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30. ONE OK ROCK - Renegades(悪しきシステムへの反逆と応援歌)

ONE OK ROCKがついに新曲を出しましたね!嬉しすぎます!!1週間の疲れも飛びました!!!もしかして、私が書いたNoteのエッセイ「14. ONE OK ROCK- じぶんROCK(努力と苦労とその重さ)」で、ONE OK ROCKの新曲を私が待ち望んでいることを知って、ONE OK ROCKは新曲を早めに出してくれたのかも!という妄想をしています(笑)

ONE OK ROCKの「Renegades」のミュージックビデオはこちら↓


新曲"Renegades"は、ONE OK ROCKの声も演奏もメロディも凄く美しいのですが、歌詞も素晴らしいので少し抜粋しますね。
"I’m not afraid To tear it down and build it up again It’s not our fate
We could be the renegades I’m here for you Are you here for me too? Let’s start again We could be the renegades" 

上記のサビの部分は、公式ミュージックビデオで以下のように和訳されています。「僕は恐れない 破壊も再生も その運命をも拒む 僕らは反逆者だ 僕は君のためにいる 君は僕のためにいるのかい? ならやり直そう 僕らは反逆者だ」

この曲は、既存の壊れたシステムに対抗する人々の為の応援歌ではないかと思います。この曲のミュージックビデオでは、様々な人々がプラカードを持ってデモ行進する様子が描かれていますが、そのプラカードの文字をよく見ると、近年の社会問題に対するデモで使われた単語が見えてきます。

"I CANT BREATH" は、ジョージ・フロイドのアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが、白人の警官に圧迫死させられる直前に繰り返し訴えていた言葉で、ブラック・ライヴズ・マター運動のスローガンです。"CLIMATE CHANGE"は、スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが、世界中の人々に呼びかけている気候変動対策のスローガンです。また、この曲のミュージックビデオには、「ドレスを着た男性」と、「女性同士のカップル」と思われる人物も登場し、LGBTQ への理解も訴えているようです。

また、この曲を聴いて私が思い出したのは、クーデター下のミャンマー市民のデモです。今年2月1日にミャンマーの国軍はクーデターを起こし、政府要人や国会議員などを次々と拘束しました。これに対して、ストライキやデモといった平和的手段で市民が異を唱えると、国軍は武装警察を大量に動員して市民の行動を弾圧し始めました。そんな酷い状況の中でも、抵抗運動を続けている市民の方がまだたくさんいます。詳しくは、以下のクラウドファンディングのページをチェックして下さい。



世界中の様々な場所で、人々を苦しめる壊れたシステムや慣習をなんとかしようとしている人々がいます。きっとONE OK ROCKやこのミュージックビデオを作られた方も、そのうちの1人だと思います。私もそのうちの1人になれたらと思います。


P.S. コロナ禍で様々なアーティストが苦境に陥っていますので、ファンの方はできる範囲内で月額音楽サービスで曲を聴いたり、曲自体を買ったり、グッズを買ったりしてぜひぜひアーティストの活動をサポートしましょう☆

※Apple Musicは楽曲が配信されるたびに0.01ドル(約1円)をアーティストに支払うことにしたそうですので、私はApple Musicにて曲を聴くことにしました♪


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