見出し画像

答えは自分の中にある

何かやだなあと思うことが、何度も起こる時。
それも、似たようなことが何度も起こる時。
「何でかなぁ〜」と愚痴りたくなるそんな時。

例えばこんな風に、違う視点に立ってみるのはどうだろう。

↓コチラの、実践編。


旦那のご飯の食べ方が気になる

うちの旦那さんは血圧が高い。
もう薬も飲んでいるので、今は安定しているのだけど、薬はずっと飲まなければならない。

加えて最近、血糖値だったか、A1cだったかが高い。糖尿病一歩手前。お医者さんには、もう少し上がったらお薬開始だよ、と言われているそう。

極度に毎日コーラ飲む、とかではないし、特別身体が大きいとかではないけれど、甘いものはまあまあ好き。多分、家族性の要因もある。

糖尿病は怖い。
傷の治りがほんと遅くなるし、いろんな病気に関わってくる。
ご飯の制限も出てきてしまう。

だから絶対なってほしくないのだ。

なのに。
なのに!

こちらの気持ちとは裏腹に、食後の甘いものはやめられないし、大量塩昆布のせなどの塩分過多。
「ご飯控えればいいって言われた」というけれど、ご飯の代わりにお菓子食べちゃ、余計に悪いからー!!!

ふう😮‍💨

本人の体のことだから、本人の責任だけれども。
目の前で明らかに体に悪いことをされると、とっても恐ろしくなるのだ。

育ってきた環境が違うから、なんて自分を納得させようにも、気になってしまって仕方ない。


健康オタク気味の妻

対して、わたしは健康モノ大好きである。
自然派、無農薬、野菜大好き、塩とオイルがあればいい、生まれも育ちも薄味派。
少し前に16時間ファスティングに参加して、栄養バランスとか血糖値スパイクとか色々学んで、血糖値の怖さだとか、グルテンやカフェインについて学んだりした。

体に不調があるわけではないんだけど、そういった健康情報に萌えるタイプだ。

最近じゃ、大好きなパンを突然食べるとかしなくなったし、グルテン避けるし、乳製品避けるし、血糖値を爆上げる食べ方やお菓子は控えている。

そんなわけで、旦那さんが目の前で毎日食後にアルフォート食べるのが気になって仕方ないのである。


説得するか、黙認するか

こんな時ついつい、
「何でそんなことするんだ」
「なんで分かってくれないんだ」と、考えてしまう。

育ってきた環境?好み?意志が弱い?分かってない?
自分の中で考えられる原因がぐるぐる回る。
一つずつ要因を潰していくしかないだろうか?と考える。
けれど大抵、こんな時、どんなに説明しても、相手は行動を変えない。

よく言われているように、「他人は変えられない」のだ。
そして、説得しようと試みてケンカするか、黙認してストレスを溜めるのがオチである。


「なんで?」ではなく、「何のために?」

さてそこで、新しい視点を得るために、頭の中の質問を変えてみる。
「何でそんなことするんだ?」と頭の中で問いかけるより、「何のためにこれが起こっているんだと思う?」と自分に問いかけてみる。
(冒頭のnote記事参照)

これもよく言われていることだけど、何度も同じようなことが起こるなら、それは自分に何か教えてくれようとしている。

もっと自由に、もっと幸せに生きるためのヒントが隠れている。

これは例え話である。
もしも、もしもだ。
今よりもっと自由で楽しくて幸せに生きてる未来の自分が、ヒントとしてこの目の前の現実を起こしているのだとしたら、「何のためにこれが起こっているんだと思う?」

すぐに答えが出ないことは普通なので、気にしなくて大丈夫。
自分に質問するだけ質問しておこう。


ある時答えが湧いてくる

朝の通勤時、駅までの道をぼんやり歩いていた時のことだ。
ふと頭をよぎった。

何のために、旦那さんはあんな体に悪い食べ方をしているのだろう?
未来の自分から見たとしたら、何に気づいてほしくてこの出来事を起こしているのだろう?

“ もっと自由に食べていいよ "

そんな言葉が頭をよぎって、ハッとした。
そうか、わたし、本当はパンもお菓子も食べたかったんだ。

健康情報にがんじがらめになった自分への、未来の自分からのメッセージ。

つまり、つまりだ。

結局、毎日食後にアルフォート食べてる旦那さんが羨ましかったのである!!!

楽しむために生きている

色々意見はあるだろうが、わたしは人生を楽しむために生きている。色んな経験を味わいたい。

パンは美味しい。大好きだ!
いくら米粉のパンが美味しくても、小麦にしかない美味しさがそこにはある。

アルフォートも美味しい。
全粒粉のビスケットとチョコのバランス最高だ!

健康も、体の中からの美容も大事だけど、それに囚われて我慢が続けばストレスが溜まる。
ほんの数百円の楽しみを、全部封印して終わってしまう人生なんて、わたしは好みではない。

もちろん、糖質過多や、食べ過ぎたら体に悪いのは当然だし、あれもこれも体に悪いものはある。
ただ、そのバランスは情報を得た上で自分で決めたほうがいい。
身体だって、使ってなんぼの人生だ。
綺麗なままで、と、仕舞い込んでどうする。

私の場合はもう少し、今より自由にやりたいと、本音では感じているようだ。

答えは自分の中にある

自分に問いかける、その言葉を変えるだけで、原因を探そうとする視点から、未来を見る視点に変わった。
たったそれだけで、脳が探し出す情報が本当に変わってくる。
これは本当に面白い。

自分にとっての正解は、検索しても出てこない。
自分の中にあるのだ。

人生の謎解きに、何かヒントになれば幸いです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?