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『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #9

 2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。

 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回は、J2最優秀GK賞を発表したいと思います。

J2最優秀GK賞とは

 この賞は、2021のJ2リーグの中で、GKとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。

ノミネート選手紹介

 ノミネート選手は以下の3名です。

①福井光輝(FC町田ゼルビア)

2021シーズン成績
 42試合出場
 38失点

1試合平均セーブ数
 2.1
PA内セーブ率
 65.5%(リーグ10位)
PA外セーブ率
 79.1%
PA内キャッチ率
 39.3%(リーグ4位)
PA外キャッチ率
 46.5%
クロスキャッチ率
 33.2%(リーグ4位)
PA内シュートパンチ率
 14.3%
PA外シュートパンチ率
 30.2%

 過酷なJ2リーグでGKの中で唯一J2リーグ全試合フル出場
 ここまで、守護神として定着していた訳ではなかったが、今季はキャンプからポポヴィッチ監督の信頼を掴み、シーズンを通して安定したパフォーマンスを発揮した。
 1試合平均1失点以下はGKとしては立派な数字であり、昨シーズン下位に沈んだ町田ゼルビアの上位進出に貢献した。
 来季、J2からJ1昇格を果たす。あるいは、J1昇格プレーオフに出場するためには、福井選手が新加入のポープ・ウィリアム選手(←大分トリニータ/完全移籍)と切磋琢磨しながら町田に貢献するだろう。

②新井章太(ジェフユナイテッド千葉)

2021シーズン成績
 37試合出場
 30失点

1試合平均セーブ数
 1.7
PA内セーブ率
 57.1%
PA外セーブ率
 90.3%
PA内キャッチ率
 22.2%
PA外キャッチ率
 64.5%(リーグ3位)
クロスキャッチ率
 27.4%
PA内シュートパンチ率
 19.0%
PA外シュートパンチ率
 19.4%


 ジェフの絶対的守護神がノミネート。
 川崎などで豊富な経験があり、その経験を活かし、チームのJ2失点数2位に貢献した。
 新井選手自身としても、37試合に出場(フル出場)して30失点と、こちらも1試合平均1失点を切っておりGKのパフォーマンスとしては立派である。
 尹晶煥体制3年目でのJ1昇格。ジェフのJ1復帰を達成するためには、欠かせない絶対的戦力であろう。

③後藤雅明(ツエーゲン金沢)

2021シーズン成績
 37試合出場
 48失点

1試合平均セーブ数
 2.9
PA内セーブ率
 61.5%
PA外セーブ率
 87.0%
PA内キャッチ率
 26.6%
PA外キャッチ率
 58.7%(リーグ6位)
クロスキャッチ率
 32.7%(リーグ5位)
PA内シュートパンチ率
 25.7%
PA外シュートパンチ率
 28.3%

 ツエーゲン金沢の守護神がノミネート。
 昨シーズンまで、Jリーグでの出場はほとんどなかった選手でしたが、今季は金沢の守護神に定着し、J2リーグ37試合出場。失点数こそ多いものの、金沢が押し込まれる展開が多いことも原因の一つであり、基本的なパフォーマンスは高水準であった。
 来季からは、同じくJ2のモンテディオ山形に移籍することが発表されており、今度は山形の守護神として半田陸選手や木村誠二選手(←FC東京/期限付き移籍)などと強力な守備陣を構成し、J1昇格を目指すだろう。

2021 J2 最優秀GK賞

 私が思う、最優秀GKは

 ツエーゲン金沢の後藤雅明選手です!!

 失点数は多いもののスタッツは上位。
 特に、PA外やクロスなどの対応に定評があり、「あらら」という失点が少ないのが特徴で、GKとしての総合力の高さに定評がある。
 来季は、チームとしての目標が「J1昇格」と明確なモンテディオ山形で守護神の競争に勝ち、J1昇格に貢献するだろう。

最後に

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