見出し画像

就活生向け!何したら良いかと悩んでいる人へ ②(業界分析の仕方について)

今まで、自己分析について書いてきましたが、いよいよ第2フェーズに突入します。

【第1フェーズ】自己分析+SPI対策
【第2フェーズ】業界分析・職種分析
【第3フェーズ】働くイメージの理解・社会人と学生の違いを理解
【第4フェーズ】企業で働くということのイメージ作り
【第5フェーズ】企業分析の方法理解
【第6フェーズ】職種分析の方法理解
【第7フェーズ】ガクチカ対策
【第8フェーズ】面接対策
【第9フェーズ】志望企業選定
【第10フェーズ】選考(内定

第1フェーズの自己分析を十分にしているから自分のタイプがわかってきていると思います。できれば、すべての業界職種について分析していこうと思いましたが、今回は業界の分析方法について書いていこうと思います。

次回は職種分析です。

業界の分析には何を見る必要があるのでしょうか?

業界分析では、主に何を見ないといけないか。私は、業界の成長性についてと思っています。
もちろん、業界の成長性がすべてではありません。しかし、明確に将来像が決まっていない場合、あなたの貴重な20代でどのような能力をつけるべきかが変わってきます。最初のキャリアはそれだけ重要と思っていただければと思っています。

成長業界で働くとは、当たり前が存在しなくなるということです。常に会社の取り巻く環境が変わり、昨年は〇〇が主流ということが今では主流ではなくなってきた。ということですね。昨今の事例で言ったら、言わずもがなIT業界などは、主流となる言語の変化が起きていますし、有効求人倍率から見ても、人材業界は大きな変化が出てきています。
コロナ禍で飲食業やその取引をしている食品業界、卸なども影響を受けています。金融業界も今は大きく変わってきており、フィンテックなどの出現により、安定とは何かな…?となってきているものも多いです。

ただ、最初から、成長性の高い業界は何だろうかと調べる必要はありません。まず最初は、広く浅く、どのような業界があるか調べることからスタートしてください。

可能であれば最初は、業界地図や四季報などを参考に見るのがベストだと思います。業界地図や四季報については、見るべきポイントは業界にどれだけ有名な企業があるか・業界の将来予想はどうなっているか・シェアはどれだけ分け合っているかなどを見れれば十分かと思います。

また、インターネット上でもわかりやすくまとまっている業界研究がありますので、ご紹介させていただきます。


ざっくり分かったところで、本格的な業界分析に!

なんとなく、こういう業界が成長しているだな。こういう業界があるんだなと分かったと思います。

では、ここから気になった業界、向いているかもしれない業界のトップシェアの企業を調べてみましょう!

必ずシェアトップで考えてください。念のため今後の就職活動の中で必要な視点として、注意事項だけお伝えしておきます。情報によって、何がトップシェアか言っていることが違います。私が参考にしていたのは売上シェアトップですが、取扱商品や、会社規模感として、従業員数だったり、情報に踊らされないようにしましょう。

さて、本題ですが、なぜトップシェアの企業なのか。それは”今”の業界で最も時代に適した経営をしている可能性が高いからです。とはいえ、経営に正解などありません。時代に適した経営が一体どういう考えなのかを知る必要があるからです。

基本的には情報は上流から下流を意識してつかみに行きます。
※社会人になっても差のつく考えなので、今から身につけておきましょう!
なので、本質的には

国の経営(方針)→業界の動向→企業の経営→職種の種類理解→働き方

というように考えていくと自然になります。…が、就活生に国の経営(方針)から分析して!といっても時間がないことは理解しています。
そのため、最も、業界の動向を生み出しやすいトップシェアの企業を分析することで、業界の動向がわかりやすくなるということです。
そこで見てほしいのが、中期経営計画書です。

めんどくさいですよね…
なんだよ…中期経営計画書って…

こんな声が聞こえてきそうです。もちろん、公開していない企業もありますが、ただ、そんな皆さんに朗報があります。
上場企業であれば、株主向け投資家資料の中に、わかりやすくポイントをまとめた資料があります。例えば、ユニクロで有名なファーストリテーリングだったらこんな感じです。難しい内容を少しでもわかりやすく書いています。

自己分析と業界分析をつなげよう

トップシェアの企業を分析したところで、いよいよ自己分析に紐づけていきましょう。トップシェアはどのような傾向があったでしょうか。

新規事業の取り組に力を入れている企業でしょうか?最近はSDG’sに力を入れている企業も増えてきていますね。

業界分析はあなたの希望をかなえれるかどうかの一つの指標作りです。私が、最も幸せだと思う考えは「本当にしたい仕事で生きていく」と「得意分野で生きていく」が重なっていることです。本当にしたい仕事ができない、不得意分野で生きていくことがどれほど辛く、しんどいか就活生の方にはイメージしづらいかもしれません。

そのために、自己分析をやった方法で業界分析を行ってください。
自己分析のやり方は

就活生向け!何したら良いかと悩んでいる人へ ①

就活生向け!何をしたら良いか悩んでいる人へ ①の補足

を参考にしてください。ここで大事なことは

出てきたキーワードがかぶれば被るほど、向いている業界に近づいている

ということです。自己分析であまりキーワードが出てこなければ、それだけ業界の幅が狭まります。
ぜひ、あなたが輝ける業界を選んでもらえたら嬉しいです。


まとめると…

まずは、広く浅く業界研究を!やり方は四季報や業界地図がベスト!もしくはネット記事を参照!
気になった業界のトップシェア企業をチェック!IR資料などを駆使してどんな業界か理解しよう!トップシェア企業は今の時代に即しているのだから!
気になった業界は自分だけの視点にとどめず、外部の意見を取り入れよう!
やり方は自己分析と同じ!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

もし記事内容がよろしければ、イイねやフォローをしていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?