づけるー住宅はこのまま亡びるのか」のβ版の原稿の一部を先行公開するマガジンです。
建築家・野沢正光さん(野沢正光建築工房)に執筆いただき、書籍「郊外を片づけるー住宅はこのまま亡びるのか」の発刊準備を進めています。その一部をこのnoteでβ(ベータ)版として公開、問題提起をしていきます。
1-2 右肩上がりのスクラップ・アンド・ビルド 戦後、日本の住宅地は激しく消長を繰り返す。 住宅は、築後数十年を経ずに解体される。 そして再びそこに新しい住宅が建設さ…
住宅専門紙「新建ハウジング」を発行している、私たち新建新聞社では、建築家・野沢正光さん(野沢正光建築工房)に執筆いただき、書籍「郊外を片づけるー住宅はこのまま亡…
2020年10月6日 07:11
1-2 右肩上がりのスクラップ・アンド・ビルド戦後、日本の住宅地は激しく消長を繰り返す。住宅は、築後数十年を経ずに解体される。そして再びそこに新しい住宅が建設される。それを繰り返すことに誰も疑問をもつことがない。しかし、これは決してこの国の長き伝統であるはずはない。戦後に作られたたかだか数十年の「習慣」であろうと思う。過去、私たちの祖先が各世代ごとに住宅をつくるほどの富を持っていた
2020年10月1日 09:42
住宅専門紙「新建ハウジング」を発行している、私たち新建新聞社では、建築家・野沢正光さん(野沢正光建築工房)に執筆いただき、書籍「郊外を片づけるー住宅はこのまま亡びるのか」の発刊準備を進めています。その一部(第1章〜)をこのnoteでβ(ベータ)版として公開、「郊外の問題をどう考えどう片づけるのか」、さらには「住宅はこのまま亡びるのか」といった大きなテーマの問題提起としたいと思っています。そのなかで