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一緒に心理学を勉強!ゲインロス効果【ギャップ萌え】

どうも、KOUです。

今回お伝えするのは「ゲインロス効果」です。

■ゲインロス効果とは?

簡単に言えばギャップ萌
プラス(ゲイン)とマイナス(ロス)の差が大きければ大きいほど相手の心に与える度合いが大きくなります。

いわゆる、ヤンキーがちょっといいことしたらかなり美化されるみたいな。

印象操作テクニックの中では応用しやすく強力な効果と言えるでしょう。
僕はマイナス部分は出すのに抵抗があってしまうので、そこをあえて出す勇気も大切だな〜と。

ちょっとのプラスだけだとあまり印象に残らないっていう最悪の結果になるから、それくらいならマイナスとして印象に残って取り返す方がいいよね、という。

ちなみに、逆もありえます。
いいと思ってた人がちょっと悪いことをするとかなり印象が下がるということですね。

芸能人の薬物とか不倫とかがこれにあたります。
いや、確かに悪いことなんだろうけどそんなに叩くことじゃなくないか?ましてや1週間もずっとニュースにするほどか?
と、話が逸れてしまうのでこれくらいで。

■実験

行われた実験は、被験者の女子学生が下記4パターンの男子学生と面談した後に印象を聞くというもの

①最初から最後まで終始笑顔(プラス)
② 最初から最後まで終始仏頂面(マイナス)
③ 前半は笑顔、後半は仏頂面(プラス→マイナス)
④ 前半は仏頂面、後半は笑顔(マイナス→プラス)

はい、答えは簡単ですね。
④→①→②→③の順番で印象が良かったという結果になりゲインロス効果が立証されました。

印象というのは振れ幅の大きさ(相対値)なんだということがこの実験で証明されたということです。
±0の状態から+10にするよりも−10から+5にする方が最終的な+が小さくても大きく心が動かされて印象に残るんです。

■活用術

∟恋愛編

簡潔にいうと、背伸びをしないということ!

相手によく見られたいからということでついつい背伸びした自分を見せがちですがプラス→マイナスになったときのダメージが大きいです。
しかもやっかいなことに+10→+5だとしてもマイナスの印象になってしまうという始末・・・。

ここぞというときに頼りになる、優しい、なんだか普段と違うみたいな方がいいぞということですね。
普段ガサツそうに見えてさっとハンカチを差し出すとか、いつもズボンなのに今日はスカートみたいな。

あと背伸びすると疲れるので、素でいる方が楽というメリットも。

∟ビジネス編

簡潔にいうと、両面見せるということ!

どうしてもいいところばっかり伝えたくなるところですが、後から悪い面が見つかった時に悪い印象になったり、せっかくのお客様からの信頼を失ったり・・・

と、いうわけで先回りして悪い部分を最初から伝えてしまいます。
その後にそれを覆すアピールポイントを言えばそこが強調されるだけでなく、そのアピールポイントに対する信頼も生まれるというまさに一石二鳥ですね。

◆まとめ

ギャップっていいよね、なんて何気に思っていたことも戦略的に使うことでかなり強力な武器になります。
というより、ギャップの効果を感じたことのない人なんていないんじゃないかな?

自分ではマイナスだと思っていることがあっても、ちょっとプラス方向に変えることができればそれはマイナスではない

では。

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