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幸せ?→「うん!」・悩みは→「ない」

長岡市「ひらく」にて、和紙と糸でつながる3人展【ツナガル】開催しました。

昨年、第1回目のツナガルは数式ファッションの初の展示販売でした。
6畳のスペースに什器を入れるといっぱいいっぱいなスペース。
そこに、入れ代わり立ち代わり、
私たち親子を昔から知る人、
また、新たに私たち親子とつながった人たちが
本当に大勢来場してくれました。

3人も入ると「いっぱい」な空間。

廊下で待ってくれる方、
1階カフェで時間を合わせてくれる方、
大切な時間をそうまでして見に来てくれ、会いに来てくれ、お買い物までしてくれ、
再会の喜びと、初めましての喜びと、
懐かし話がしきれないほどの楽しさとありました。

2回目の今年は、
大きな部屋を使わせてもらい、ゆとりの空間。
お客様はぐっと人数減って、
ゆとりの時間。

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1階カフェご利用の若者カップルやお友達同士、
数式ファッションのリピーターさん、
「やっと会えました!欲しかったんです!」と
嬉しい言葉を伝えてくれた
はじめましての方々。

今年はゆっくりお話しすることもできました。


初日。
私と入れ替わってお昼ご飯の席に着いた日向に、
デザイナーの小川さんが

「日向君って、悩みはあ(るの?)・・・・」

小川さんが(るの?)を言葉にすることなく、

瞬時即答

「ない!」と答えた日向。

それもそうだ。
常に今を生きている。
今今を生きているだけ。

悩みという概念すらないのかも。

過去には、
身に起きていることが苦しくあったり、
辛かったりしたことが多々あったけれど、
今はそんなこともなく、
好きな時に好きなことを好きなように生きている。

それでも、
将来を不安に思ったり、
こんな自分でいいのか…?と
わたしならよぎってしまいそうだけれど、
そんなことはない日向。

それは、幼い子どもの「今」と一緒なのかもしれない。

親は、勝手に先回りして、
先を見通せるから、
こうやったらこうなるかもしれないって、
いろんな可能性がある中でも、
マイナスの可能性も想像してしまい、
(むしろ、マイナスの可能性のほうを想像しやすいから)
ついつい、子どもを思って、
ついつい、子どものために、
まだ起きていない心配事、不安事を回避するような
アドバイスや手助けや声掛けをしていることにも気が付かないくらい、
自然に何か言葉を発したり、体が動いたりすることがあったね。

私もさんざんやってきました(笑)

でも、子どもは「今この瞬間」を精一杯生きている。
ただそれだけ。

それがどんなにか素晴らしく、わくわくで、幸せなことなのか。

悩みは「ない」と即答した日向。

その数日前。

日向のこれまでの話で必ず私が伝えている
「今の幸せだけを大切にしようと思った」という言葉。

ふと、
(そういえば、日向は幸せって思っているのかな?)

夕食を作りながら、
たまたまそばに来た日向に
さらっと聞いてみました。

「ひゅうさんは、今、幸せ?」

「うん!」

とても普通に、これまた間髪入れず、
はっきりとした返答。

日向への問いかけでは、
「・・・・・」と、
言葉が返ってこないこと多数。

愚問には
冷たい視線の沈黙。

不快なことには
「え”え”え”-----」のブーイング音。

そんなことが多い中、
悩みは?「ない」
幸せ?「うん」

超スローマイペースが
キャッチコピーの日向とは
別人のような
クイズ番組並みの
超高速明瞭回答の気持ちよさ。

日向が今を幸せと感じる生き方を大切にしてきて、
本当にそうなっている今。

欲も評価も比較も義理も体裁も期待に応えようもなく、
ただただ今を幸せに生きている。

沢山の学びをもらい続けています。





サポートいただけたら嬉しいです。今は自立が難しい長男のアート作品を使ったグッズ制作販売やそのためのスキル取得など、彼と共に生きる術に活用します。