Part.2 : 短答式試験攻略編 (論文対策含)

〜第3章〜 5月→8月(ゴッパチ)に向けて、

12月短答終わった直後のCPAウェブサーベイの順位を見てワンチャンはあるかもしれないけど、5月での1%差で不合格となった経験もあったため正直不合格をほぼ確信していました。
最初の5月と違い今度は予備校に通ってまで不合格になったという事で、自らの努力不足に後悔しました。R3年5月の時は独学だからしょうがないっと言う気持ちもあったのは事実です。そのため「次の5月短答は絶対に合格し、その勢いで超困難と言われてる8月論文突破してやる!」と心に決めました。そのため、12月短答直後受講相談をして初めて受験戦略を練りました。

※ 基本的にCPAの教材を基準にしていますがこれは「私という一例」が趣旨なのでご理解願います。


<この時点での受験戦略>

長期目標 : 5月→8月達成!
短期目標 : 5月短答ブッチギリ合格!
戦略 : 
・租税計算、財務計算は論文でも圧倒的に勝てる程に"最強"を目指す。
・論文の企業、管理は完全に守り(足切回避)。監査、経営は平均点〜ボーダー狙い。
・3月までは論文対策に当てて、短答対策は3月末頃から!

受講相談の結果、「財務会計(計算)と租税(計算)を完全に武器にする事が、困難と言われる5月→8月を達成する上で最も効果的である。」というアドバイスを色々な講師の方から頂き、自分も財務会計(計算)と租税(計算)が好きで得意であった事もあって、上記のような戦略をとることにしました。また、短答後に迷いなく論文の勉強にシフトできるように目標は圧倒的点数での合格(ボーダーに左右されない)を目指すと決めましたし、結果的に取れたのは本当に嬉しかったですが、論文を振り返っても目指して正解だと思いました。

◎ 科目に限らず工夫した事


以下の中には主に論文期に採用したものでそちらの記事でも紹介するものも含みますが、ここでも紹介します。

ストップウォッチを勉強中は常に作動させ、1日の総学習時間を可視化する

具体的には1日の勉強開始時にスタートし、科目を変える時はラップ機能で記録(タイマーは動かしたまま)し、休憩時のみ一旦停止。1日の勉強終了時にその日の勉強時間を正確に把握(記録する訳ではない)。
これにより時間のロス(怠け)等の可視化もでき自制につながるのと、「総勉強時間を○時間到達させたい!」という達成欲求の刺激でモチベーションにつながりました。

② 常に目標は理想目標(理想標準)達成可能目標(現実的標準)二つ設定!

私の目標例 :
①' 理想 = 15h/日勉強、現実 = 13h/日勉強
②' 理想 = 短答財計満点、現実 = 財計(大体120点満点前後)の得点だけで財務会計論全体(200点満点)の平均点を超える。
③' 理想 = 監査レジュメ100P進める。現実 = 60P進める。
etc…

これにより達成欲求を満たしつつ、もう少し頑張らないと…という感情を両立させていました。

定期的に講師に相談し、自分の戦略を見直す
自分の状況は日に日に変化します。その為ある時点で考えた当時の最適な目標や戦略も1ヶ月後には間違った物になっている事が多々あります。その為定期的に自分でも自分の状況を見直し、その結果考えたことを自分が中でも一番信頼できると思う講師に相談して適宜軌道修正を行うことで迷走するリスクを下げていました。

ライバルを作る!
これは、必ずしも知人友人である必要はなく一方的にライバル視するだけでもいいと思います。特に通信の方、コミュニケーションが得意でない方はTwitter等で成績上げてる人の中方選ぶといいと思います。この時のライバルとして、現時点でボーダー付近の実力の人は自分と成績が近くて且つ直感で「この人は受かりそうだな」って思う人を、そうでない方は現実的に追いつく自分が想像できる程度で且つ直感で「この人は受かりそうだな」って思う人を勝手にライバル視するといいと思います。圧倒的にモチベが変わります。自分は勝手にライバル視した方に短答で敗北し、論文で勝利しました。

予備校を使い倒す!
講義、答練、レジュメ等で疑問点が生じて、自分でテキストや解答、講義を見ても解決できない時は遠慮なく予備校の質問機能を利用し解決しました。自分で解決の努力しても解決できなければその後悩んだりスッキリしない時間は無駄です。そして万が一放置して本番出題されたら最悪です。自分で解決を試みる行為は個人的に重要だと思っています。解決できた時はその論点の理解が更に深まったり、周りの論点が記憶に刻み込まれたりもしたからです。

⑥ 全ての科目で全答練のケアレスミスをスマホのメモ帳に記録!
本試験当日に5〜10分程度で確認できるようにケアレスミスを連想できる程度に簡潔に列記しておきました。この時「分からなかった問題」は対象外とし、「ケアレスミス」のみ集計対象にしました。なぜならケアレスミスはそこさえ気を付ければ得点になる最も忌むべき存在であり、最も得点に近い存在だからです。

コレが私のミス撲滅ノートです!


他にもあったりした気がしますが、、、思い出したら加筆します。。

〜第4章〜 R4I(12月)短答後からR4II(5月)短答直前期前(2022/3/31)まで

5→8を見据えている以上、この時期は論文対策に専念しました。
具体的には下記に科目別に記します。
答練については財務会計論、管理会計論、監査論のみオンタイムで受けていました。この結果についても
各科目のところで記載します。

・受講講義
財務会計(計算) → なし(冒頭3回と、連結CF、CIのみ論対受講)
財務会計(理論) → 論文対策講義(渡辺講師)
管理会計論     → 論文対策講義(植田講師)
監査論       → 論文補完講義(松本講師)
企業法       → 論文対策講義(青木講師)
租税法(計算)   → コントレ(キング高野講師)
租税法(理論)   → 全4回の理論対策講義(?)(キング高野講師)
経営学       → レギュラー講義(植田講師)

・使用教材
財務会計(計算) → 短答対策レジュメ、論文対策レジュメ(Input)
財務会計(理論) → 渡辺レジュメ(論対ver)
管理会計論     → Master Peace
監査論       → "短答"対策レジュメ(松本レジュメ)
企業法       → 青木レジュメ
租税法(計算)   → コントレ租税法2022年版
租税法(理論)   → CPA理論テキスト
経営学       → Master Key

これら教材を使用した私の論文式試験の結果については下記リンク先の冒頭の記事で公表しています。

a、財務会計論(計算)

計算を最強に仕上げるためにひたすら短答対策レジュメを鬼回転していました。具体的には全15回分ある短答対策レジュメの内必須論点の14回分を1回/日で回転していました。この段階では毎回全問題電卓入れてました。また、苦手だった論点(包括利益、退職給付会計、連結キャッシュフロー)に関してはインプット用の論文対策講義を受講し補完すると同時に、植田講師に見せてもらった「まとめノート」を苦手論点に限定して作成して克服しました。

財務会計の学習で工夫した事と言えば「まとめノート」の作成だと思います。これは標準テキストを参考にして作成するのですが、作成するにあたって先ず理解する必要があり、それを1ページに纏めなければなりません。この過程で頭の中が整理されるので定着に繋がりました。

・やった事
短答対策レジュメ = 5回転
論文対策講義   = 冒頭及び、苦手論点のみ視聴
まとめノート作成
答練受講

・勉強時間
1h〜1.5h/日

・まとめノート参考

CI編。字が汚いのはご愛敬笑。もしどっか間違っててもご愛敬笑。作るなら自作オススメ

・答練
財務理論は論文対策講義受講程度しかできてないのでないようなものでした笑
基本的に計算の出来だけ気にして理論の成績は無視してました(特に第4問)。
第1回論文模試を除いて答練はタイムリーに受けていました。

上級答練①

初めての論文答練ボロボロ

上級答練②

計算特訓の成果が少し出てきた。2回目なので解き方も少しわかってきた。

上級答練③

第3問(個別問題)は急に高偏差値が安定し出しました。総合問題は短対レジュメでだけで安定は対策不足。

上級答練④

第3問はいい感じ。総合問題がまだまだだけどまだ想定内。にしても第4問(理論)やば笑

b、財務会計(理論)

12月短答時に(自分のせいとは言え)時間が足りなかったのもあり、理解が足りていないと判断したためじっくり論文対策講義をフル受講しました。
これは短答対策という意味でも暗記をしやすくするために理解をかなり重視し、解りづらいところは理解できるまで何度も見直したりしてました。
私の中でいう「理解する」とは教わった内容を納得し、テキストを見れば他人に説明できる状態になることです。
短答対策もかねて回転するつもりだったので、この時点で財務理論の復習/回転などはしていませんでした。

・やった事
論文対策講義受講

c、管理会計論

管理会計論の計算は基本的に短答と論文で変わらないという認識でいたため、論文対策を進めていました。理論に関しても最終的には暗記になるため、この時期はそのベースとなる理解を重視しました。
とは言え、全体戦略上重視する科目ではないためあまり力は入れませんでした。
そのため、回転/演習もしておらず講義完走後は何もしていません。本当に。

・やった事
論文対策講義受講
答練受講

・勉強時間
気分が乗った日に : 1講義受講/日

・答練
基本的に各問及び全体の得点比率(偏差値)50取れていれば万歳、偏差値45でOK、偏差値40超えていれば耐え、偏差値40を下回ればヤバイという認識で受験していました。

上級答練①

第2問が奇跡起きてるけど上々

上級答練②

第1問ギリ耐え、全体で見れば問題なし!

上級答練③

第2問が少し沈みすぎてるけど全体はOK!

上級答練④

第1問は上々、第2問は反省

d、監査論

監査論は短答と論文で大きく態様が変わる科目です。
短答では結論を暗記すればOKでしたが、論文ではそうもいかず論述力と思考プロセスを鍛えなければなりません。
監査論は戦略上平均を目指す科目なのでそこまで力は入れないものの、それなりにはやる科目と位置付けており、短答特化期間前から短答対策も兼ねて短対レジュメ(松本レジュメ)を読み込んでいました。
また、講師曰く短対レジュメをそのまま使えると言う事なので、短答も控えていた私は松本レジュメは短答対策レジュメをそのまま使用しました

・やった事
論文補完講義受講
論文答練受講
短答対策レジュメ回転(3月あたりから)
答練フィードバック(毎回)

・答練
成績はそこまで気にせず、考える&書く練習と言う気持ちでやっていました。

上級答練①

短答の知識があったのと、第1回は問題が簡単だった

上級答練②

この辺りが実力

上級答練③

論文勢に話されていくのは仕方ない

上級答練④

過去最悪の出来、内部統制監査で無事死亡

この4回の答練を通して、私はどちらかと言うと理論問題に弱く、事例問題に強い事がわかりました。

e、企業法


企業法も監査論と同じく、と言いますか監査論以上に短答と論文で態様が大きく変わる科目です。一問あたり大体15〜25行の法律文章を根拠(条文)に添いつつ論理的に書かなければなりません。
私は文章力に不安意識があった事と、5月→8月で実質的準備期間が少ない事もあり企業法は完全に守りの科目と位置づけ、足切り回避(偏差値40以上)を目標にしていました。そのため、管理会計同様にあまり力は入れておらず青木講師と
相談の上
、短答前は論文対策講義のインプット部分までしか受講しませんでした。
復習・回転等もやっていません。
また、そのような状態で答練を受けても何もかけず白紙の答案有無だけだったのでこの時点では全て受けていませんでした

・やった事
論文対策講義 前半(インプット部分)のみ受講

・答練
未受験

f、租税法(計算)


論文で新たに加わる科目であると同時に、ちゃんとやると超重い科目です。
その代わり、租税法を苦手とする受験生も多く一般的に差がつけやすく、計算問題であるため安定させやすい科目と言われています。私は計算科目が得意である事、R3年5月短答後に少しやっていた事、そして何より租税法を武器にする事が5月→8月の成功率を高めると言う理由から定期的に相談していた植田講師との相談の上超攻撃科目と位置づけていました
また、租税法担当のキング高野講師と相談したところ「法人税が仕上がっていれば
、所得/消費だけなら5月短答後からでも十分高められる
」、「租税法は忘れやすいけど思い出しやすいから短答直前期は何もやらない方がいい」と言うアドバイスを頂いたため3月末まではコントレの法人税法を回転していました。
また、答練については所得税・消費税を全くやっていなかったため全て受講していませんでした

・やった事
租税法コンプリートトレーニング法人税①② 4回転
(法人①は網羅、②は標準)


・答練
未受験

g、租税法(理論)


講義が未開講だった事、直前期からの対策で十分であることから、この時点では本当に何もしていませんでした。テキストも開いたことありませんでした。

h、経営学


こちらも論文後に新たに加わるかもです。
イメージ的には軽めの科目と思われがちですが、しっかりやろうとすると普通に重いです。なので私みたいに「デザート科目やし余裕っしょ笑」とか思っていると本当にめちゃめちゃ後悔します。論文編で書きますが私はギリギリまで「経営学で足切りになって死ぬのでは、、、」とか思っていました。
そんなことを知らないこの段階では植田講師と相談の上計算分野であるファイナンス分野のみレギュラー講義を受講することにしました。経営学は戦略上平均を狙いにいく科目であったため講義はしっかりと受けていました。しかし、どこかに油断があり復習や演習(回転)は行っていませんでした。

・やった事
レギュラー講義(植田講師)のファイナンス分野のみ受講

・答練
未受験

〜第5章〜 R4Ⅱ(5月短答)直前期(4月〜)と本試験戦略

短答式試験約2ヶ月前となり直前答練が始まる3月末からが一般的に直前期と言われています。因みに5→8組にとってはここから論文式試験が終わるまでの約半年が終わらぬ直前期です。また、この期間では租税法と経営学は一切触れませんでした


・使用教材
財務会計(計算) → 短答対策レジュメ
財務会計(理論) → 渡辺レジュメ(短対ver)
管理会計論     → Master Peace、短答対策問題集(計算/理論)
監査論       → "短答"対策レジュメ(松本レジュメ)
企業法       → 過去問題集(短答対策講義用)

・短答答練

短答直前答練①

短答対策シフト時くらいなので暗記勝負の理論科目は成績悪くてもまだOK、財計は成果が出てきた。

短答直前答練②

財計は武器として安定してきました。1桁順位はうれしかったです!理論も少しずつ点が取れてきました。

短答直前答練③

企業の第失点と、あまりにも絶望的な管理でちょっと焦りました。財計は安定。

短答模試

管理が絶望的なためこの辺りからある戦略を実施しました。理論も伸びてきましたが、この辺りから
財計のミスが目立ち始めました。

短答直前答練④

理論はそれなりに仕上がりました。財計でミス連発して凹みました。

短答式試験(5月)本番(CPAのWEBサーベイ)

企業法 : 80/100
管理会計論 : 70/100  (計算 : 30/60、理論 : 40/40)
監査論 : 85/100
財務会計論 : 172/200 (計算 : 108/128、理論 : 64/72)

合計 : 407 (81.4%)


ここから先は各科目の詳細を書いていきます。

前提として1日あたり7〜9時間勉強していました。
この先、各科目別に大体の勉強時間も記載していますが基本的に不足時は管理会計の計算の学習時間を優先的に削っていました。

a、財務会計論(計算)


財計については武器とする科目としていたため、基本的にはこれまでの学習を継続し、特に変わった事はしませんでした。全15回全てを重要度関係なく回転対象としてやりました。少し変わった事といえば最後の2回転は間違えた問題だけ電卓を入れ、その他は目で解くスタイルにした事と、そして答練の度にケアレスミスした論点をiPhoneのメモ帳に記録し、本試験直前に見直しました(ミス撲滅ノート)。
答練においては財務計算(120点満点前後)の得点だけで財務会計論全体(200点満点)の平均点を超える事を目標にしていました。基本的に復習後の見直しはしていません。

・やった事
短答対策レジュメ 4回転
ミス撲滅ノート作成

・勉強時間
1h/日

・試験戦略
予備校の先生方がよく言っている事とほぼ同じですが、
一目見て「時間かかりそうだな」と感じた問題は、1周目は2問までは即捨て"しなければならない"ルールを作りました。
もちろん、一通り解いたら捨てた問題も見に行き解けそうなら解きに行きました。

・短答式本番 : 108/128

b、財務会計論(理論)


財理だけに限らず企業法以外の理論科目全般ですが、今まではテキストを頭から読んで付属の問題を解く単純な暗記方法を変え、付属の問題を解いてから対応する箇所の結論を読み込む(論拠は結論見てぼんやり連想できなければ目を通すくらいの温度感)と言う方法にしました。今回はさすがにC論点はほぼスルーしました。問題についてはCも目を通していました(ここは固める訳ではなく)。
答練/付属問題問わず間違えた場合は、そこに対応する箇所に特定の色のペン(オレンジ)で書き込みを施しました
さらに、答練で間違えた重要度A又はBの問題の内、短答対策レジュメに類似問題が掲載されていないものは切り取って短答対策レジュメに貼り付けて回転対象に加えていました
更に、最後の1回転時に本試験直前に確認したい場所に付箋を貼って本試験会場で確認しました。

・やった事
短答対策レジュメ 3回転(1冊目の伝統論は1回転)

・勉強時間
2〜2.5h/日

・戦略
コスパを考えて短答対策レジュメ(渡辺レジュメ)の②、③冊目の会計基準論点を重点的に回転させました。

・短答式本番 : 64/72

c、管理会計論

この科目は戦略として一番大胆なことを行いました。
それは、一番相談していた植田講師に相談した上で短答式試験においては管理会計分野の計算を全切りしました。もちろん理論は全範囲カバーしました。
理由は以下の通りです。

① 管理会計分野は苦手だが、原価計算分野は得意でありこれまでの答練の計算得点源の8割が原価計算分野だったこと。
管理会計は論文を見据えても守りの科目としていたため。
③ 理論科目の暗記のため時間をとられ管理会計に時間があまり使えないため。
管理分野が0点になってでもその他に時間を使う方が総得点の期待値は高いと判断したため
⑤ 管理分野の計算は原価計算分野と比べて難問になる事が多く、管理会計論は科目としてもレベルの低い戦いが予想されたため。

※ お勧めするわけではないです。

そのため計算は原価計算分野のみ短答対策問題集を解いて行きました。
具体的には原価計算分野のみを重要度無視して頭から、電卓を入れて解き進めました。
しかし理論に関しては簡単な傾向が続いており満点が現実的に狙えたため、短答対策問題集でしっかり対応しました。こちらは重要度Dを除いて全てを回転対象とし、3回連続正答した問題は回転対象から外していました。管理は過去問と同じような肢が定期的に出題されていた為、後半過去問は重点的にケアしていました。
その中で個人的に重要だなと感じた問題(過去問中心)をいくつか抜粋しマークをちけ、本番直前にチェックしていました。

・やった事
短答対策問題集(計算) : 原価計算分野2回転程
短答対策問題集(理論) : 上記方法で4〜5回転

・勉強時間
計算理論合わせて 2〜3h/日

・短答式本番 : 
原価計算分野(計算) : 30/30
管理会計分野(計算) : 0/30
理論 : 40/40

d、監査論


※ 財務会計論(理論)と全く同じ方法で学習していたため割愛。

・やった事
短答対策レジュメ 3回転

・勉強時間
2〜2.5h/日

・戦略
コスパを考えて短答対策レジュメ(渡辺レジュメ)の②、③冊目の会計基準論点を重点的に回転させました。

・短答式本番 : 85/100

e、企業法

企業法は受講した短答対策講義のコンセプトから、他の理論科目と異なる方法も採用しました。
他の科目のように付属の問題を解いてから対応する箇所の結論を読み込むと言う方法では無く、問題を解いて間違えたところに対応する箇所のみ読み込み、その他の箇所は結論も目を通すくらいでした。又、答練にでたところを以外はC論点は無視しています。大体200問(肢)/日を目安に問題を解きました。その他は以下の通り他の理論科目と同様の方法を採用しました。
答練/付属問題問わず間違えた場合は、そこに対応する箇所に特定の色のペン(オレンジ)で書き込みを施しました
さらに、答練で間違えた重要度A又はBの問題の内、短答対策レジュメに類似問題が掲載されていないものは切り取って短答対策レジュメに貼り付けて回転対象に加えていました
更に、最後の1回転時に本試験直前に確認したい場所に付箋を貼って本試験会場で確認しました。

※ 企業法短答対策講義のコンセプト:
安定して80点以上を目指す、コスパ重視の講義

・やった事
短答対策レジュメ 4回転

・勉強時間
1.5〜2h/日

・戦略
特になし

・短答式本番 : 80/100

〜終章〜

色々と書いてきましたがこの試験に合格する上で最終的に一番重要なのは、、、

・どんなに打ちのめされようと(短答/論文)本番の試験終了時間まであきらめず戦い抜くこと!
・自分自身でも主体的に考えること!

だと思います。
諦めたらそこで全て終わりますし、もちろん可能性は0%です。
しかし、諦めなければ可能性は0になることはありません。

少し論文の話が入りますが、私は7月下旬まで企業法、監査論、経営学の成績が壊滅的ではないにせよ悪く、本気で足切りを連想して諦めかけていました。もしここで諦めていたら今の私は論文過年度生でした。そこで諦めず戦い抜いたからこそ今があります。そして結果、戦略的に捨てた企業法以外は全科目科目合格以上の成績になりました。諦めず走り抜いた最後の1ヶ月で今までの成果が形になったのだと思います。
今思えば、財務会計の計算が伸びた時も、短答本番で今まで見たことない点数とった時も、論文前最後の1ヶ月も、、頑張っても頑張っても結果が出ない日々が続いたのに結果は突然出てきました。
なので、コレは私が論文諦めそうな時のマインドだったのですが「今まで貯めに溜めた勉強の成果がすぐそばに来てるかもしれない!」と自分の可能性を信じて最後まで戦い抜きました!

ゴッパチ組は短答後に更に辛い地獄が待っています
しかし、その先には最高の未来が広がっています!

12月ダメでも5月→8月キメればゴールは全く同じです。
むしろ逆境を乗り越えたと思えばカッコよくないですか?

12月不合格は私も経験しているので辛いのは事実ですが、短答は諦めない心を鍛える場所くらいに思って乗り切りましょう!
あまりここで書きすぎると「論文式試験攻略編」の最後に書くことなくなっちゃうのでこの辺で止めておきます。

ここまで読んでくださりありがとうございました!
この投稿を読んでくださった全ての方を応援しています!



続編 : 論文式試験攻略編(12月〜1月公開予定)


それでは、こちらの記事はここで失礼いたします。質問等あればTwitter( @KouCpaTD )にてDM等へどうぞ。
なんでも答えられる範囲で答えられる時にお答えします。


Kou

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