愛の証明_ver

【愛着・AC 克服記録】Column 5-3 愛の証明 (急編 その1)

リンク
愛着障害・アダルトチルドレン 克服記録
ADHD 克服記録
書籍部


5-3 急編 その1 「波って、なあに? 」

3-1. 前回のおさらい ― 自分の行きたい方向に進む = 生きたいという意志


今回、長いです泣
三部作のほうがスターウォーズみたいでかっこいいじゃん!!
って思いましたが、
・長すぎる
・投稿できずに溜めとくのもフラストレーション溜まる
・何より長いものは読むのが疲れる

ということで、「急編」は分割して投稿していきます。

先に言っとくと、こうゆう話は「概念」です。
科学的かどうか、と問われれば、「極めて非科学的」です。

しかしですね、科学ってそうゆうものでしょ?
ガリレオやコペルニクスが登場するまではわからなかった、天体と地球の関係。
人類を常に脅かしてきた、鬼やモノノ怪の類が、結核やコレラなどの感染症、がんなどの腫瘍性の疾患であると判明してきたように―

これから科学が進歩することで、「愛情」や「感謝」というものも、科学の世界に、「説明可能」で「再現可能」な世界に取り込まれるんだと思いますよ。

科学というのは、説明できなかった物事・概念に対して、それを認識できるようにする仮説をたてて、実際に観測して、それを考察する。
その繰り返しです。

科学が道を切り開くには、その先達として新しい「概念」が必要なのです。

あと、科学がどーこーと文句をうるさく言う人は、とりあえず博士論文でも投稿論文でもいいんで、物事を論理的にまとめ上げる「経験」をしてからものを言うのが筋だと僕は思ってます。

まずはこの図から。

世にいうところの、「自分軸」。
こいつを自分の中に創造しつつ、「愛情」と「存在」を獲得する裏技を紹介しました。
(もうちょっと褒められてもいいと思う)

この概念は、2つのことを根拠にしていました。
① 「愛情」と「感謝 = 存在」は交換されることで初めて伝わる。
(ここが人類の新発明です。これは論理的瑕疵を含んでいる可能性あり。)
② 自分という生物個体は、生命誕生の頃から続く系統が存続したからこそ、いまこの瞬間に存在できている。
(これは、否定しようがない事実。ここを否定するなら、『科学的』な反証を持ってこないといけないよね)

で、この自分軸が手に入るとどうなるのか?

これまでのコラムで説明してきた克服方法を実践すると、精神的な虚無に到達します。
要は、「一回死んじゃう」わけです。
ウォーキング・デッドですよ。まじで

そんな状況で、この「自分軸」に貫かれると…

文字通り「精神的に甦る」わけです。

このときの多幸感は半端じゃない笑
(実際、ドーパミンとかアドレナリンが溢れすぎてすごかったぁ…)

でもですね…生き返ったということは

精神的に赤ん坊から再スタートを始めた

ということにもなります。


こりゃ…まずいんですよ。

なぜなら、同じ失敗はしたくないから。
自分の「感情・欲求」を殺したことで、いままでの生きづらい状況になったんだから。
この第二の人生は、「わがまま」に生きたい!

でもねぇ…わがままばっか言ってたら、

人間社会では、生きられない!!!


おい、酵母マン、ふざけんな。
結局大変じゃねぇか!


さーせん、といいつつ悪びれない僕。

ここからは、「愛情と感謝」視点で、コミュニケーションというものを再定義してみましょう。

そうすると、世に蔓延る (はびこる) 苦しみの正体が、面白いほどわかってきます。

ヒントは、「波」と「粒子」です!


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


3-2. 波って、なぁに?


まずは、科学の話をします。

「波」のお話。

ライブ会場とか、運動会でやった「ウェーブ」ってありますよね。

あれをイメージします。

基本原理は、「隣の人が動いたら、それを真似して動いてね」

これだけ。


ここで、真ん中のAさんの動きだけ見てみましょう。


Aさん、ぴょんぴょんはねてるだけじゃん!

(ライブ会場でこうゆうのを自覚しちゃうと、恥ずかしくなります。注意)


これが、「振動」です。

つまり、波の中身を見てみると、一人ひとりが動いてるだけなんです。

この一人ひとりは、「粒子」として捉えることができます。

ここからは、図を出すのがめんどくさいんで文字だけでいきます。

一応、波の言葉を整理しておきます。
周期= Aさんが一連の動きを1周するまでにかかる時間。
(しゃがみ→ジャンプ→しゃがみ、の時間, ちょうど、上の図の①~⑤にかかる時間です。)

振動数= ある時間の間に、Aさんが一連の動きをできる回数。
周波数= 一応、振動数と同じ定義。ラジオとかのあれね。
(例えば、Aさんが、10秒間に2回、しゃがみ→ジャンプ→しゃがみ、ができるなら、振動数・周波数は 2/10 = 0.2 になります。)
(振動数と周波数は、何が違うのか?Aさん1人 = 1粒子の動きだけを見るなら振動数、波全体の動きなら周波数、という理解でいいんじゃないかな?正直、専門分野じゃないんで、間違ってたら教えてほしい)

もう少しだけ
波長= しゃがむ人1号から、しゃがむ人2号までの距離。
波の速度= 1秒間に波が進むスピード。


はて、波の速度、まで出てくると、「波のエネルギーは?」
ってのが気になる。

細かい話は割愛しますが、
周波数が大きい波 = 波長が短い波
ほどエネルギーは大きくなります。



大事なことは何か、というと

・波長が長い波 = エネルギーが小さい波でも、時間をかければ短いものと同じ量のエネルギーを送ることができますよ!

・周波数が大きい波 = エネルギーが大きい波は、減衰する時間も早い

ということ。



もう1つ。

これは、紫外線とか赤外線などの光の話になるんですが、

光 = 波のエネルギーを吸収するには、共鳴する必要があるわけです。

さっきのAさんの話で言えば、

Aさんがウエーブが来るのを待っているとして、

・それが人間としてはありえないくらいすばやく上下している波でも、
・人間の目には違いがわからないくらい上下動のスピードが遅い波でも、

Aさんはその波に乗っかれない = 共鳴できないわけです。


人間が光を認識する仕組みは、ビタミンA (レチノール) 由来の物質が視細胞の中にありまして、これが光と "共鳴" する = ある波長の光を吸収できるから、光を "認識" できるわけです。

赤外線とかマイクロ波 (電子レンジ) で物が温まるのも、水分子の構造がちょうどこの光を吸収できて、分子内振動が励起されるからなんです。
(ちなみに、赤外線は身体の内部から温まる、って話は嘘らしいですね [Wikipedia 情報])

つまり、何かしら共鳴する物質 = 波を吸収する物質がなければ、波はそこを透過 = 素通りしてしまうんです。



結局、今回は科学の話で終わっちゃいましたね。

ここからは、こうゆうものの考え方を、「愛情と感謝」という概念の世界に持ち込みます。

なんでこんな難しい話したの?

それは、抽象的な言葉として使われる、「波長が合う」とか、「感動する」とか、「共感力」とか、「想像力」とか、「愛情ってなんなの?」的な話を解説していくためには、言葉の定義をしっかり押さえないと頭がおかしくなるからです。

どこまでが「科学」の話で、どこからが「一線超えちゃった変人」の話かは、ちゃんと区別しながら読んでくださいね笑


おわり


Next

Column 5【愛の証明】
5-X 急編 「人を愛し、人の世を生きるとは? 」
5-4 急編 その2 「愛情の正体 ― 『波』です。」

サポートの目安はアサヒ・ザ・リッチ1本文です。