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土踏まずってあればいいの?

世界中のママに伝えたい! 心身のアウェアネスナビゲーターこつばんママです。

「ママのためのからだ塾」で出てきた質問の回答フォローを記事にしておりいます。
昨日は「室内は裸足が良い?」

今日は、土踏まずのことです。

セミナー内で「ハイアーチ」について触れたのですが、「土踏まずがあれば良いと思っていました」というお話が出たので、フォローアップです。

そもそも「ハイアーチ」は、足部の症状のことをいう、専門用語です。
ハイヒールを履きすぎなどが原因の一つとして挙げられています。
こちらの井口先生の記事、わかりやすいです。
ハイアーチだけでなく、扁平足、開帳足も一緒に紹介してくれています。

要は、土踏まずの形状が、アンバランスだと「症状に名前がつく」というもの。

幼児(2歳)〜成人(90代まで)の足裏測定と、幼児と高校生においては、3年間の経年観察を行ってきています。

その中で、幼児でもハイアーチになってしまうお子さんがいるんですよ、という話です。

そのハイアーチも遺伝性なのか、お子さん3兄弟が全員ハイアーチの場合も有ります。

ここで言っているハイアーチとは、こんな足裏になっています。

幼児からの測定でわかってきたことが有ります。

◆1: 股関節のクッション性が低下していて、筋肉質なお子さんがハイアーチになりやすい。連動して、呼吸機能が低下しやすい。
(頑張り屋さんで、緊張しやすい傾向もある。)

◆2: 遺伝的に筋肉質なお子さんは、ハイアーチになりやすい傾向がある。

◆:3 靴があっていない・足幅が細めのお子さんで、運動好きだと脱げやすいことで足裏に無駄な力が入ってハイアーチになる、もしくは、小さめの靴でも足裏を丸めることが普通だという認識で、ハイアーチになっている。

大きくはこの3つのパターンに分けられています。
大人の場合ですと、ハイヒールを履いていることで、ハイアーチになるという女性が多いようですが、このハイアーチも、股関節のクッション性を向上させていくと、改善できます。

幼児のハイアーチも、成長過程で一時的にそうなっているケースもありますし、経過を見てみないとわからないことも有ります。

一概にハイアーチだから注意して、とも言い切れませんが、「靴」は意識的にチェックしてもらうようお伝えしています。

足幅が細めのお子さんは、ちょっと注意して靴を選ばないと、ふくらはぎや太ももがパンパンに張ってしまいます。

股関節のクッション性を高めるには、まず、「股関節のクッションがある状態」を体験してもらう必要もあります。

年齢によってアプローチは違いますが、まず必ずやってもらうのは、股関節のマッサージです。

この2つを行う中で、改善してくる場合もありますので、経過を見てから次に行うレッスンなどお伝えしています。

また、砂浜を歩く、でこぼこ道を歩くなどの遊びもクッション性を高めるのに有効です。

このような室内遊具も効果的です。

こちらの動画でも解説をしていますが、沈む床の反力を股関節で吸収できるようになってくることを目指しています。

原因がどこにあるのか?という所が明確になれば、ケアも明確になります。

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