セロトニン
目が覚めると、今朝も曇天。ベッドの上で天井を見る。はーっとため息が出る。昨夜のネガティブな思いが蘇り、体にのしかかる。起きて、なんとかセロトニンを出さねば。
セロトニンは、朝の陽の光を浴びて出てくるという。窓の外に目をやって、またため息。セロトニンを出すのにいい食べ物をググる。大豆、牛乳、バナナ… 血圧を下げるのにもいいやつだな。カリウムとかマグネシウムとか、そういいうことか?
冷蔵庫を覗き、ヨーグルトとバナナを取り出す。はちみつとMCTオイルも足しておこう。バナナヨーグルトを口に運びながらSpotifyを開く。トム・ミッシュの新譜が目に留まる。”Quarrantine Sessions" ああ、この自粛期間、彼がたくさんインストに上げてたやつかな。
穏やかだ。心地いい。心地よすぎてむしろ眠くなる。これはセロトニンというよりメラトニンが出そうだ。
コーヒーをすする。
(参考)
セロトニン: セロトニンは重要な神経伝達物質の一つ。日光を浴びたり運動したりすることで生成される。精神を安定させる効果がある。ちなみに、大豆や乳製品などに含まれるトリプトファンという物質からこのセロトニンが生成されるということだった。
メラトニン: メラトニンは、睡眠・覚醒のリズムを整え、体内時計を正常に保つなど、体の機能を調節する要素のひとつ。睡眠ホルモンなんていわれるらしい。こちらもトリプトファンから生成されるそうだ。
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