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心の壁を壊したい

最近、「ブラシしてくれ」を覚えたまる。
すりすりして甘えた後、後ろを向いてどすんと座る。

ブラシして、お尻の辺りをもふもふもふもふ。
頭のてっぺんも好きで、目を細めてご満悦。


もふられモード

かと思えば、手を近づけただけで、顔を逸らせて「触んないで」なときもある。
猫は本当に気まぐれ、気まぐれ。

チュールをもらった後の塩対応もヒドイ。
あんなに目を輝かせて寄ってきたのに、食べてしまえば「もう用無し」とばかりにふいとそっぽ向いて向こうに行ってしまう笑


だいぶ仲良くはなってきたものの、まるとの間には何となく壁がある。
お互い敵意もないし、安全だし、仲良くやってるけれど、まだ "一緒に住んでいるだけのノラネコ" という感じ。

猫だし、そんなもんかもしれない。
猫は人じゃなくて家に着くっていうし。

そう納得するも、正直な心は一抹の寂しさがあって。

本音を言うなら、座ってたら隣り来てくれたり、膝の上で寝てくれたり、もっともっとベローンと伸びてくれたらいいのにな、なんて思ってしまうのです。

猫初心者の甘い夢…🐈


最近は一緒にテーブルの席につくようになりまして

職場の猫パイセンに相談してみると、

「うちは抱っこ大好きだよ。苦手だった子も最近はずりずり」
 
いいなぁあぁあーーーーー!

もともとノラネコだったのに、どうしてそこまでなったんですか?

「初めは嫌がったんだけど、なんかこうなでながら気持ち良くなったところでひょいっと」

騙し騙し、慣らしていったら今ではデレデレの甘々な猫ちゃんたちになったとのこと。

なるほど〜!勉強になります。


まるさん、そこは私の席なんですけど

もちろん猫だから、
無理やりどうにかしようとか、嫌がってるのに構いすぎるのはダメだけれど、

だからといって、このままだと、このままの距離感なわけで。

もっと仲良くなりたいと思うなら、失敗を恐れずにアプローチが必要ってことなんだなぁと、心持ちを新たにしました。

人間関係だってそう。
もう少し仲良くなりたいなら、一歩踏み込んでみる努力が必要。

中によって性格もあるし、全然違うのだと思うし、やってみてもダメかもしれないけれど、やってみないと始まらない。

トライアンドエラーと、興味を持って観察すること。面白がること。そういうの大切だなと改めて気付かされました。

一緒にお昼寝できる未来を、捨てるには早すぎる。


いつだって冒険心は必要。

新人猫生活は、今日も学びがいっぱいです。


危険はありませんでした!

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