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一緒に心理学を勉強!【ザイオンス効果】

どうも、KOUです。

今回紹介するのは「ザイオンス効果」なんだか強そうな名前ですが、聞けば「それ知ってる!」となるものです。

■ザイオンス効果とは?

日本語では「単純接触効果」と呼ばれているものです。

会えば会うほどに、知れば知るほどに好意を持つといった心理効果のこと。
頻繁に目に触れる機会があることによって警戒心や恐怖心といったマイナスの感情は薄れていき、いい印象を持つようになると言われています。

ポイントは一回だけ長時間接触するよりも、一回一回の接触は短いけど頻繁に会う方が好印象になりやすいという点。

注意すべきは元々が悪い印象で、会うたびに悪い印象だとそのマイナス評価が加速してしまうところ。注意です。

■実験

①写真の実験

大学生に対して12人の写真を1枚ずつ見せていきますが、それぞれの人物の写真で見せる回数がバラバラです。1回しか見せないものもいれば繰り返し見せるものもいて、1〜25回と差をつけました。
その後、12人全員の写真を並べて一番好印象だった人物を聞くと、回数の大きさと印象の良さに相関があったそうです。

②意味のない図形の実験

2秒ごとに12枚の意味のない図形を同時に見せることを何度か繰り返し、図形ごとの登場回数に差をつけたところ同じように何回も登場した図形が好意的な評価になったそうです。

人物の写真だと好みが出る可能性がありますが無意味なものにでも印象に影響が出るという結果に。

また、さらに応用編で250分の1秒という実際には判断できていないであろう速さで上記と同じような実験を行ったところ、同じように登場回数の多かった図形が一番好印象だったそうです。

無意識だとしても繰り返されるものは印象に残るわけですね。

■応用例

ポイントはやっぱりいい印象を小分けで与え続けるということです。

∟恋愛編

質より量ということです。(マイナスじゃない程度の質は大事)

例えばLINEだったら一回で長文を一気に送るけど一週間に一回の連絡とかよりは、短めの文章だけど1日2、3往復だけで頻繁に連絡がある方が相手の印象に残りやすいです。

もちろん、直接会う機会も大切。通勤や通学の時に見かけたあの人が気になるとかであれば、同じような時間に行動して相手からもあの人よく見るなと意識させて置くこと。
こうすることで声をかけやすくなりますし、声をかけた時に仲良くなれる可能性が高まります。

∟ビジネス編

特に営業マンですね。
自分が売りたいものがある時だけお客さんのところに出向いたって向こうも取り合ってくれません。
それよりも、日頃から近くを通ったのでなんて言って挨拶に言っているだけで今日もあの人くるかなと意識してもらえるようになって、こちらからのオファーが通りやすくなるものです。

また、広告の効果もこれですね。
なんか頭に残っているこの企業の広告。そのせいでテレビ探してたら、このメーカーのテレビがよく見えちゃう、みたいなやつです。

■まとめ

この俳優いいなと思っているのも、もしかしたら猛プッシュされて色んな広告や番組で見ているからなんとなくそんな風に感じているだけかも知れませんね。
たまに頑張るのではなく、毎日ちょっとずつでもいいのでアピールしていきましょう。

では。

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