顔が優しくなった
環境が変わるってすごい。
このことを実感した出来事があります。
それは息子の高校進学。
入学してまだ間もないですが、息子の変わりっぷりがすごくて、ただただ驚いています。
中学校2年からほぼ不登校。
中学校3年からは完全不登校。
中学校生活3分の2は学校に行かなかった息子。
たまーに進路相談の面接で学校に行かないといけない日がありましたが、その時はほぼ必ず体調を崩し、嘔吐していた息子。
高校に通い始めてまだ間もないですが、同級生以外にも先輩たちとも交友関係を深めているようで、学校のことをよく話してくれます。
なんなら部活も始めようかなと言うぐらい。
今は体験入部に行っているようです。
定時制高校に進学した息子。
17時から21時まで学校に行き、そのあと22時前まで部活をして帰宅します。
部活もガッツリ厳しく、勝ちにこだわってやっている部活ではないようで、みんなで楽しくやろう!というスタンスで、息子には合っているようです。
先日、実家にご飯を食べに行ったのですが、息子と祖父母は1週間ぶりに顔を合わせました。
そのときに息子の顔つきを見て、わたしの母(息子から見た祖母)が、こそっと言ってきた言葉がありました。
変わったね。
顔つきが優しくなった。
その言葉を聞いた瞬間に、環境ってやっぱり大事なんだなと強く思いました。
定時制高校という環境。
そしてさらには今の高校の環境が、息子には合っていた。
環境って、実際現場に入らないと分からないので、ほぼ賭けでもあると思います。
高校進学も、ほぼ賭けでした。
ただ、高校見学に行ったときに、雰囲気がいい。ここにする!と言った、息子の直感。
私立高校は受験せず、定時制高校一本で受験に挑んだ息子。
直感を信じて進んだ先には、息子にとって優しい世界が広がっていました。
入学してからは、自ら学校に行く準備をし、すんなり学校に行く。
当たり前のことなのかもしれませんが、中学校時代は学校に行こうとすると嘔吐していたので、我が家にとっては当たり前ではない光景。
そして帰宅したあとは、今日こういうことやったよ、友達や先生とこういう話をしたよ!と話をしてくれる息子。
環境が変わったことで、息子にも大きな変化がありました。
それも1週間足らずで実感できる変化。
環境って本当に大事なんだな。
自分に合う環境にうまく飛び込めたことで、どんどん明るくなって、優しい雰囲気を纏うようになって。
環境を変えることの大事さ。
自分が身を置く環境で、自分自身が大きく変わる。
息子を見ていて、そのことを実感しました。
環境を変えるって勇気がいる。
実際、息子も入学前は少し不安定でした。
でも飛び込んでみる。
そこで自分に合えば、どんどん自分も成長する。
環境が変わって、その環境が自分に合っている環境だと、こんなに人は変わるんだな。
息子を見ていて、実感した出来事でした。
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