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いつも頑張っているあなたへ。自分のオーラ、何色か知ってる?


突然ですが、あなたは自分のオーラが何色か知ってますか?

「あの人、オーラがあるよね!」なんて言ったりしますが、そもそもオーラって何やねん。Wikipedia様によると、「生体が発散するとされる霊的な放射体、エネルギー。転じて、ある人物や物体が発する独得な、または霊的な雰囲気やなんとなく感じる力」らしい。

うーん……本当にオーラなんてものはあるのか……。Wikipedia様が言わんとすることはわかるけど、実際に見たことがないからよくわからない。なんならちょっと胡散臭い。

しかし、そんな私が先日実際に自分のオーラを見た!オーラを見れる能力が開花したわけではなく、オーラ診断で。

今回のnoteは、オーラ診断を体験した私の内省記録である。そして、そこからわかったことを、きっと今何かを頑張っているだろうあなたに伝えられたら嬉しい。

その機会は突然やってきた。

8月某日。鎌倉の小町通りを散策をしていると、あるポスターが視界に飛び込んできた。

『あなたのオーラは何色?』

そういえば私っていったい何色のオーラを発しているんだろうか……。気になるぞ。続きを読む。

『自分の個性や今の精神状態が測定器によって計測できます』

ほぉーーーん。今はそんなこともできるのか。
なんとなくは自分の個性をわかっているつもりだけど、客観的にはどんな結果になるのだろう。興味深い。

そして、今の精神状態……。仕事が合わず体調を崩したことをきっかけに、少し前から転職や副業を本格的に考え始めていた。その結果、最近の気分は不安定だと薄々気づいていたけれど、それがオーラに現れるだと……?!本当か?!

わずか3秒だけ目が合ったそのポスターに、がっつり興味を持っていかれていた。結果、オーラ診断に3,300円を(ちょっと高いけど、観光地価格としては納得できる範囲だと思い込んで)課金することとなった。

自分のオーラは落ち着いた色であってほしいという望み

私が診断を受ける前、別のご家族がオーラ診断を受けていた。「やっぱりみなさん自分のオーラが何色か知りたいですよねぇ〜わかります〜」と謎の親近感を抱きつつ、オーラ診断の受け方案内を読み込む。

今回受けたのは、お浄めミュージアム鎌倉さんのオーラチャクラ診断というもの。(もし興味持ってくださった方は、リンクを見てみてください!)

オーラ診断は、オーラビデオステーションという機材を用いて行われる。その機材がバイオセンサーで、体内の微弱な電気信号を計測し、その電気の周波数を色の周波数と比較することで、色(光)という形で表すそう。

欧米では『心のレントゲン写真』と呼ばれ、実態がなく、取り扱いの難しい心の問題を扱う、多くのカウンセリングオフィスや病院などで活用されている。

引用:岩座 オーラチャクラ診断

大袈裟かもしれないが、そんな機械で心身の状態を丸裸にされると思うと緊張してくる。


診断されるオーラの色は、以下の通り12色に分かれているらしい。


どうでしょう。自分はこの色なんじゃないかと思う色はありますか?

ご覧のとおりオーラの色によって、気質や性格が異なる。そこで私はこう思った。「自分の性格は少なからず把握できているのだから、測定されるオーラの色はだいたい予想がつくのでは。」と。


私の場合、紫か藍。つまり、落ち着いた暗めの色が出るんじゃないかと期待していた。なぜなら、私は昔から良くも悪くも「落ち着いている」「大人っぽい」と言われることが多いから。


振り返ると、中学の卒業文集の『クラスで一番○○な人は〜〜さん!』という企画でも「一番大人っぽい人」で選出されたことがあった。中学時代から大人っぽかったなんて、私はどこまで可愛げのない人間だったの……と心配になるところはあるが、ここではいったん置いて。


そんなことから、赤や黄色などのパッと明るい活発そうな色よりは、暗めで落ち着いた色(=紫、藍)が私っぽいのではと思ったのだ。赤や黄色などの原色カラーは、私みたいな人間には畏れ多いです、という感じ。


(あ、暗めカラーを下に見ているわけではないですよ!笑)


説明書によると紫オーラの気質は、プラス面【感受性・美意識が高い・情緒が豊か・芸術的・直感的】
一方、マイナス面は【現実を直視しない・自虐的・情緒不安定】


藍オーラの気質は、プラス面【落ち着きがあり、深い愛情をもつ・縁の下の力持ち・客観性がある】。マイナス面は【厳格・孤独・感受性が強い・引きこもり】。


ここで私は納得してしまう。「紫も藍も、私のこと言ってる?!ってくらい当てはまってる」と。(なんて自惚れ野郎で図々しいのだろう!!)

いざ!オーラ診断!

お店の方に案内され、オーラ診断専用の小部屋に入っていく。席に着くと、目の前にカメラ付きのパソコンが。

正確に診断するために、指輪や時計などの装飾品は外す。一つ深い息をついて、気持ちを落ち着かせてから機械に手を乗せる。

引用:https://aminaflyers


この状態で写真をパシャリ。オーラの色が浮かび上がってくる。


えぇ……?

えええええぇ……??

これは……、きみ……どり……?!
(まったく私っぽくない色出てもーた!)

と思っていたら、お店の方から告げられたのは、【黄色】だった。

まさかの原色カラー。自己評価とは真反対の色が出てしまったな……意外すぎる……と驚きつつ、お店の方の黄色オーラの解説を聞く。

【黄色オーラのプラス面】
・ユーモアがあり、楽しいことが好き
・頭脳明晰
・マイペース

【黄色オーラのマイナス面】
・神経質
・臆病
・わがまま
・寂しがりや
・思春期のよう

どの色もプラス面だけでなく、マイナス面も持ち得ている。調子が良いときはプラス面の特性が強く出て、反対に調子が落ち込んでいるときはマイナス面の特性が出てくるとのこと。


プラス面もマイナス面も、言われてみれば当てはまることばかりだった。例えば、「マイペース」。私はせっかちであり、のろまでもある。そう、人に合わせることが苦手なスーパーマイペース人間だということを思い出した。

新入社員研修で、同期300人くらいと共同生活を強いられた1か月間は、本当に地獄のようだった。マイペースなことが許されなかったからだ。もちろん同期と協力して高めあうことも重要なのはわかっていたが、周りと画一的な行動が求められるのはしんどかった。

そんなのただのわがままじゃないかと思うかもしれない。その通りである。マイペースでもあり「わがまま」でもあるのだ。

さらに、「神経質」「臆病」も概ね当てはまっていると思う。わたしは、ちょっとしたことが気になって仕方がない性分だ。例えば、LINEをしていて相手がいつもと違って絵文字なしで連絡をしてくるようなことがあれば大変である。

「何か怒らせてしまっているのだろうか……?」「雑な連絡しかしないで良いやつと思われているのだろうか……?」「相手が絵文字を使うのが疲れるということなら、私も同じく絵文字なしのほうが良いのだろうか……?」

頭の中で、ああなんじゃないか、こうなんじゃないかと勝手に妄想マジカルバナナが始まってしまう。しかも基本的にマイナスの方向に突き進んでいく。

けれど、結局相手には伝えられない。なぜなら、「臆病」だから。そして、疲れ果ててしまうのがオチである。


いろいろ書いたが、【黄色】オーラの特性は、確かにそうじゃん!ということばかりだった。紫や藍は、私がなりたい像だったのかもしれない。

オーラ診断をしてみてわかったこと

オーラ診断をして気づいたことが2つある。1つ目は、オーラ診断で自分の意志や気持ちを確認できたこと。2つ目は、そもそもオーラ診断に惹かれるのは何かしらを頑張っている証拠だということ。

①自分の意志や気持ちを確認できた

これは、私が前章であれこれと思考しているところを見ていただければわかると思う。結果的に黄色オーラと判定されたのだが、診断前には暗めの色が出るんだろうなという期待を抱いていた。深堀していくと、暗めのオーラの特性を持つ人間でありたいという潜在的な欲求があったのではないかと思っている。

暗めのオーラの特性とは、つまり、落ち着きだったり、感受性が強いだったり……。並べてみると、なんとなくこう、芸術肌で一風変わったクリエイティブな感性を持っている人間像が浮かんでくるではないか…!(少なくとも私の中では。)そして私がなりたい像、憧れる像とは、まさしくそんな人間なのだ。

しかし、私はオーラ診断上では、憧れの像とは違った特性を持っているらしい。黄色オーラ……正直陰キャタイプの私には絶対出ない色だろうと思っていた。だが、それはそれで納得。それよりも、客観的な特性と主観的な特性のギャップを知れたことが大きいと思う。

オーラはその時々の状態や体調によっても変わることがあるらしいので、時間をおいてまた診断してみたい。(いつか、自分が思い描くオーラをそのまま発せたらかっこいいなぁ……!なんて。)


②オーラ診断に惹かれるのは頑張っている証拠?

そして、こちら。そもそもなぜオーラ診断に惹かれたのかを考えてみたのだ。

「オーラ」と言えば、スピリチュアルなもの。スピリチュアルなものにハマりやすい人の特徴というと、精神的に疲れている・何かにすがりたい・マイナス思考などが挙げられるらしい。確かに確かに……。

「オーラ」はスピリチュアルな印象がある一方、「オーラがある人」と言われれば、内面から魅力があふれ出ていたり、一瞬で周りの人を虜にできたり、そんな人物をイメージするのではないだろうか?スピリチュアルとは一旦切り離される、そんな気がする。

そして、私が確かめたかったのは、自分はその「オーラがある人」なのか。人からはどんなオーラがあるように見えるのか。

それは、今頑張って取り組んでいることが、きちんとオーラとして現れるまでになっているかの証明であるように思えたのだ。

もし「あなたのオーラは何色?」の問いに惹かれるのであれば、きっとそれはあなたが今何かに向かって熱中しているということなのではないだろうか。









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