見出し画像

得意なことと好きなことの違い

先日noteに「嫌いなこととやりたくないことは別の話」を書いたのですが、ふとメモ用のnoteを見返していたときに、似たような内容をメモしていました。

今日はその内容を書いていきたいと思います。
今日も読んでくださった方がいたら、泣いて喜びます!

好きなことと得意なことの根本的な違い

この内容は以前読んだKIKOさんの本を元にメモをとっていました。


極論にはなりますが、好きなこととは、たとえお金がもらえなくてもやりたいこと。
また、長時間没頭して夢中になれるもの。

でも、その通りだと思いました。
お金がもらえなくても、ただただやりたくてやっていること。

それが自分が好きなこと。

そして「得意なこと」とは、なにか。

いつの間にか上手にできていること。
いつの間にかこなしているもの。

それが得意なこと。

わたしの中でまとめてみるとこうなりました。

無意識レベルでこなしていることが得意なこと。
意識しながらも無意識にやり続けていることが好きなこと。

こうやってよくよく考えてみると、好きなことと得意なことって微妙に違っています。

このことに気付いたのは、自己啓発本をよく読むようになってからでした。

好きなこと=得意なことではない

昔のわたしは、好きなことと得意なことの違いを理解できていませんでした。

ここでわたしの好きなことと得意なことで比較してみたいと思います。

【わたしの好きなこと】
・読書
・神社や仏閣巡り
・写真を撮る

【わたしの得意なこと】
・タイピングが早い
・PCはある程度使える
・広く浅く知識があること

今ざっと考えてみたので、チグハグな気がしますが。笑

なかでも、好きなことと得意なことの違いを実感した出来事がありました。
昔のわたしは気付かなかったのですが、今のわたしだから気付けました。

気付くのにだいぶ時間がかかりましたね。笑

本を読むことは好きだけど、探してあげることは苦手なわたし

読書は好きなことのなかでも断トツで1番好きです。

本を読む時間を常に作りたいと思っています。
本屋や図書館に行く時間も作りたい。

高校3年、進路を考えるときにわたしは就職するつもりでした。

ただ、なぜだか急に「司書」という仕事が気になり、司書の資格を取りたいと急きょ短期大学への進学を決めました。

無事に合格し、司書の資格を取るべく勉強を始めたのですが、図書館へ実習に行ったときに違和感を覚えました。

それは「レファレンス」という業務を行っているときでした。

レファレンスサービス(reference service)とは、図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務である。また需要の多い質問に対してあらかじめ、書誌・索引などの必要な資料を準備・作成する作業もこれに付随した作業であると言える。

ウィキペディアより


なんだか難しいですね。
もう少しかみ砕いて説明すると、こんな感じです。

利用者にどんな本が読みたいのか聞きながら、目的の内容が載っている本を探してあげること。

わたしなりの見解です。

利用者の方がこういう内容の本を探している、と来られた場合、司書がこういう本がありますよと提案をする。

この業務をレファレンスサービスと言います。

実習に2件ほど図書館に行ったのですが、わたしはこの「レファレンス業務」がとても苦手だったのです。

本に囲まれて仕事をするって最高じゃないか。

そう思い、司書を目指して短期大学へ進学しましたが、実際に業務をやってみることで、レファレンス業務が壊滅的に苦手なことが分かりました。

本は好き。
自分が読みたい本を探すことも好き。
でも、利用者の意向をくみ取って探してあげることは苦手。

結局、実習期間の間、レファレンス業務が嫌で嫌で仕方がなく、実習先からの評価もレファレンス業務は壊滅的でした。笑

18、19歳だったわたしは、司書の業務の中でレファレンスが苦手で、仕事としてやれるの?という疑問が沸いてしまいました。

さらに、司書は就職率がとても低く、20人いたクラスメイトの中で、司書として就職したのは2人だけでした。

結局わたしは司書として就職することはなく、一般企業に就職をしました。

その当時のわたしは、本は好きだし本を読むことも好きなのに、人の本を探してあげるのは苦手なのか、と衝撃を受けていました。

そこで止まっていたわたしの感情ですが、自己啓発本を読むようになり、好きなこととと得意なことは違うという内容を読んで、この出来事を思い出しました。

このときのわたしは「好きなこと」と「得意なこと」の違いを理解できていなかった。

そのことに気付いたのは、もう30代。
卒業してから10年以上先になってしまいました。

好きなことの理由を掘り下げてみる

好きなことと得意なことは違う。

このことをやっと理解したわたしは、KIKOさんや宮本佳実さんが著書に書いていた内容を思いだしました。


それは、好きなことの理由を掘り下げてみる、ということ。

例えばわたしの話でいくと、わたしは読書が好きです。

読書が好きと一言で言っても、ここから細かく細分化していくと、たくさん項目が出てきます。

読書が好き

→本屋に行くのが好き。
→本屋や図書館の雰囲気が好き。
→本を読むことが好き。
→本を読んでいる時間が無心になれて好き。
→本を選ぶ時間が好き。
→読みたい本を見つけたときの達成感が良い。

単純に本を読むことが好きなのか。
図書館や本屋の雰囲気が好きなのか。
本を選んでいる時間が好きなのか。
読みたい本を見つけたときの達成感が好きなのか。

細分化していくと、結構でてきます。

このなかで自分がこれだ!というものがあれば、そこが大事なポイントだそうです。

わたしは本を選ぶ時間は好きですが、どちらかといえば読みたい本を見つけたときの喜びがとても好きです。

読みたい本を見つけたときの嬉しい気持ちをそのままに、ワクワクして読書ができる。

細分化したことで、単純に読書が好きというわけではなく、読みたい本を見つけたときのワクワク感が好きだし、そのワクワクした気持ちを持ったまま読書ができる時間が好きだということが分かりました。

そして、宮本佳実さんやKIKOさんが書いていたのですが、この細分化したところに「自分の才能」が眠っていたりするそうです。

話が違う方向に行きそうなので、この話はまた書きたいと思います。


好きなことと得意なことを理解する

よく混同しやすい、好きなことと得意なこと。

得意なことって好きだと勘違いしやすかったりする。

でも、得意だけど別に好きではないということってあります。

わたしはパソコン作業は得意です。
Word、Excel、PowerPoint、Photoshop。
ある程度使えます。

でも、別に好きな作業ではないです。笑

よくよく考えてみて、こういうことか!と理解できました。

自分で書き出してみて、好きなことと得意なことを理解する。

できることなら好きなことや得意なことも細分化できると、さらに自分のことが見えてくるのではないかと思います。


終わりに

長くなりすぎました。笑

いつも長くなってしまうので、もう少し短く書きたいと思いながら、書いていると長くなってしまいます。

今日もお付き合いいただいた方がいたら、泣いて喜びます!
ありがとうございます!

今日も一日お疲れさまでした!
今日も一日頑張った!
自分を褒め称えて寝ましょう♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?