立春によせて
本日は立春ということで、また新しい暦が始まった。
先ほどニュースで、明日関東では春一番が吹くかもしれないと言っていた。
春一番は、立春から春分までの期間で、その年一番最初に吹く南寄りの強い風だ。
もし明日吹くなら、暦が春になった途端に吹くことになる。
そしてまだまだ寒い日は続いているけれど、日没は確実に遅くなっている。
12月の上旬、こんなに寒さは感じなくとも16時30分頃には外が暗くなっていくのを見て「あぁ冬になっていくな」と感じていた。
それが今は、17時近くなってもまだうっすら明るい。
遠くに見える山肌には、薄く太陽の光が当たっている。
凍てつくような寒さはまだもう少し続くけれど、氷を解かすような風が吹き始めるのももうすぐなのだろうか。
光と風、そして植物たち。
ここからの季節、それらの変化は足早だ。
季節を五感で感じられることのありがたみを味わって、一度きりしかない今年の2月を愛でていきたい。
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