ミイラ取りがミイラになる
隋の時代の中国に鵬という男がいた。鵬は人間のミイラが薬の原料として高い値が付くことを知り、ミイラを探すことにした。ミイラとは包帯を巻いた死体のことであり、死の直前に特殊な魔術を施すことで死後に復活することができた。しかし中国にはミイラは少なかったので、鵬はすぐに近辺のミイラを採り尽くした。そこで鵬は天竺に渡ってミイラを探し求めたが、そこでもミイラは少なかった。鵬は中東に渡ってミイラを探し求めたが、そこでもミイラは少なかった。そこで鵬はエジプトに渡ってミイラを探し求めると、そ