いつ始めても遅くはない
自分は漫画好きでして、朝の日課でジャンプの漫画アプリを楽しませてもらっている。
大事なことは大体ジャンプから学んだ、というタイプ。
さて、最近そこで連載が始まった漫画があるのだけれど、その作者さんは、なんと還暦を越えているそうだ!
漫画家歴があって、とかではない。
還暦越えの新人漫画家として、ジャンプ+デビューしたのである。
いつから始めたって遅すぎない
やっぱり人生の大事なことはジャンプが教えてくれるなあ、なんて思う。
本当に、これはいつだって始められることの証明だ。
今は時代が違う。
沢山のSNSがあり、無名の人たちが表現する場所がたくさんある。
ネットやYouTubeではいろんな解説やHowtoを見ることができる。
そして、同じように何かやってみた人たちの姿を見て勇気をもらえる。
やってみたいこと、行ってみたい場所、昔憧れた習い事に、着てみたかった服。
いつ手を出したって遅くはない。
「年甲斐もない」から良い
面白いもので、今から始めたって遅い、もう適齢ではない、と思ってる事が、歳を重ねるほど売りになるってくる。
早熟な子供は「天才」などと言われるが、それは期限付きだ。
けれど、60歳過ぎて漫画家デビュー、とか、おばあちゃんのTikTok、なんかは、歳を取れば取るほど面白い組み合わせになってくる。
それを使う大多数の年代と、全然違う発想や考え方が生まれてくるので、新鮮だし、面白いものが生まれる。
だから、「年甲斐もない」ほど良いのだ。
実際、この「昔は良かった」という漫画は、昭和な絵柄に、不思議なギャグに不思議なテンポ。台詞回しも独特だ。
けれどそれが、なんだかクセになる。
最近の漫画のどれとも違うオリジナリティ。
作者さんの年齢抜きにしても、なんか読んでしまう魅力を持っているのだ。
大成しなくても、ハイレベルじゃなくっても
この漫画家の方は、ジャンプ+にて連載を勝ち取るという成果を上げたけれど、何も大成しなくたって良いのだと思う。
大成しないならやりたくないのであれば、それは本当にそれがやりたいのか、承認欲求の現れなのか、一旦考える必要がある。
『60歳過ぎて、新人漫画家としてデビューした』という話を聞くだけで、わたしは勇気がもらえるし、なんだかとってもワクワクする。
年甲斐もなく、やりたいことをやっている姿は、きっとそれを見た誰かの力になる。勇気になる。誰かが頑張ってる、そんな話を聞くだけで、心に小さな火が灯る。
それってとても素敵なことではないだろうか。
そうは言っても
もしここまで読んでくれたあなたが、何だか心が苦しくなったり、焦ってしまうような気持ちになるなら、ここまで読んだことは全部忘れて欲しい。
あなたはきっと今、目の前のことを大切にすることが何より一番なのだろう。
そういう時期は必ずあるし、大切にする価値があることだと思う。
そんなあなたをわたしは素晴らしいと思う。
誰かの体験を勇気に変えて
毎日noteを書こう、まずは100記事書こう、と目標を立てて始めたものの、最近めっきり筆が止まってしまっていた。
言い訳だけど忙しかった。忙しいから仕方ない、と放棄しかけていた。
ネタを見つける暇がない、考える余裕がない……そんなことがふと頭をよぎったりしていた。
けれど、何かないかなぁ、昨日わたしは何を考えていたかなぁと、何となく探っていたら、この漫画家さんの話が目に留まった。
わたしはすごく勇気をもらえて、心が震えた。
この震えを伝えたい!そんな気持ちになった。
ペースが落ちても良いじゃないか。
そんなに出来が良くなくても良いじゃないか。
やりたいことをやっていこう。
やりたいことを続けていこう。
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