「ことり」の居場所 Vol.2 -きっかけ-

「ことり」は以前、『過食嘔吐の相談』等のセミナーで失敗しています。8万もするセミナーという名の電話相談を受け、なんの解決もなく、倍以上するカウンセリングを勧められました。さすがに周りから反対されやめましたが…。
   ココロが弱い時の決断は危険だと思いました。

  あなたは自己啓発のために研修等に参加されていますか？看護師の仕事をしていると学会や研修は多いですよね。

①  心電図セミナー

  「ことり」ははじめに書いたように、セミナーという物に失敗しているので慎重派です。看護協会や大手の研修会社が主催する研修にしか行きません。
  以前、note に綴ったように、自己肯定感の低い「ことり」は資格を取る事で自信を持ちたかったのです。呼吸療法認定士の受験前に受けた研修のおかげで資格も取れました。
  今度は心電図検定を受けようと思い、申し込みをしました。しかし、思うように勉強が進まず問題集をやっても成果が出ないのです。『これはまずい』と思いました。そこで、呼吸療法認定士の受験前に受けた研修を主催した会社の『心電図セミナー』に申し込みました。なんで、医療系のセミナーって高いんですかね？
  セミナーは検定のちょうど1週間前でした。

②  心電図新世界コミュニティ 谷口総志

  『やばい、失敗した』会場に着いた「ことり」は正直思いました。『過食嘔吐のセミナーの失敗』が頭をよぎりました。時間ギリギリに席に着くと、周りの人たちはLINE登録しています。何が起こっているのか状況が分からないまま、セミナーが始まりました。
  セミナーのタイトルは『心電図が読める感動を体験できるセミナー』でした。沢山の本を買ったし、心電図の有名なセミナーに何度も行きました。しかし、読めるようになりませんでした。『心電図に対するイメージは？』から始まったセミナーに少し安心したのも束の間、数枚後のスライドは『谷口総志の人生のゴール（死ぬ前に笑う）』でした。『この人、大丈夫かなぁ』。決して悪口ではなく、変わった人という印象でした。
  手元の資料は問題集みたいで、講師の話を聞きながら解いていきます。見方が分かればスラスラ『心電図が読める』んです。すごく不思議な体験でした。
  でも、まだ安心出来ません。いつもセミナーが終わったら『何だか分かった感じ』になるのです。しかし、実際、臨床に戻ると『心電図が読めない』経験をしているからです。
  不思議なことに、翌日、病棟で心電図を見ると『心電図が読める』ではないですか！しかも、セミナー終了後にアンケートに答えると、セミナーで使用したスライドと問題集のPDF、実際のセミナー動画まで貰えました。しかも、翌日から、心電図に関する音声が毎朝、１ヶ月間送られて来ました。『覚えるには、反復学習が有効なのも分かっての戦略？』という感じです。こんなに大盤振る舞いで採算取れるの？
  怪しすぎませんか？

  あなたは『谷口総志』って知っていますか？心電図のセミナー界では有名な人だったみたいですが、「ことり」はセミナーに参加するまで、全く知りませんでした。（本人に伝えると軽くショックを受けていました。）

  だから、「ことり」はこの『谷口総志』という人に興味を持ちました。そして、心電図と心臓超音波検査が繋がる3時間セミナー心電図に申し込みました。
（もちろん、まだ、変わった人という印象を持ったままです。）

  心臓超音波検査なんて、普段の臨床では『所見レポート』を何となくみる程度でした。心電図と関連づけて考えることもあまりありません。
  しかし、セミナーが終わると分かるようになるのです。不思議です。

  これはなんとしても話をしてみたい。そう思いました。幸いなことに、セミナーの後、懇親会がありました。そこで「ことり」は『谷口総志』という人と初めて話をしました。

  話をしてみると『以外と普通の人』だったのです。（これは良い意味でです。）

  ただ、他の人と違うのは、「ことり」と同じように『心電図が読めない』という経験から、『心電図を読める人を増やしたい』という純粋な思いとそれを実現させる発想力、行動力を持った人でした。

興味がある人はリンクを貼って置おくのでみて下さい。  

公式ブログ 
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  この『谷口総志』という人を知ったことが、「ことり」の居場所を見つけるきっかけになりました。

  「ことり」が前を向くきっかけになった人です。
 『「ことり」が経験した病気や勉強したこと、身についた考え方をあなたに伝えたい』という気持ちを持つきっかけをくれた人です。

  あなたに影響を与えた人は誰ですか？もう既に出会っているかもしれません。もしくは、これから出会うのでしょうか？
  その出会いが素敵なものでありますように。