徒然200331

人生、どうしようもないことっていくつかあるけど、わたしはそのうちの2つが、容姿と、生まれた家庭環境だと思う。
わたしはものすごく恵まれてると日々感じるし、控えめに言っても、努力で得た以外のものをたくさん持っている。だけど、「持っているもの」をつかうとき、わたしは絶対絶対「持っていない人」のことを考えてしまう。それは悪いことじゃないけど、手放しで喜べないぶん、自分の幸せには遠いよね。素直に、わーいうれしい!って一目散に宝物に駆け寄っていける人、うらやましいと思うことが正直たくさんある。持ってない人のこと、それから自分の理屈、正義、色んなものが邪魔してわたしはなかなか宝物にたどり着けない。だけど同時に、わたしはそうして1回遠回りして考えることをやめたくないというか、やめちゃいけないとどこかで思っている。それをやめたら、知らないうちに誰かが傷ついちゃうような気がする。
人間という生き物が形成する社会というものは、そうやって、得手不得手、出来不出来、差があってまわっていることはわかってるし、みんながそういう考えかたをするべきだとは毛頭思わないけど、少なくとも努力ではどうにもならないもの、恵まれた自分が持っているものについて、そうでない人にいっぺんでも思いを馳せることを、やめたらいけないんじゃないかなと思う

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