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正常眼圧緑内障(眼科通院メモ)

11/6(月)に眼科へ通院してきた。予約制ではなく、点眼薬が無くなる前にほどよいタイミングで通院している。持病でお世話になってもう20年ほど経つ。誠実で丁寧に診察をして下さる先生は、ぼくの病気を早期発見してくださった恩人だ。

ぼくの病名は『正常眼圧緑内障』だ。眼圧(眼のかたさ)は正常範囲でありながら、目の奥にある視神経が障害されて視野が狭くなっていく病気。視神経が障害される原因は諸説あり、はっきりとわかってはいない。
基本となる治療は点眼薬で眼圧を下げて、視神経へのダメージを減らすこと。失われた視神経は現在の医療では元に戻せない。なので、早期発見・早期治療が大事。なおかつ、点眼薬をし続ける自己管理も重要になってくる。

今回は眼圧のチェック機械にあごをのせて、目に風が当てられる検査だ。いまだに苦手で力んでしまう。角膜厚の補正ありで、右13、左14。4月にグラナテックをグラアルファという点眼薬に変えて、そこからは少し下がって安定はしている。ただ、目標としてはもう少し下がってほしいというところ。

使っている点眼薬はこちら。もはや全部乗せ装備。

・アゾルガ配合懸濁性点眼液(1日2回)
β遮断薬・炭酸脱水酵素阻害薬配合剤。
眼圧を上昇させる房水の産生を抑えることで眼圧低下作用をあらわし、緑内障などの悪化を防ぐ薬。

・ラタノプロスト点眼液0.005%「ニットー」(1日1回)
プロスタグランジン関連薬。副作用でまつ毛が伸びたり、こぼれた点眼液を拭きとらないと色素沈着が起きる。
眼圧を上げる房水の排泄を促進し、眼圧を下げて緑内障の悪化を防ぐ薬。

・グラアルファ配合点眼液(1日2回)
Rhoキナーゼ阻害薬とα2作動薬の配合剤。
眼圧を上げる要因となる房水の排出を促進させたり、房水の産生を抑えることで眼圧を下げる薬。

あと、抜けたまつ毛がまぶたの中に入っていて、それをピンセットで取ってもらった(ちょっと怖い)。なんと、右に4本、左に1本もまつ毛が入っていたという。どこにいたんだよ、君たち…。

次回は年明けに中心視野検査を予定。このまま見える状態で生きていけたらいいな。強度近視の方はなりやすいと言われているので、一度調べてもらうことをお勧めします。ぼくはコンタクトレンズを作りに行った時に、先生が機転を利かせて発見して下さいました。両目で見ていると視野の欠けに気づかないまま進行してしまう恐れもあるので要注意です。

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