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3.口の中をきれいにする

アーユルヴェーダの朝のルーティンと聞いて、何人かの人は「白湯」のイメージがあるかもしれません。

最近ではアーユルヴェーダに限らず、朝の白湯が健康にいいとテレビ番組などでも取り上げられるようになりました。

とてもいい傾向だと思うのですが、その前にひとつ大切なルーティンがあります。

それは「口の中をきれいにする」ということです。

厳密なアーユルヴェーダのディナチャリヤ(理想的な生活の方法)では、タングスクレーパーを使いますが、道具を揃えるのも面倒です。

なによりインドの多くのタングスクレーパーは金属製でわたしは金属アレルギー。

歯ブラシで舌を磨くと舌苔を舌に押し込んでしまってかえってよくないそうです。

詳しくは白湯のところでお話をしますが、せっかく体にいい白湯を飲んでも、入口である口の中が汚れていると、その汚れを体に入れることになってしまいます。

そこで白湯の前に「口の中をきれいにする」というルーティンを作りました。

やり方は簡単。

何度か強めにぶくぶくうがいをして、歯磨き粉をつけずに歯磨きし、よくすすぎます。

歯磨きペーストをつけてしまうと、そのあとの白湯の味が変わってしまうのでご注意を!

さあ消化管の入口、つまり箱に刺さったストローの先っぽがきれいになったところで、次章ではいよいよ白湯を飲むルーティンについてお話します。

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