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考えたこと

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そのとき考えたことを書き残しておきます。
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#とは

溶け込む現実

本を読んで言葉を知り、 世間を生き、歳を重ねて人を知っていくと、頭の中にもう一つ世界がで…

織部 行
2年前
4

春の空白

ぴっしりと隙間なく棚に収まった本のように、 そこにあるし、一見整えられて収まっている本た…

織部 行
2年前
15

夏の前の夜

部屋にいると蒸し暑い。外に出ると涼しい。 風が通る場所は十分に涼しいのだけれど、カーテン…

織部 行
3年前
8

あのとき見た水面

もう何年前になるのだろう。 そのとき見た、そのとき行った場所にある川の脇にある水面。 その…

織部 行
3年前
6

夜と向き合う

いつからか夜と向き合うのをやめた。 いろいろなことを途方もなく考えてしまう。そんな学生の…

織部 行
3年前
9

安逸

いまの生活ってどんなもの。 把握できてすらいない語彙の海を探索して見つけたものが「安逸」…

織部 行
3年前
9

習慣的に

選択肢が無限に広がるひとりの生活だから、選択する範囲を自ら設定しなければならない。これは意識的にしなければずーっと無限の選択肢の中から楽なものしか撮らなくなってしまうのがどうやら自分であるということがわかった。 朝起きて仕事をして帰ってくる、そして寝る。 基本的にこの余白に私が自由に選択できる時間が存在する。 週に2日ある休みの時間はすべて私のものだ。 仕事というものは厄介で、疲れる。 疲れると、何もしたくなくなる。そして何もしないで仕事をしたことだけで満足してその日を怠

10数年後に

10何年も前に映画館で観た映画。 まだ子供で学生で、10年先に自分がどこでどんな生活をしてい…

織部 行
3年前
7

4月1日

世の中がはじまる日はどこもかしこも人だらけでぎゅうぎゅうだから苦手だった。

織部 行
3年前
4

4月

いつまでも冬がいい。そう思っていたら毎年いつの間にか春がやってくる。 春は苦手だ。 何があ…

織部 行
3年前
5

桜は嫌いだった。 けれど、綺麗だと思えるようになった。

織部 行
3年前
5

昏い部屋と記憶

窓を開けても昏い朝。 雨が降っている。窓を開けて雨音を聞いているといろいろな思い出や記憶…

織部 行
3年前
5

空ばかり

空を眺めることが多くなった。 歩いてるとき。バスに乗っているとき。電車に乗っているとき。…

織部 行
3年前
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