寂しさは強さ…
強風吹き荒れていた昼間。
夕方になり、ぴたっと風が止み、静かな夕暮れに。
透明感のある夕空が広がりました。
相変わらず、入院している夫とは普通には会えないまま。
月1程度の窓越し面会。
常に病状が安定しているわけではなく、何か起こるたびに胸はざわざわ。
寝つきが悪くなったり、眠りが浅い日が続いたり…。
人間だもの、達観はできないよね…。
と、自分で自分をなぐさめる。
月を眺め、心呼吸。
今日読んだ、銀色さんの詩には救われたなぁ。
「寂しいあなたへ」
寂しいと言うあなたへ手紙を書かなくてはと思ったの
寂しいなんて今まで
言ったことのないあなただから
寂しいなんて言わないでよ
それは違うわ
寂しさじゃない
強さよ
『詩集 私を支えるもの』銀色夏生 より